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2009年7月

2009年7月31日 (金曜日)

去りゆく夏休み

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 ぜひとも「くま(仮名)」さんのアップを、と思っても、なかなかいいお顔をくれない彼女。仕方なく寝ているところをねらいました。ピント合わせのジージー音に反応して眼を開け、ムクッと起きあがろうとする直前のショットです。いつの日か、とっても美人な彼女の魅力を写し取りたいなぁ、などと思ってはいるのですが・・・。

 久しぶりに散髪屋さんへ行きましたら、前校長の息子さんとばったり・・・とはいえ初対面なのですが、武道の世界ですばらしい実績を残している人とは思えない親しみやすさ。輝いてる人、っていうのはこういう人をいうのだろうなぁ、と思いつつご挨拶。本当に世の中狭いものです。散髪屋は星の数ほどあるのに、私のいっている(マニアックな)散髪屋さんでお会いするなんて。
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 今日で7月も終わり。何となく、夏休みが終わってしまうような悲しさに襲われました。まだまだたっぷり残っているように見えて、実はあとわずか。お盆が終わると、切なさで胸がいっぱいになるのです。これも、先生という職業を選んだ者の哀しい性でしょうか。

 子どもの頃、お盆に帰省するとき父親が来ないのはなぜかな、と毎年思っておりました。父も同業で、学校は休みなのに・・・と。今なら疑問はもちません。夏休みは普段より忙しいのです。
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 忙しいと言いながら、昨日は健康診断のあとお休みをもらって、文房具屋さん巡りをしてきました。今、ブームなんでしょうか、動物や食べ物なんかをかたどった消しゴムがいっぱいあって、東急ハンズでは特設コーナーまで設けられておりました。上の写真のパンダやハムスター、2、3個のパーツを組み合わせて出来ています。バラすとけっこうグロテスクです。

 私の田舎はとんでもない秘境で、21世紀の今でも、ちょっとえぐい台風が来れば2、3日は電話が不通になるような所です。それでも、かつてはお盆というとみんなが故郷に帰ってきて、束の間、撮っても賑やかな村になっておりましたし、盆踊りもありました。今ではお盆といえども人の姿を見かけることはほとんどなくなってしまったようです。
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 かく言う私も、田舎で待っている人がいなくなったので、ここ数年は田舎に帰っておりません。放っておくと家が植物に飲み込まれそうな山の中です。夜、屋外に出ると星が見えすぎて子どもが泣き出したこともありました。懐かしくもあり、私のルーツでもあるわけですが、次第にセピア色に変わりながら記憶の中だけのものになっていくのでしょう。同じ県内なのに、クルマで3時間もかかるのでは、行くだけで疲れてしまいます・・・・・というあたり、私も歳なのでしょうか。
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2009年7月30日 (木曜日)

可搬箱型収納什器・陸

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 うまい具合にアップでとらえることができました。このとき、撮影者は「ちち(仮名)」さんの名を呼びつつ左手にもったおもちゃを振り、右手でシャッターを切るという難易度の高い技を使っております。ところが彼女、カメラに激突せんばかりに寄ってきたり、はたまた横を向いたりでなかなか思うようには撮らせてくれないのです。
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 幅19ミリの溝が掘れるルータビット。当たり前ですが、直径が19ミリなのではなく、回転の軌跡が直径19ミリの円になるような刃物です。出っ張っている刃の部分をけがき線に合わせてルータの位置を決め、ゴリゴリと掘っていきますが、これが思いの外難しい作業でした。アメリカ人がDIYに重用する、ということで扱いが簡単なのかも、と思っておりましたが甘かったようです。
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 惨憺たる結果です。でも、上達すれば陸上競技のトラックを引き延ばしたような、きれいなオーバルの溝が掘れるのはわかりました。スタート地点とストップ地点をしっかりと決めることができれば、とりあえずはいけそうです。

 あと、回転しながら掘っていく機械ですから、どうしても進行方向がブレてしまいがちです。それを防ぐために平行ゲージがあるのですが、うまく使いこなせていないのが現状。ここは何度も練習を繰り返すしかなさそうです。
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 こちらも習作。幅6ミリ程度のビットを使い、3回に分けて掘ったものです。端の部分をノミできれいに掘れば、スクエアな溝を掘ることが出来ますが、掘る回数が3倍になり、それだけ失敗する可能性が高まるのでボツになった案です。

 話は変わりますが、何かと話題の万年筆コレクションは、4号までで廃刊(休刊と販売元は言ってます)になり、定期購読者には3号以降が送付されておりません。それならそうと早めに教えてくれればよいものを、問い合わせるまで何の連絡もなしで放置。今日は大阪の書店を廻りましたがどこも売り切れ。結局はバックナンバー注文ということになりました。

 全4巻、手元に揃いましたら追悼集会を予定しておりますが、アシェットコレクションズジャパンですか、この会社、いかにテスト販売とはいえ、もう少しうまくやれなかったものでしょうか。廃刊の連絡すらしないのなら、はじめから定期購読者なんか募集しなければよかったのです。最後は愚痴になってしまいましたが・・・・・怒るというよりなんちゅう商売するねん、と呆れております。

2009年7月29日 (水曜日)

健康診断

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 無防備に眠る「くま(仮名)」さん。と見えて、実はこれ、お目々はぱっちり開いております。目玉がどっちへ動いているのか、目が閉じているのか開いているのか、わかりにくいようになっているのは、さすが動物。これなら外で生活していても大丈夫かと思われますが、彼女は生まれてこの方ずっと室内犬なので、今さら外には出せそうにありません。Gaikan

 明日は健康診断の受診日。夏休みに入る前に「あなたはこの日ね」と割り当てられるのですが、都合があわないことも多いのです。この期間内限定で日程変更を受け付けます、っていうシステムですが、この期間を過ごしてしまうことが結構多い(私だけでしょうが・・・)。過去に何度か、これで健康診断を受けられなかったことがあります。

 自分でも笑ってしまうのが2年連続でパスしてしまったこと。健康診断の成績表が配られる時期になって、保健室の先生から「どうしたんですか?」と問い質されて発覚。その年の暮れ、嬉しいことに2週間で10キロも体重が落ちたぁ、と喜んでいたら糖尿病になっていただけでした。

 明日の検査に備えて、今日は昼頃から絶飲絶食。「人生一夜漬け」という掛け軸がぶら下がっているともいわれる私のことですから、念には念を入れて・・・というのは大嘘で、実は明日の検査はダブルヘッダー。朝から定期的に受診している糖尿病の検査、そして午後から定期健康診断、というわけです。
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 以前、普通に生活しながら絶食するとどうなるか、っていうお馬鹿な人体実験をしたことがあって、5日目ぐらいにはチョークがとてつもなく重く感じられたことを覚えています。1週間ぐらいなら結構食べずに過ごせるのだな、という貴重なデータが得られましたが、よい子は真似してはいけません。それから10年以上たって、相当カラダもガタが来ています。絶食しつつ草刈りをしたり木工に励んだりで、けっこうふらふらになってしまいましたので、三菱鉛筆BOXYのFLICKER登場です。
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 ふらふらなんだったら、PILOTの2020(ふれふれ)シャープでしょ、というところですが、振ったら細い芯が出てくる、っていうだけでは写真に撮っても面白くないので、ちょっと外してこちら、というわけです。

 このシャープペンシルを逆さに振ると、お尻の方から消しゴムがひょこっと顔を出します。で、筆記状態で振ると消しゴムが引っ込む、という仕掛けです。うまくいかないときがあるのがご愛敬で、教室でみんながこれを使っていたらシャカシャカと賑やかそうです。
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 ノックボタンになっている部分、これを引き抜くと消しゴムが出入りするメカがそっくり抜けますが、非常にちゃちな感じ。それでも、消しゴムがでているときはごしごしこすっても引っ込んだりしないのですから良くできていると言うべきでしょう。

 ちょっと前にはこういう、飛び出したり変形したりする文房具が多かったように思います。こういうのを気にする先生は結構多いようで、こんなシャープが1本あるとそれを理由に「シャーペン禁止」なんて言い出すんですね。私だったら気にならないどころか、「おぉ、なんやそれ、ちょっとおっちゃんにも貸して」なんて言っちゃうダメダメ先生なのですが・・・。
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2009年7月28日 (火曜日)

伸びる

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 お座り、お手、というのは昔から犬のしつけの基本でした。今は、あまり積極的に「お手」を教えないようです。小さな子どもに大きな犬がお手をすると、はたいているのと同じことになって危険だから、ということのようです。

 「ちち(仮名)」さんは、「おすわり」にはあまり反応しませんが、「賢い」と声をかけると伏せの姿勢をとります。写真は、ケージの近くを通りかかった飼い主に遊ぼうと手を伸ばしているところ。彼女は限界まで伸び上がっております。
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 最近、一部で異様な盛り上がりを見せているセーラーのショートタイプ。身近な国産メーカーの、それも普及品が、これ程までによい書き味だなんて・・・という意外性。夏服の胸ポケットに挿しておくのにちょうどよい長さ。筆記時にはちょうどよい長さに伸びるところ。何より、現行品にはほとんどないタイプである、ということ。手に入れる場合にも、非常にお手頃なお値段です。
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 これのペン先は23K。金の含有量が多いとそれだけ柔らかい「材質」になってしまうため、ペンとしての剛性を確保するために「硬く」する工夫がされているはずです。それでも硬さは程よいところで、紙に触れたときにコツンというほどではありません。

 このペンは某社の記念品か何かとして使われたもののようで、樹脂製の軸に会社名がプリントされています。これがまた、私の近所でよく見かける会社というところに「縁」を感じてしまいます。
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 ペン先にある数字、これが字幅を表しているそうです。1が細かったのかな・・・。某Y氏に教えてもらったのに忘れてしまいました。このあたりはご存じの方も多いでしょうし、三重の某氏あたりが教えてくださるかもしれません。


2009年7月27日 (月曜日)

ツィスト

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 ゆったり、どってりくつろぐ「くま(仮名)」さん。まるで美輪明宏さんがソファに斜め座りしているかのように見えることから、美輪さんと呼ばれる状態です。人間の場合、そういう姿勢をとっていると腰痛や肩こりの原因になりますが、犬は丸くなって眠るぐらいですからこういう折れ曲がった形でも平気、というより心地よいのでしょう。
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 国内の筆記具メーカーをあげてください、といわれると、パイロット、セーラー、プラチナがまず来て、トンボ、三菱、ぺんてる、サクラ・・・などなど、いっぱい出てくることと思いますが、比較的出てきにくいのがコクヨ。机とかロッカーとか、そういった事務機関係の業者さん、という認識が普通かと思いますが、Campusノートを出しているぐらいですから、実は結構筆記具も出しております。
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 少し凝ったパッケージに収まったボールペンとメカニカルペンシルのセット。ミストラルという商品名です。ずいぶん前に手に入れて使っておりましたが、廃番になるかもしれないといわれて慌てていくつか買い込んだもの。幸いなことに、今でも製品として継続しているようです。変なもの好きですから、ボールペンでもちょっと変なものが欲しい。そんな私にぴったりな筆記具です。
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 私は不勉強なものですから、こういうのをツィスト式というのだろう、ぐらいに思っておりました。芯を出すのにボディをグッと折り曲げる、腰を曲げるんだからツィストだろう、というわけです。

 いうまでもなく、ツィスト式というのはボディを回転させて芯を出す方式のこと。しっかり勉強しないと恥をかきますね。ちなみにこのミストラルのようなタイプはボディノック式というのでしょうか。少なくとも、メーカーはそのように書いております。
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 ほら、こんな風に折り曲げて・・・という写真を撮るのは、けっこう難しいものですね。いやがる娘をモデルに、何度も何度もトライ。結局こうして、まっすぐなペントレイの横でむりむり曲げてみせる、というやらせ写真を撮って妥協することにしました。

 

2009年7月26日 (日曜日)

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 軍手をくわえて立つ「ちち(仮名)」さん。彼女はなぜか軍手がお気に入りで、よくこのポーズをとります。このとき、当然声が出せないので静かですし、加えた軍手をつかんで綱引きをしてやると大変喜ぶのでなかなかに便利な習慣です。

 各地で大雨による被害が出ています。ル・ボナーさんへ行こうとと六甲ライナーに乗るとき、魚崎駅の下を流れる川が増水しておりました。ここではありませんが、神戸市内の同じような親水公園タイプの川で突然水かさが増して・・・という災害があったのも記憶に新しいところです。
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 神戸からの帰り、特急に乗り込んでリクライニングを倒し、さて一眠り・・・というところで、誰かがツンツンと。あれ、指定席間違えたのかな・・・と目を開けると、10年ほど前に担任した教え子が立派な大人になって立っておりました。

 ちょうど、このPILOTのミューレックスを手に入れた頃、彼は中学生、それもとびきりユニークな生徒でした。やや女性がかった柔らかな物腰、お姉言葉。そして何より、歌手だったのです。修学旅行で熊本から長崎までバスで移動する間、ずっとガイドさんの立ち位置にいてワンマンショウをやっていたというほどのエンターテナーなのです。

 彼は夏休みで九州に帰省中、平成5年8月豪雨に遭遇、大変な恐怖を味わったのですが、そのときの様子を文化祭で全校生徒に語ってくれたこともありました。ご記憶の方もあるかと思いますが、病院の裏山が崩れたり、立ち往生した列車の乗客がフェリーで救出されたりした、たいへんな災害でした。
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 当時からすごいなぁと思っていたけれど、改めてみるとやっぱりすごい、というのは彼もミューレックスも同じ。そして、成人してからの彼のCDやライブを聴いたことがないのと、このペンにインクを入れて書いたことがないのもまた同じです。

 うまい具合に名刺を持っておりましたので、彼に手渡すことが出来ました。連絡をもらったら、一度聴きに行こうかと思います。ただ問題は歌のジャンル。彼は中学生の時から演歌歌手だったのですが、今はどうなのか聞きそびれました。

 それにしても、何か悪いものを食べたのか、夏の暑さにあたったのか、むちゃくちゃしんどい・・・・・今日は外食ばかりでしたが、どこか水のあわないところがあったのでしょうか。
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2009年7月25日 (土曜日)

夏の終わり

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 毛まみれになって眠る「くま(仮名)」さん。今頃になって換毛が始まったのでこれからが抜ける盛りでしょう。毛玉のせいか、よく「くはっ」なんてやっております。彼女が夏毛に変わる頃には、もうそろそろ秋の気配が感じられるようになっていることでしょう。彼女の鼻と同様、夏は短いものです。

 今日は土曜日にしては早めに起きて小学校に併設された学童保育施設(愛称バンビホーム)の草刈りをいたしました。小学生を夕方まで預かってもらえる学童保育には大変の世話になっております。その施設の夏の大掃除ですので、草刈りぐらいなら。。。とマイ草刈り機を持って出かけました。
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 ブンブン刈っているところへ農道の王者軽トラック到着。荷台からオーレックの草刈り機が登場しました。実に凄い。草の生えている土地を見る間にゴルフ場みたいにしてしまいます。

 考えてみると、ひぃひぃいいながら草刈りしても、お盆の前後にはもう一度刈らないといけません。わかっていても、綺麗に刈り上げられた場所を見るのは気持ちの良いものです。私とローラー草刈り機の人とで大方刈り終え、ローラーの方の奥様が草を集めて小山をいくつも作ってくださって、ほとんど終わったなぁ、というのが9時過ぎ。作業開始予定は9時半でしたので、集まった父兄の皆さんが刈る場所はほとんど残っておりませんでした。

 初めて草刈り機使います、なんて言いつつ、おしめをしている子どもさんを横に従えて作業している方に教育的指導したりしながら後片付けをして、みんな集まって盛り上がってきたところで、私とローラーの人は退場です。
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 帰宅してまずお風呂。さっぱりして球場に向かいます。今日は野球部がベスト4進出をかけて試合をする日。夏の大会で負けてしまうと、3年生の夏が終わります。ここまで逆転逆転で勝ち上がってきた我がチーム、今日はどうでしょうか。

 出発前に、届いた郵便物を開封。短い夏にぴったりな、PILOTのショートタイプ、オレンジ色です。YS50というのでしょうか。セーラーの箱に入って届きました。海外の郵便事情ゆえか、訓練された諜報部員でもこれを綺麗に開けることはできないはず、っていうぐらいガチガチに固められた梱包。B5サイズほどの封筒を5分ほどかけて開けたらこんなに小さなモノが入っておりました。
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 試合の方は2度ほど雨によって中断しながらいい感じで進みましたが、残念ながら本日は逆転ならず惜敗。午後1時頃に始まった試合が終わったのは午後4時近く。最後の試合が終わると、監督から3年生一人一人にお言葉があって、そのあと新チームのキャプテン発表、となるミーティングがあり、とっても感動的で泣けるのですが、予定があるのでそそくさと球場をあとにします。
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 突発的に名古屋で開かれた宴会に参加。栄のど真ん中とはいえ、名古屋人でないつきみそうはまずたどり着けないだろう、と思われた会場に1番に到着。皆さんの到着を待ちます。

 程なく本隊が到着、ごくごく普通の呑み会が始まりましたが、普通だったのは最初の「かんぱぁ~い」まで。そのあとの話題はディープすぎて、私はとてもついて行けませんでした(大嘘)。

 良識あるオトナは宴席で萬年筆の見せっこをしたりしないものです・・・・・が、さかんにやってました。挙げ句の果てには調整をやり始める人まで出て、これまた書き味に一同感嘆。調整していた方や幹事役のどーむさんなどから提供されたブツをめぐる激しいじゃんけんバトルなどもあって、運の強い人って本当にいるのだなぁ・・・などと感心しつつ、名古屋の夜は更けていきます。
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 午後9時前、後ろ髪を引かれつつ4人が退場。奇しくもTさん、Iさん2人ずつでした。そのうち一人ずつが新幹線でこれまた濃密な会話をしつつ、無事帰ってまいりました。野球部の夏は終わりましたが、萬年筆の夏はまだまだこれからです。

 


2009年7月24日 (金曜日)

鳥羽みなとまつり

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 金刀比羅宮鳥羽分社の夏祭りにあわせて、毎年7月最終金曜日あたりに行われるお祭り。お目当てはもちろん花火大会です。ここ数年は協賛金を納めて少しだけいい場所に入れてもらって見る、ということを続けております。海に面したコの字型のテラスのような場所。いつもは人混みを避けて花火の打ち上げ場所から遠い方の入り口から入るのですが、今年は間違えて近い方から入ってしまいました。

 小雨がぱらつくお天気だったせいか、少しだけ人でも控えめな感じ。打ち上げ開始から少し遅れて入場したにもかかわらず、海に面した手すりの前が空いているではありませんか。なんという幸運・・・・・と思ったのはそのときだけ。実は大きな大きな落とし穴が口を開けていたのです。
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 三脚を2、3台立てて必死の形相で花火を撮影する女性。少しイッてしまっているのか、奇声を発しながらの撮影です。どのあたりでどんな花火が上がるのか、そういうツボをおさえている達人と見ました。この人の周りだけ、誰もいないのです。だから海に面した一等地が空いていた、というわけ。雨粒が落ちてきて、カメラに傘をさしかける女性。傘の骨で容赦なく顔面を突っつかれるので、ええ加減にしてぇな、と言ったのが運の尽きで、花火もかすむほどの罵声を浴びて絶句。実に恐ろしい数秒間でした。
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 画面下の方に写っている傘の柄。こいつです、私の顔を突っついた凶器(笑)は。私が指導に従わずに写真を、しかも携帯電話で撮るのに業を煮やして、こちらの視界を遮るためにありとあらゆる手を尽くしながらの撮影、お疲れ様でした。

 3800発もの花火が打ち上げられる割には人出も少なめなので、子連れとしてはお気に入りの花火大会でしたが、今年が最後になるかもしれません。ぽか~んと空を見上げておぉぅ、なんて言いながら楽しむのは御法度だそうですので、これからは撮影者様のお邪魔にならないようにしたいと思います。
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 素敵な花火を楽しませてくださった鳥羽みなとまつり実行委員会の皆様、これまで何年もありがとうございました。カメラ構えて写真を撮る人間がみんなおかしいわけではないので、それだけは誤解のないようにお願いします。


2009年7月23日 (木曜日)

可搬箱型収納什器・伍

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 エアコンの効いた部屋の中で寝て過ごす我が家の犬たち。暴れない限りハァハァしません。先代「クマ(実名)」さんは庭で飼われておりましたので、暑い季節には木陰に穴を掘ってはまり込んでおりましたが、それでも大変そうでした。今、この子たちを外に出したら、順応できずに死んでしまいそうです。

 珍しく早く帰宅できたのでケーキ屋さんに寄り、ケースを見ながらいろいろ聞いてふと顔を上げると、接客してくれていたのは長男と同じ学校を受検した教え子でした。彼のお母さんと並んで合格発表を見ていたことを思い出します。その学校、合格者の番号が印字された巻紙を目の前でのばしながら掲示板に貼っていくのです。どきどきの時間が長く、後の方になる科を受けた子なんかは発狂寸前でした。
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 桐の集成材を買ってきて、アタッシェケースの内寸にあわせて切ったところです。軽くて加工性がよいのでとても楽です。こういう板を3枚、ケースの中に収める計画です。厚みが18ミリありますので、ペンを収める部分として15ミリほど掘り下げようというわけです。しかし桐の木、しかも集成材ですので、切る、削るは楽でも掘るという作業は意外に難しそうです。
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 このようにすぽんとはまり込んでしまいますので、下の方の2段を取り出すための仕掛けも作らなければなりません。それをどうしようかなぁ、なんてことを廊下を歩きながら考えていたりして、夏休みの宿題で工作を作る、みたいな感じになってきました。何かよいアイディアがあればぜひ教えていただきたいところですが、さてそれを実現できる技術があるかというと疑問です・・・。

 この程度のもの、上手な人なら接着や塗装の待ち時間も含めて1週間以内で仕上げてしまうはずです。それがまだこれですから、暑い間に仕上がるのかどうかも怪しいところですね。
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 私のようなど素人の強い味方が電動工具。トリマーじゃないの?と思う人もいるでしょうが、これはルーター。トリマーの兄貴分みたいなもので、刃の回転こそ少しゆっくりですがパワーは強く、大きめのものを作るのに向きます。さっそく端材をほりこんでみたのですが、結果はあまり芳しくありません。
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 奥の方の段差は深さ調整の感じをつかむためのものですが、手前の方、けっこう面が荒れております。さらには右の奥、集成材ながらここは節のような部分で、ねらった深さ以上に「ボコッ」と木が掘れてしまっております。

 4月のペントレで話題となった「仏壇」も桐のトレイを採用しておりましたが、作者の数野さんがとっても大変だったとおっしゃっていたのを思い出しました。なるほど、こういうことだったのかぁ、と思いつつ、端材で練習しておりました。
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 ペンの入るスロットは長さ160ミリ、幅19ミリ。幅が半端な寸法なのは、手持ちのルータビットがそのサイズだからです。これで1段につき18本収納ということになります。ペンの収め方を縦横入れ替えれば、長さ22ミリ程度のペンまで収められますが、現状、その必要性は感じておりません。

 幅19ミリですと、クリップまでもすぽんとはまり込むペンの方が多いと思われます。いかに桐とはいえ、可搬ですから、そのままですとペンに傷がつきそうです。布を敷き詰めることになりそうなので、この幅でちょうど良いかも、などと思っております。余談ですが、ジェットストリームの5機能ペン、思ったより長くて驚きました。
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 気の毒な話ですが、この板は試作用ですので、練習台として切り刻まれてしまうことでしょう。青い線で囲まれているのが1本分のスロット。この形にきれいに彫り込めるのかどうか、まずはそこが問題です。ちなみに、こうして撮影するとき、ペンは転がらずにじっとしていました。桐の木、思った以上に柔らかいようです。

2009年7月22日 (水曜日)

ごきぶり

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 ベッドメイキングもバッチリ決まって、気持ちよさそうに眠る「くま(仮名)」さん。うろうろゴソゴソしているときはたいてい眠るための準備をしているのです。毛布に付着した抜け毛を掃除機で吸い取ってもらったこともあって、心なしか快適そうに見えます。

 私のところでは天候がいまいちで、日蝕は見られないなぁ・・・という感じでしたが、逆にこの曇天が助けとなって、チラと雲間にのぞいた食された太陽を肉眼で見ることが出来ました。一瞬とはいえ目にはよくないようですが、見事に三日月の形、アルファベットのCが上下に引き延ばされたような形をしておりましたね。曇天曇天といってましたが、食によって陽光が少なかった、ということもあったのでしょう。
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 日蝕は不吉なものとして嫌われることも多いようですが、私の身にも嬉しくないことがありました。さてBlog更新、と思った矢先、娘がにこにこしながら天井の一角を指して「あれ、ごきぶり?」と言ったのです。瞬間、私の体はこわばり、身動きが出来なくなりました。

 太古からこの地上にあって、氷河期を乗り切り、この先、全面核戦争があっても生き残るであろうといわれているごきぶり。宮中で食器(=御器)の近くに出没することから御器かぶりといわれたのが名前の由来だそうですが、雅な要素なんてこれっぽっちもありません。

 奴らは、お尻のあたりに第二の脳とでもいうべきものを持っているそうです。そこで自分の周りの空気の揺れを感知するので、後ろからそぉっと近づいてもササッと逃げることができるのですね。本当に憎たらしいです。
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 妻と娘に殲滅してもらって、ようやく更新に取りかかることが出来ました。昨年9月の開設以来1日も欠かさず更新し続けてきましたが、もしPC周辺にごきぶりがいたら、その日からしばらくは更新しません。突然更新が止まったら、あぁ、つきみそうはごきぶりに倒されたのだな、と思ってやってください。

 古いものとはっきりわかるメカニカルペンシル。小さな箱のようなものは芯ケースです。口金の部分を回すことで芯を出し入れするのですが、それにしては芯のケースが小さいとか、クリップのついている部分とのつなぎ目が不自然だとか思う人もいるでしょう。
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 ごきぶりのあほ。頭もお尻も使うのはお前だけとちゃうねんど、という気持ちです。萬年筆の方がお尻でしょうか、あたまでしょうか。キャップはスクリュータイプ。ペン先はこれでも14K・・・なわけはなく、14k張りでしょうね。ごく小さなゴムサックは今も機能しますので、実用出来る萬年筆です。
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 昔のものですから、萬年筆には青いインク。ペンシルの方は用途に応じて黒と赤の芯を入れ替えて・・・と考えると、現行の多機能ペンなどと同じ発想ですね。これが現役だった時代には重宝されたことでしょう。

 例によって詳細不明。二右衛門半コレクションにも同じようなものがありそうな気がします。
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2009年7月21日 (火曜日)

40年

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 アポロ11号が月面の「静かの海」に着陸して40年ということで、あちこちでその話題が取り上げられております。暗い部屋の中でそのまんまストロボ撮影をしますと、このように「ちち(仮名)」さんの目の中にお月様が。

 お月様といえば、奈良県には、巨大なかぐや姫の像があります。近いうちにそれも写真に収めてこなくては・・・などと思っておりますが、考えてみれば明日は日蝕。お月様がお日様を隠してしまう日なのですね。

 40年前の私は「アポロ少年」でして、サターンロケットだとかブラウン博士だとか、打ち上げ基地があるのにヒューストン、とか、そういう言葉になじみのある、今でいうならヲタクな小学生でした。夜中にたたき起こされて見た映像、いまでも記憶に残っております。次男は今年、40年前の私と同じ年齢ですが、彼にとっても何か鮮烈な記憶が残る1年になるのでしょうか。
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 ほぼ一月前、ナガサワ文具センターのアスピア明石店で開催されたペンクリニックでは、子ども向けの万年筆体験コーナーが設けられ、万年筆組み立て体験もできるようになっていました。そこで見かけた、ちょっと見た目の怖い人に、昨日の六甲山ホテルでもお会いしました。誰かいなと思っておりましたらこれがナガサワの社長さん。神戸の本店でも何度かお見かけしたことはありましたが、社長さんと意識してみたことはなく、ごっつい人やなぁ、ぐらいの感じでした。

 明石でのイベントは、あまりにも人が少なく、そこへやって来たオッサンということで覚えてくださっていたのでしょう。昨日は、お会いして最初に「あ、明石ではどうも・・・」とお声をかけていただきました。やっぱり、客商売をされている人は凄いですね。私なんか、生徒の名前と顔を一致させるのが一番苦手という、教師としては致命的な弱点を持っておりますが・・・。
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 例によって、ペンクリニックでお世話になったら何か買いましょう、というので買ってきた学童用万年筆。今まで見かけたことのないモノでしたので即購入でした。木軸のカートリッジ式で、ゴムのような素材でできた首軸には3カ所(120度ごと)にくぼみがあるという、学童用万年筆の王道を行く造りです。

 ちょっと気になったのがパッケージにある、おなじみサクラクレパスのロゴ。代理店として日本に入れているのでしょうか。パッケージの裏面には3カ国語で説明が書かれております。
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 昨日、神様から妻に賜った「子どもは小さいうちから万年筆持たせんしゃい。絵ぇでも何でもかきよったらえぇ。はよぅ上手になるで。」というお言葉を肝に銘じて、次男にはこのペンも使わせようと思います。凄い強筆圧でぐりぐり書いておりましたが、少しずつ筆圧が下がってきたように思います。

 40年後、人類は普通に月に行っているかもしれません。おそらく私はこの世にいないと思いますが、私の数少ない萬年筆コレクションは彼のものになっているのでしょうか。40年前の私は、今日こうしてブログを書いているだろうなんてことは夢にも思っておりませんでした。(そら、あたりまえでんがな)
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2009年7月20日 (月曜日)

スペシャルペンクリニック in 六甲山

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 雨模様の六甲山上から六甲アイランド方面を見たところ。霧がかかったり雨が降ったり、そうかと思うと突然晴れ渡ったり。まさしく山の天気です。神戸の街なかから車で15分ほどのぼってくるとこの眺望です。

 撮影場所は六甲山ホテル。若かりし頃、まだ交際中であった妻と小さなクルマでここを訪ね、警備員に文字通り門前払いをされた、思い出の(?)ホテルです。バブル真っ盛りであった当時は、そんなちっちゃな車に乗ってる奴はお断りっ、っていう感じだったのですが、相当に敷居が下がった印象を持ちました。
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 お店の方は大丈夫なんかいな、と思うほど、社長以下、いつもお見かけするナガサワ文具センターの方々が勢揃い。セーラーや代理店の皆さんも多数参加されていて、このイベントへの意気込みが感じられます。

 このイベント、ナガサワ文具センターがセーラー万年筆と共同で数年前から製作・販売を続けているオリジナルのプロフィット萬年筆や、これもお店のオリジナルである神戸インク物語が2008年の神戸セレクション認定商品となったことを記念したもの。本来は5月末に開催予定のところ、新型インフルエンザの影響で今日に延期されたものです。
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 黒ではなく、濃いグレーの軸をもつオリジナルのプロフィット萬年筆。今日は萬年筆界の著名人によるトークショーの後、ホテルのレストランでお食事。そしてこのペンをクリニックしていただく、という内容。ゲストの席は3つで、ペンドクターの長原幸夫氏、インクブレンダーの石丸治氏の名札が見えます。ここにスペシャルゲストも参加するらしい・・・なるほど、机の上の名札がひとつ伏せられたままです。ここは当然、この人しかないでしょう、という感じで、神様、長原宣義氏が登場されて、会場内は大いに盛り上がります。


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 内容の濃いトークショーの後は、すばらしい展望を誇るレストランでのお食事。最近、ちゃんとしたお店でのパーティーなどからご無沙汰でしたので、久々に見る、しっかりと訓練されたスタッフが料理を5皿ばかり腕にのせてサーヴする姿に見とれておりました。お味の方はまぁこんなものでしょう、というところ。何の不満もありませんが、また来なくっちゃ、というほどでもありません。あくまでイベントの一部としてのランチメニューです。
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 食後はいよいよペンクリニック。朝、受付時に受け取った萬年筆、さっそくペン先を見たのですが、何の問題もなさそうなものでした。これなら何も・・・とも思ったのですが、長原ドクターのペンクリニックは未経験ですし、素直にお願いしてみました。

 私は極細のペン先を長原幸夫氏に見ていただきました。セーラーならではの、するすると滑る、ややもすると滑りすぎるような感じのペン先でしたが、調整後はある程度のブレーキが効くようになって大満足。そして妻は、初ペンクリにして神様の前に座り、ほとんどお話を聞かせていただいた5分間でした。
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 ペン先の刻印が神戸セレクション認定の明石証です。右が私の極細。左が妻の中細。はっきりとわかるほどに玉の大きさが違いますね。

 午後3時過ぎに会場を抜け出して、名古屋から参加されていたTご夫妻と一緒にpen and message.でコーヒー。さらに六甲アイランドに渡ってル・ボナーさんへ。ボンジョルノ松本氏、あろうことか今日は最初から鞄の話題です。何かおかしいと指摘しますと、私鞄職人なんです、と強調される松本氏でしたが、30秒後には萬年筆を数本持ってTさんとお話しされてましたので、ホッと胸をなで下ろした次第です。

 最後はTご夫妻に夕食をごちそうになり、恐縮しつつ新神戸駅へお送りして、濃い1日が終わったのでした。 


2009年7月19日 (日曜日)

模様がきれい

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 飼い主が帰宅すると、家族はすでに床についていて、部屋の中は真っ暗。眠っている「くま(仮名)」さんをパチリ。黒柴はまず、胸の一文字。そして顔の中に黒と茶と白がバランスよく入っているのがよいのだそうです。品評会に出す気は毛頭ありませんし、それに堪えるほどの犬でもありませんが、我が子かわいさ故か、よその黒柴よりきれいな模様になっている、と思います。

 今日は野球部の部長として、夏の大会の初戦にベンチ入り。中学生の軟式野球は7回までなのですが、同点で接戦が続いて気がつけば9回。最後は相手方の些細なミスで辛くも勝利を拾わせていただきました。晴天続きで固くしまったグランドはバウンドが高く跳ね上がり、強い風が飛球の行方をわかりにくくするとともに強烈な砂埃を舞い上がらせるという、何とも苛烈な状況下での試合でした。

 どのチームも、勝ち上がって全国大会に行くぞ、と意気込んでいるわけですが、ここで負けると、3年生は野球部員としての活動が終わるのです。負けたチームは監督から最後のお話を聞き、涙ながらに球場を後にします。監督も思わず泣いてしまう、というのが毎年繰り返される光景です。
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 今日はそれだけです、とおしまいにするのも何ですので、この写真。昨日愛知県で手に入れたブツです。なぁんや、工房 楔 さんのパトリオットボールペンかいな。これやったら一宮まで行かんでも、夙川でも元町でも売ってるがな・・・と言われそうですが、工房 楔 さんが作ったモノですから、当然一癖あるのです。
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 ハカランダ。あるいはブラジリアン・ローズウッド。ギター少年だった人には馴染みのある材なのでしょう。私がハカランダを知った頃にはとっくの昔に伐採禁止になっていて、昔のギターに使われていた模様のきれいな木、ぐらいの認識しかありません。

 ハカランダが使われた椅子が壊れたので、その材を利用して作られたものだそうです。お店にはもう一本、ほとんど真っ黒に見えて近づいてみると細かな模様が見える、というのもあって、そちらにも心惹かれたのですが、まぁわかりやすい模様にしておこう、ということでこれを選択。使い込んでいくとどのようになるのか楽しみです。
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 夏休みといわれる時期に突入しておりますが、むしろ普段より忙しく、萬年筆のアタッシュケースも全然進んでおりません。明日は六甲山上でナガサワ文具センター主催のイベントに参加します。お昼ご飯をいただいて、お話を聞き、萬年筆をゲットして帰ってくる、というもので、遠方からも参加される方があるようです。それがどのような萬年筆か、明日はファーストインプレッションの予定です。


2009年7月18日 (土曜日)

寛ぎの空間

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 この世に生を受けて11ヶ月になる「ちち(仮名)」さん。最近、少しずつではありますが落ち着きが出てきたように思います。飼い主が見える範囲にいても、このようにどてっと横たわってくつろぐ姿をよく見るようになりました。この先、甘噛みや前脚でひっかくといった悪癖が改善されていけば、飼育担当者である長女にもっとかわいがってもらえるようになることでしょう。
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 実に蒸し暑い1日、家で昼寝でもしていればよいものを、汗をかきながら出かけてしまいました。目的地は写真の通り。つボイノリオ師匠の生まれ故郷でもあるこの地にある、木工房 すえひろというお店が目的です。

 気の毒なほどに実直そうなタクシーの運転手さんに地図を見せて送ってもらい、無事到着。まずは店内に併設されている喫茶店で一休みです。当Blogは誰が何と言おうとも犬のBlogなので(ホンマかいな?)、管理人としてはまずシュガーポットのつまみに目がとまります。このお店、何もかもこの調子で、見ると口元が弛んでしまう、というようなモノがいっぱい。大変に危険です。
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 すばらしい木の香りに満ちた店内。まさに寛ぎの空間です。ここには岐阜の木工家、永田さんの手になる家具なども置かれていて、これがそうですと見せていただいたテーブルは、いかにも永田さんらしいこだわりが感じられる一品でした。残念ながらそれを買うだけのお金も置く場所もありませんので素見だけで、本来の目的である永田さんの作られた小物を買って参りました。何とも丁寧に包んでくださってます。
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 このあと、この袋の中身について書く予定だったのですが、帰りに魔が差して寄った東急ハンズで見つけた懐かしいモノに心打たれましたので、予定を変更してそちらを紹介することにします。

 銀座の北欧の匠や神戸のル・ボナーで小銭入れを買い、それなりに満足しているのですが、細かな不満点があってお店に行くたびにチェックするようにしております。今日も、がま口タイプのものが結構よいのではないか、などとチェックしていたところ、その隣にあった小銭入れを手にとって驚愕。足の裏から懐かしさがこみ上げてきて、購入せずにはいられませんでした。
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 普通の小銭入れに見えますが、プロポーションがちょっと違いますね。今や小銭入れといえば誰も彼もみんなボックス型。だから私はボックス型が大嫌いなのです。使い勝手とかそういうこと以前に、みんな使ってるから、っていうのが一番いやなところ。

 で、これは懐かしいのです。少年時代の記憶がよみがえるのです。貴重品である稲穂の100円硬貨をひたすら嫌い、登場して間もなかった現行の100円硬貨をありがたがっていた、お馬鹿な少年時代の私。お札なんて持たせてもらえるのは散髪に行くときだけでしたから、普段は小銭入れだけでOKでした。今の私が少年だったわけですから、小銭入れも普通のモノでは飽きたらず、変なモノを選んでいたのです。絶滅したと勝手に思い込んでおりましたが、今でも作られていたんですね。
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 硬貨を種類別に収納する小銭入れ。子どもの頃は500円玉なんてありませんから、当然スロットも3列でしたが、さすがにそのあたりは変更されております。これにカシャンカシャンと入れていく感触が好きでした。消費税が導入され、やたらと1円玉や5円玉が使われている現在、はっきり言ってこれは使いにくいものかもしれません。コンビニエンスストアでもらったお釣りのうち、1円5円は募金箱に入れてしまう、というような割り切りが必要かもしれません。

 あまりの懐かしさとうれしさで紹介し損ねた本日の購入品、またの機会にご紹介いたします。


2009年7月17日 (金曜日)

妙に短い

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 お座りをして家族の手元をじっと見つめる「くま(仮名)」さん。いうまでもなく、家族の手には食べ物が握られております。なんということもない1枚ですが、よくみるとこの子、犬のくせに猫背なのです。前脚が微妙に短いようで、お座りをすると綺麗な三角形にはなりません。その状態で顔を上に向けるとこんな風に猫背になるのです。
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 久しぶりに、金曜日には金色の万年筆、です。セーラー製のショートタイプで、シャンパンゴールドといった感じの淡い金色です。雰囲気からして、女性が持つことを想定して作られたモノではないかと思われます。

 これからの薄着の季節、こういうショートタイプの萬年筆は実に重宝します。普段は(私にとって)欠点となる軸の軽さも、胸ポケットに挿すことを考えるとメリットとなります。国産メーカーのどこかがこのタイプの新製品出すといいのになぁ、と思います。
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 比較のために引っ張り出してきたのはセーラー21のショートタイプ。並べてみると、ほんの少し短いかな、という程度です。ちなみに、誤解されている方も多いようですが、これのペン先は18K-WGです。セーラー21だからといってすべて21Kのペン先がついているわけではなく、製造時期やお値段に応じていろいろ、ということのようです。

 金色の方がものすごく軽いのに対して、胴軸とキャップがステンレスになったセーラー21はしっとりと重くて好みです。ある時期、少し銀色ブーム?的なことがあったのかもしれません。国産各社とも、18K-WGのペン先を出しておりますね。
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 材質はともかく、見た目の形なんかはほぼ同じ両者のペン先。上等な方の首軸には象嵌風な飾りがありますが、これは桜のはなびらを摸したモノだと聞いたことがあります。

 まぁまぁ柔らかい書き味は、この時代のものとして標準的な印象。特別感動するようなものでもなく、けなすほどでもない、というところです。セーラー21も同様で、21Kのペン先のものにしても、価格から考えるとけっこういい書き味、という話なのです。あるきっかけでオークションから姿を消した、なんていうのには首をかしげてしまいます。

 話しが大きくそれてしまいましたが、今日の主役、シャンパンゴールドの萬年筆。これも、妙に短いのです。キャップを抜いた瞬間、唖然とさせられる短さです。
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 これは何なのでしょう。こういう製品なのか、何か別のペンと首軸が入れ替わったものなのか。キャップを短くすると小さくなりすぎるのでこういう風に作ったのでしょうか。「くま(仮名)」さんとおなじく、鼻先が短い。可愛いのかもしれませんが、この短さ、素直には納得できない私です。


2009年7月16日 (木曜日)

ど定番

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 これが一番好きなんです、という「くま(仮名)」さん。深夜、家族が寝静まった時間帯に、ゆったりと象さんのぬいぐるみをなめ回すのが彼女の日課です。本当にくつろいだ、なおかつ熱中している様子で、近くを飼い主がうろうろしても知らん顔です。

 さて、1学期の終業式も目前ということで、打ち上げの小宴に参加して参りました。この時期に呑むと言ったらビアガーデンが定番。今日は、施設の前庭で開かれている文字通りのビア「ガーデン」での一席。この業界は相当に高齢化しておりますので、いつもはちょぼっとした会席などが多いのですが、まだ脂っ気の抜けない私などにとっては懐石にすらならず、帰りにラーメンでも、となるところですが、今日は文字通り鉄板メニューの焼き肉でありました。
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 皆さん、実によい表情で大いに盛り上がっておりました。木曜日なので、夜は木工したいなぁ・・・というところでしたが、参加させていただいてよかったと思います。今日もまた木の箱が出てこないのはそういうわけなのです。

 いろいろとネタにしたいモノがあって、このところ萬年筆が出てこない傾向にありますので、リセットする意味を込めての1本は、これまたど定番のペンにしました。
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 ご存じLAMY2000。説明不要の定番萬年筆です。萬年筆を趣味としている人ほど持っていないという、けったいなペンでもあります。あまりによくできすぎているために、すぐに飽きてしまうのもその一因ではないかと思っております。

 トヨタ車には絶対乗らないと決めている私は、自動車購入の相談を持ちかけられたらトヨタ車を薦めるのですが、このペンからはトヨタ車の匂いを感じてしまうのです。
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 このペンの特徴としてよく語られる、ボディの継ぎ目がほとんどわからない、というところ。必要なモノであるインク窓ですら、目立ちすぎないようにされております。トヨタの車はどこでネジ留めしているのかわからない、触ってくれるなと言いたげなモノが多いのです。その辺も実に似通っております。

 トヨタ車の特徴として、イヤらしいほどに買い手の心理を突いてくるところがあると思います。これ、いいでしょ、欲しいでしょ、と来るのです。ニッサン車が「いいものです、手をかけてます」と言いつつ、見せ方が下手だったりするのと対照的です。そこを考えると、このペン先はどうなんでしょうか。
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 萬年筆好きな人が何時間でも見つめていたいはずのペン先を、かくも大胆に隠してしまう。でもこれ、トヨタ的です。クルマそのものに興味のない人にとっては、クルマは快適で安全、楽に走らせることが出来ればよいのです。エンジンがどうであるとかサスペンションがこうなってるとかは関係ない、そういう人こそが多数派だろうと思います。

 このペンもそう。もちろん、造形上のことが第一なのでしょうけれど。ペン先なんか見えていなくて、もうまく書けるのならそれでいいじゃないか、という部分も否定できないでしょう。別に萬年筆でなくてもいいんだけれど、っていう人にもアピールできそうです。

 そういうペンをおまえが持っているなんておかしいのじゃないか、と言われそうですが、これは、ちょっと変なのです。変というのはおかしいかもしれませんが、これは西ドイツ製で、比較的初期に作られたタイプではないかと思われます。ペン先は18Kで、尻軸に L のロゴ。そう、どちらも使っているときには見えない、そこに特徴があるのです。
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2009年7月15日 (水曜日)

カッターズ・ハイ?

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 ケージの柵にもたれて、寝転んでいる飼い主を見下ろす「ちち(仮名)」さん。何もしないで寝てるんなら遊んで頂戴、というわけですが、飼い主は疲れてグッタリ。彼女のお相手をする気力も体力もありません。

 この前脚を見ながら、何かに似ている・・・・・とずっと考えておりまして、そうやっ、カマキリやっ、と気づきました。そういえば、今日は数え切れないほどのカマキリを見たのでした。
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 夏草が生い茂って、空の青さとともに「夏でんなぁ」という光景。このフェンスの裏側は、生徒の通学路にもなっている細い道で、生い茂る草が道の方へもはみ出して、もともと狭い道がさらに狭くなっている、という状況です。このまま放置しておくと、1週間後ぐらいには通り抜ける際に草が肩に触れる、という状態になります。

 ならば、刈ろうじゃないか、というわけで、なぜか持っているマイ草刈り機の出番。燃料満タンで手袋に長靴、ゴーグルも装着して作業開始です。
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 ところが、これがなかなか刈れません。疲れるばかりで草はほとんど減りません。そこで、作業を一時中断して刃を交換。この刃、ホームセンターなどで2枚1000円ぐらいで売られている「安モン」ですが、草刈り機においては使い古した高い刃より新品の安い刃。作業の効率が段違いです。新しい刃ですと、草に触れるだけで切れる感じで、実に気持ちよく作業が進められます。
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 実は私、とっても「虫が怖い」人なので、草むらや森林には立ち入りません。草刈りをするときも、虫が出たらどうしようとおっかなびっくり、腰が引けているのですが、だんだんと刈り進むにつれ、そういうことがどうでも良くなってくるのです。あり得ないほど草むらの奥深く分け入っていく自分に、「大丈夫かぁ・・・」と呼びかけるも、それを無視してズンズン進む、という感じです。

 私はこれを、カッターズ・ハイと呼んでおります。もちろん私製英語で、ランナーズ・ハイに引っかけたモノです。草刈りはなかなか重労働で、さらに「虫の危険」もある辛い作業。それが次第に快感を伴う作業に変化していく様をいいます。刈る、は英語でmow、本来ならMower’s Highとでもすべきモノでしょうが、ここは言いやすさ優先で。
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 こちらが作業後の様子。フェンスの向こう側も刈りましたので、すっきりとしております。刈り取られた草がすでに茶色ですが、実際に目で見た感じはもう少し緑に近い色です。この炎天下、刈り取られてすぐに干し草のようになってしまう雑草たち。同じ場所に生えているときには日中でもまったくしおれた様子を見せないのですから、水を吸い上げている力などはものすごいものなのでしょう。「雑草のようなたくましさ」という言葉を実感させられます。

 それに比べて飼い主の何ともひ弱なこと。11時頃から作業を始めて終わってみると2時過ぎ。この間燃料補給以外ノンストップですから、まさしくカッターズハイ。その分、刈り終わるとヘロヘロで、散らかった草の始末は同僚にお願いしてしまいました。体重が2キロほど落ちたのは嬉しいですが、これは単に水分が出ただけのことでしょう。そして作業後は、我に返って、体のあちこちにかゆみを覚えるようになるのです。

 草刈りの間じゅう、あっちこっちから虫が飛んできたり、刈り刃の先端についているチップや石ころ、その他諸々のモノが顔や体にぶつかってきます。日焼けしていることもあって、あちこち掻きまくって、赤くなったり血が出たりと大変な状態。それでもこの満足感は忘れられないので、夏の間は草の成長と競争するように刈り続けるのです。
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2009年7月14日 (火曜日)

苦労しない

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 大変楽そうに寝たまま餌を食べる。「くま(仮名)」さんの得意技です。普通の犬なら、餌をもらったら一気に食べておしまい、なのですが、彼女の場合はほぼ1日、餌を残しております。深夜になるとこうして寝たままむしゃむしゃ食べるのです。

 食べられるときにはとりあえず食べておく、というのが普通の動物。かつては必ず食べきっていた「ちち(仮名)」さんまでもが、次第にそういう傾向になりつつあります。見習うのでしょうか。それとも、食べるものに苦労しない状況がそうさせるのでしょうか。
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 学期末。イヤだなぁという子が多いこの時期。個人懇談で努力するようにと言われて、この時点では皆、夏休みにしっかり頑張ろうと決意しているのです。この時期、数学がわからないので教えて欲しい、という子がドッと増えるのですが、どこがわからないのかと尋ねると「全部」と答える、そういう子は残念ながら伸びにくいのです。

 反復学習が重要な数学。日頃から授業の内容をワークで復習するよう指導しています。答合わせをして自分の弱点を知り、そこを復習しなさい、ということを口が酸っぱくなるほど言っておりますが、学期末に提出されるワークは見事なまでに○のついた問題ばかり。これなら生徒全員80点以上はとれそう、と思われるほどです。
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 ワークに取り組んで答合わせ。いっぱい×がついてからが勉強の始まりだよ、と繰り返し語りました。さらには、答を写して○付けるだけなら、時間の無駄だからワークなんかやらない方がいいよ、とまで言いましたが、まともに受け止めた子は少なかったようです。

 素直で、我慢が出来て、変なプライドを持っていない子は伸びます。「0以外の数の平方根は正と負、必ず2つあります。」と教科書に書いてあるのに、3の平方根とルート3はまったく同じものだと思い込んでいる子がいっぱいおります。時間がかかるし面倒臭い、それを我慢して素直に教科書を読むことで、ぐっと伸びる可能性があります。

 テストを受けたら×がいっぱい。いや、これはちょっとミスしただけで、自分は本当ならもっと出来るのだ。そう思ったときに道は閉ざされてしまうのです。根拠のない変なプライドが伸びることを阻むのです。
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 ふくろう=福郎=不苦労。幸せを呼び込むモノとして、梟は人気がありますが、不苦労すなわち楽して成果を得る、ということではないはずです。かくいう私も最近体重が増加気味。ここはひとつ、暑い中で体を動かすことで減量の一助にしようと思います。手始めに明日は繁りに繁った校内の草刈りをするつもりです。その姿を見た生徒がしんどい勉強に取り組む気になるとよいのですが、はたして、背中で教育できるでしょうか。

 

2009年7月13日 (月曜日)

両面

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 うつむき加減に何かを覗き込んでいる「ちち(仮名)」さん。彼女のケージの前で、飼い主が寝転んでテレビを見ている、という状況。あまりに強い視線を感じたので、そっとカメラをたぐりよせて電源ON、振り向きざまに撮った1枚です。目の前にいるのに何で遊んでくれないのかなぁ、という表情にも見えます。

 中学校の通知票。最近はコピー用紙1枚という体裁がじわじわ増えてきています。1学期末には1学期の成績が印字された紙。2学期末には1学期と2学期の成績が印字された紙。そして3学期には、修了証を兼ねたすべての学期の成績入りの多少厚手の紙に印字されたモノが渡される、という具合です。Hptimage

 実際、機械で通知票を作るのに適した方法ですし、学校にとっても家庭にとっても、通知票の回収・保管の手間がかかりません。その魅力は捨てがたいのですが、私の勤める学校は、昔ながらの「普通の」通知票を堅持しております。

 私の子ども達がお世話になった学校は、ペラの通知票でした。どうせ3学期にまとめてもらえるんだし、と思うと管理もおろそかになってしまいがちでした。そしてこのご時世に3倍近い量の紙を使うというのにも抵抗があります。そんなこんなで、いまだに厚手の紙を二つ折りにした通知票を使っております。
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 通知票の用紙は、業者に発注して厚手の紙に刷ってもらいます。その用紙をプリンタにセットして、まずは外側になる面に、生徒の名前などを印字します。使用するプリンタはインクジェット、それも顔料タイプのインクを使うもの限定です。

 ページプリンタですと、紙質によってはトナーの定着が悪く、1年使う間に文字が「落ちて」しまうことがあります。それを防ぐために定着器の温度を高めに調整してもらうと、今度は紙のカールがひどくなります。

 あたりまえですが、外側の印字が終わったとき、最後のクラスの最後の生徒の通知票が紙の束の一番上に来ています。で、この束をひっくり返すと、最初のクラス、最初の生徒の通知票の、成績を印字する内側の面が一番上に来ています。そのままプリンタにかけて、今度は内側の印字。実にスムーズです。
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 あたりまえのことなんだけれども、うまくできていて、妙に感心してしまいます。どうやら私は、数学を教えてはいても根っからの文系人間なのだろなぁ、と思い知らされる瞬間です。

 これだけはっきりと胴軸に書かれていますので、Twowayという商品なのでしょうか。プラチナ製の両面書き萬年筆です。売られていた当時の価格は3000円。長さはペリカンのM400あたりですが、胴軸とキャップがステンレス製のため結構ずっしりと来ます。

 ペン先はもちろんスチール。この個体は細字と中耳の組み合わせですが、ペン先、ペン芯?の形状など、以前紹介して教えていただいたテイキン製のモノとそっくりです。
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 一端が赤、もう一端が青という色鉛筆がありますが、普通の鉛筆の両端を削るのを「Bin-bo」削りなどといって嫌う、あるいは冷やかすこと、私の少年時代にはごく普通にありました。こういう「あれもこれも出来ます」的なペンにもそのような印象を持ってしまいます。パーカーの180とか、コンウェイステュアートのコンボタイプなどであればまた違ってくるのでしょうけれど・・・・・。

 などと否定的なことを言いつつ、今、気になっているのがパーカー・シグネチャー。ボールペンのお尻に認印のついたモノは掃いて捨てるほどありますが、萬年筆となると、私の知る限りこれだけではないでしょうか。これとは別に、認印のついた変なモノも近々紹介する予定です。
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2009年7月12日 (日曜日)

買ってきたネコ

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 ネコみたいに丸くなって何かかじっている「くま(仮名)」さん。実はこれ、「ちち(仮名」さんに追いかけ回されて飼い主の膝元へ逃げてきたところなのです。

 追いかけてきた「ちち(仮名)」さんは、狩猟本能丸出しの状態。「くま(仮名)」をかばおうと出した飼い主の手に噛みつく始末。彼女にとっては甘噛みのつもりというのはわかりますが、自制させないといけませんので厳しく叱ります。何で飼い主は私の子分ばっかりかばうんだ、とでも言いたげです。このあたり、両者の関係は当人(犬)たちに任せるにしても、躾は躾。なかなか難しいところです。
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 昨日のことになりますが、兵庫県にある西宮阪急でセーラーのペンクリニックが開かれているというので、川口師を表敬訪問。最近は調子の悪いペンがなくなってきているので、肝心の調整はお願いせずにお話だけして帰ってまいりました。

 初めて訪ねた西宮阪急は、かの分度器ドットコムさんのリアル店舗がある夙川から大阪方面へ一駅のところ。ここの文具売り場(とその周辺)がなかなかに充実した品揃えなのには参りました。エスカレータを降りてすぐ目に入ったのが鳩居堂の文字。期待しつつ文具売り場に入ると、私の大好きな「変なモノ」が大集合。分度器ドットコムさんに置いてありそうなモノが、ここにも普通に置かれています。
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 息子に頼まれていた「ごく普通のノート」(註:我が家の長男長女は異様に萬年筆菌を警戒しているため、リスシオ1とかツバメノート、ライフやミドリなどではなく、水性インクがにじむような紙質のモノが「普通」なのです。)は見あたらないのに、私の魂を揺さぶるモノはいっぱいある、これは狙ってるなぁという品揃えなのです。

 近隣の文房具好きならすでにご存じなのでしょうが、こんな身近にこんな売り場が・・・というのが新鮮な衝撃でした。だいたいにおいて阪急百貨店は文具や萬年筆が充実しておりますが、最近はあまり覗きに行っていませんでしたので、他店もこんな感じなのかな、と嬉しいような怖いような・・・。この手の変なモノがどこにでも置かれるようになると、さらに変なモノを探さなければなりませんから。(何でやねん!)
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 その後は神戸元町を訪ね、東急ハンズに寄って萬年筆ケースの部品や塗料を下見。最後は新神戸駅近くの老舗イタリア料理店ドンナロイヤさんでおいしく夕食をいただいて帰ってまいりました。

 気がつけば夏休み目前。今日はプリンタも上機嫌で、600人あまりの通知票も一気に刷り上がりましたので、職員室の冷茶サーバをきれいに洗って麦茶を冷やして帰ってまいりました。今日は久々に早く寝られそうです。

2009年7月11日 (土曜日)

可搬箱型収納什器・肆

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 2頭いっしょにケージから出すと、このように凄惨な光景になります。写真で見ると、洗濯物をくわえてきた「くま(仮名)」さんと、ゴミ箱からお菓子のパッケージをあさってきた「ちち(仮名)」さんが向き合っている、というだけですが、ここに至るまでの壮絶な闘いは筆舌に尽くしがたいモノでありました。

 齢11ヶ月に満たない「ちち(仮名)」さん、若いだけあって勢いは最高で、スキあらば「くま(仮名)」さんにマウンティングしにいくのですが、それを避けようと飼い主の膝元に逃げ込んでくる「くま(仮名)」さん、さすが大人の智恵が身についております。
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 この時期の木工は暑さとの闘い。できあがった箱をサンダーで軽く磨いて、本体と蓋とに分離しました。説明書では、この溝の部分をカッターナイフで切るよう指示されています。ノコギリでまっすぐ木を切ることの出来る中学生はほとんどいませんから、これもきちんと完成させるための工夫なのでしょう。

 生徒には胴付きノコギリを使わせる、という技術の先生も多いようですが、私の場合は両刃ノコギリ一択。くにゃくにゃ撓る両刃ノコギリをうまく使ってまっすぐに木を切る、それが出来てこそ、です。この程度の切断なら縦挽き刃でも横挽き刃でもたいした違いはありませんが、箱そのものの保持が意外に難しく、そのあたりもカッターで切るように、という指示の理由なのかもしれません。
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 ぱかんと口を開けたところ。うまく切れました。このあと、切断面に鉋をかけて、本体と蓋とがぴったりあうようにするのですが、これがなかなか難しいのです。もっとも、そのあたりはどうにでもごまかせるところですし、塗装もしますので、この段階ではある程度まで仕上げておいておきます。

 塗装については、漆を塗って貝を散らし、螺鈿仕様にすることも考えましたが、黒漆と赤漆を塗り重ねて磨き、根来にするとか、漆ではなく、最近はやり?の柿渋を塗るのも良さそうです。なんて、考えているときが一番楽しいですね。実際に取りかかると大変ですし、私の腕前では出来映えもたいして期待できません。
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 内法を測ってみると、335ミリ×235ミリで、本体部分の深さが52ミリ、蓋の部分の深さが17ミリ。トレーを3段仕込むことを考えた場合、1段あたりの厚みが23ミリまで。ぎりぎりの寸法ですが、逆にペンが動かないので好都合ともいえます。コンプロット10の寸法なども参考に、まずは内部に仕込むトレーの製作に取りかかる予定です。

2009年7月10日 (金曜日)

お習字

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 こうしてみると実に賢そうな「ちち(仮名)」さん。実際、犬としての賢さは「くま(仮名)」さんより上だと思わずにはいられませんが、それでも自分の欲求にあまりにも素直な態度にカチンと来ることも多いのです。現在もなお、彼女との約束作りの時期。やかましく吠えても誰もかまってくれない、賢くしていると人が寄ってきて遊んでくれる、ということを教え込もうと奮闘中ですが、遊びの中では相変わらずの甘噛みです。
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 夕方から野暮用があって大阪市内へ出かけましたので、今日も木工はお預け。代わりにカリグラフィ用のペンセットです。ペンのセットに附属のCD-ROMに入っているインストラクション。ペンの角度や書き順などが説明されております。

 これを見ただけで、あぁ、あかんわ、と思いましたので、使わずに放置。ところが、職場の同僚でカリグラフィやってる若い人がいるのを知り、それなら活用してもらおうと引っ張り出してきたものです。
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 ペン自体はパーカーのベクター。これに太さの異なる3種類のペン先(首軸)が附属します。インストラクションの中ではボトルインク吸入の方法まで説明されているので、手持ちのコンバータも一緒に進呈することにいたしました。

 ペン先付け替えたら冷水で洗いなさいとか、お約束のパーカー以外のインクは使っちゃダメよなどと書いてあります。インディアンインクはニブの機能を損なう、みたいなことも書いてあるようです。インディアンインクって何なのでしょう。
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 うまい具合に、差し上げる相手は英語の先生。私には英文のだいたいの意味しかわかりませんが、その点も心配ありません。いい作品ができあがったら見せてもらうことにしておりますが、それに感動して自分もハマったら怖いなぁ、という気持ちも少なからずあります。まったく未知の領域だけに、何がどう楽しいのか想像するだけでも・・・・・ですが、多分3日で放り出してしまうのだろうと思います。そういう意味でも、もらわれていくこのセット、きっと幸せになれるだろうと思います。
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2009年7月 9日 (木曜日)

書き入れ時

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 写真を撮られるのがあまり好きではなさそうな「くま(仮名)」さん。無防備な姿でまどろんでいたので、ポーズを変えてしまわないうちにと慌ててパチリ。斜めになってしまいましたが、とりあえずおさえることができました。

 私の職場は、今まさに書き入れ時。来週は個人懇談があって、通知票をもらって生徒たちは夏休みに突入ですが、先生たちにとってはその前に通知票を作るという作業があって、これがなかなか面倒なものなのです。

 まず何といっても、成績を出さなければなりません。これが本当にしんどい作業で、1たす1は2、みたいに簡単にはいかず、それでいてそういった明解さが求められる、ある意味矛盾だらけの作業です。
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 そんな修羅場の中、勤務時間が終わっても木工に取り組むことも出来ず、机の引き出しを整理したりしてただひたすら待つ、それがこの時期の私の日常です。その収穫がこのペン。PILOTのエリート、ショートタイプです。キャップはスターリングシルバーで、ペン先は大好きな形。特にこのショートタイプは、薄着の季節に最適です。

 1学期の通知票は、名前などの表書きに加えて委員会や係、所属している部活動なども記載しますので作成に時間がかかります。プリンタに印字させながら、傍らで別の作業をするのが常ですが、今日は試し書き。同じく引き出しの中に転がっていた、半分ほど蒸発したブルーブラックのカートリッジを入れてみました。
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 このペン先は基本的にカリカリとした書き味なのですが、これはFMということもあってかけっこうあたりが柔らかく感じられます。熟成されたインクはほとんどブラック。何とも言えないいい色をしておりますが、さてペンにとってはどうなんでしょうか。

 成績提出の〆切は9日。最後の先生が成績を出したのは、9日が終わる寸前のことで、私の仕事はそこからはじまります。提出された成績を集約し、それを各担当者に再度点検してもらって、それから通知票への記入(印字)と進みます。

 この週末、九州で行われる某研究会にも参加したかったのですが、ひとり学校でPCとにらめっこ。目が疲れたら萬年筆ケースの製作、という過ごし方になりそうです。
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2009年7月 8日 (水曜日)

タッチの差

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 どのような意図で撮られたものか不明な1枚・・・なんてことを書くと、それじゃいつものは意図して撮ってるのか、と突っ込まれそうですが、おそまつくんに出てくるイヤミみたいな顔を撮られてしまった「ちち(仮名)」さん。「シェーッ」と言ってるのかもしれません。

 写真を撮るのはまったくだめだめなので、デジカメというのは本当にありがたいものです。数打ちゃ当たる式にばんばん撮って、恥ずかしいものは即消去。こういう被写体が恥ずかしがりそうなものは残しておいたりするわけですが、本当に一瞬の差で撮れたり撮れなかったり。最近、PENで話題のオリンパスのかつてのコピーで「一瞬の差に、まだ泣くのですか」なんてのがあったように記憶しております。OMシリーズだったでしょうか・・・・・。
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 妙にずんぐりしたボールペン、ぐらいにしか思わない方、まだまだ大丈夫です。「おぉっ」なんて言ってしまったあなたは、もう引き返せないところまで来てしまっているのかもしれません。

 まだPalmの日本語版が売られていた頃に入手した、ボールペン付きスタイラス。当時はPalmVXなんかもまだ現役ながら、m500系に移行しつつあった頃。SONYのCLIEなんてのもあって、ある意味、Palmが一番面白かった時期でした。
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 何の変哲もない「先っちょ」ですが、これが意外といいタッチ。スタイラスでタッチのいいものというと「クロスバー」が有名ですが、そういえばクロスバー考案者のサイトも閉鎖されてしまいましたし、もうPalmでもないかなぁ・・・という感じが強くなってきました。200pxprince_shotoku

 出先でデータを見る。今ではあたりまえのことですが、かつてはずいぶんと奇異な目で見られたものです。でもって、そういう目で見ていた人の多くが、今やケータイ中毒。折りたたみ式大画面の携帯電話が増えたこともあって、電車の中は聖徳太子だらけ、という感じですね。

 その携帯電話も、スマートホンなどというものが伸びてきておりますし、スマートホンまで行かなくても画面タッチで操作できるものが増えつつあります。ストラップの先に小さな爪みたいなチップを付けて、画面タッチ用に使っている人も見かけます。

 いろいろなスタイラスを使ってきましたが、その名もStylus Centralというショップの通販で買ったものが最高のタッチでした。残念ながら現物を紛失してしまい、件のショップでもすでに売られていないので再入手は絶望的ですが、手の中に収まるサイズでありながら持ちやすくタッチしやすい。そのためいつでも持ち歩いていて、それが災いしたのです。萬年筆でなくても、タッチは大切、というお話でした。
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2009年7月 7日 (火曜日)

天の川

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 七夕。見ず知らずの人のペンを褒めていたら「じゃあ、このペンあげます」って言われて喜ぶ日・・・・・それは棚ボタ。そんな嬉しいことは、普通、おこりません。

 けれども、このイベントを知ったのはまさしく「棚ボタ」でした。天野川という川に沿って走る国道168号線。遠く和歌山県新宮市を起点に十津川村を経て北上、奈良県を南北に縦断して、生駒を経て枚方で国道1号線に至るこの道、生駒と枚方の間が磐船街道です。この道を毎日通っている同僚から、「あ、今日こんなんやってるよ」と聞かされたもの。星の里いわふね、という施設を中心に、天野川の水面やその両岸に竹や紙で作られた灯籠が並べられるのです。
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 暗い中、手持ちで撮るとこんなもんです。あぁきれいだ、と撮っても流れてしまって何のことやらわかりません。この近くには京阪電鉄の交野(かたの)線の終端である私市(きさいち)駅があります。毎朝、通勤時間帯には、この駅から大阪のビジネス街である淀屋橋まで、「通勤快急おりひめ」「快速急行ひこぼし」とネーミングされた列車が走っております。実際、今夜のイベントにも京阪電鉄が一枚噛んでいるようです。
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 織姫さん、なぜかそっぽを向いておりますね。喧嘩でもしたんでしょうか。年に一度の逢瀬というのに、しっかり見つめ合わないでどうするの、というところですが、帰ってきてからしまったと思いました。そう、何度かあったシャッターチャンス、織姫と牽牛が同じ方向を向いているところをおさえればよかったなぁ、ということ。

 さて、星にゆかりのある萬年筆が出てくるかな、というところですが、今日は七夕。萬年筆のことは忘れて、ぼぉ~っと空を眺めるのもいいものです。そういえば星のついた萬年筆という話がありましたが、それについては別の方が紹介してくださるものと思います。
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2009年7月 6日 (月曜日)

記念日の日

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 見ています。無関心を装いつつ、それでもしっかり見ています。白目があると、こうして「見ている」ことがバレてしまうので、動物の目は真っ黒でまん丸いのだそうです。「くま(仮名)」さんの場合、「眉毛」の部分が目のように見えるので、眠っていても眼を開けているように錯覚することがあります。野生だとこの模様も役に立つのでしょうね。Photo15_2

 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

 あまりにも有名な「サラダ記念日」。俵万智さんのこの歌が日本を席巻した年、私は現在の勤務地に入ったのでした。そう、トレドを姉妹都市に持つ、鹿やお寺で知られる市です。

 どちらにお勤めですか? などと聞かれると、この写真のことを話します。「ほれ、よく池越しに薬師寺写した写真あるでしょ。あの池の近くなんですよ。」と言うと、たいていの人が頷いてくださいます。でも、その中のどれほどの方が、実際にこの場所へ来たことがあるのか、はなはだ疑問です。観光コースからは外れてますしね。

 ちなみに俵万智さんは私より丸1年お若いのだそうで、誕生日がごく近く、血液型も一緒なのだと知って、ほぉ、だから歌に共感できるのかも・・・・・と根拠も何もない感動を覚えてしまいます。実はこれこそ「その気になる」ってやつで、まさしくこの歌に歌われているような状況ですね。

 萬年筆などの趣味のものにも、こういった「その気になる」っていうのは結構あるように思います。このペンいいよ、って言われたとして、それが誰の言葉であるかによって受け取り方が違ってきます。師匠や関西の親方のお言葉ですと、「その気」になりやすい。とても重く受け止めるわけですが、言ったご当人はさらっとおっしゃっているだけ。ここ、テストに出ますよ。
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 不安定な構図で気持ち悪いですが、舞い飛ぶ天人が見えるようにするにはこれしかありません。実に美しいペン。私信を認めるときに使うのはこの飛天か、Aurora85周年REDというのがしきたりになっております。

 あるときを境にファーストタッチがかすれるようになり、ペンクリニックで広沢師に診ていただいても「特に異常は認められないように思います」と、穏やかに、しかしきっぱりと言われ、ある意味途方に暮れてしまいました。
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 WAGNERの会合に参加するようになって日も浅い頃、師匠に診ていただきました。「実際に書いてみてください」とのお言葉に緊張しつつも冷静を装って2、3文字。「あぁ」とペンを取られてごにょごにょ。「はい」と渡されるとファーストタッチのかすれがなくなっておりました。

 捻っていたのです。金ペン堂のオヤジさんには見せられないほど、左に捻っておりました。それを気にしていたせいでしょうか、今度は右の方へ捻るようになっていたようです(自覚なし)。

 考えてみれば、ペン先がまともであろうがなかろうが、実際にかすれているんだから・・・と言ってよりよく診てもらえばいい話。それを言えないあたり、やはり「ええかっこ」してたんやなぁ、と思います。人の感想ではありませんね。しょせん趣味の世界ですから、自分がどう感じたか、それが一番大切なことなのでしょうね。
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2009年7月 5日 (日曜日)

エコっていうけど・・・・・

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 ぬいぐるみを投げてもらって見事キャッチする「ちち(仮名)」さん。けれども、受けてすぐにケージの外にポトリと落として、もう一度投げてよっ、と要求してくるのが常です。そこで知らん顔をすると、ケージの外に落ちているぬいぐるみを隙間から引っ張り込もうとするので、ケージが暴れてがたがたとものすごい音をたてます。たまらず遊んでやることになるので結局・・・と、躾はなかなか難しいものですね。

 久しぶりに神戸方面へ行かない休日。松本まで脚を伸ばした翌日ですから当然でしょう。出不精な私がそんなにあちこち行くはずもありません。ごちゃごちゃになっていた部屋を少しだけ片付けると、腐海の底からいろいろと変なものが出て参りました。
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 見た目はアニマル柄の丸鉛筆。手に取ってみた感じも普通です。鉛筆同志がふれ合うときに出るカチャカチャいう音も鉛筆そのものですが、この鉛筆、木軸ではないのです。

 米O’BON社製の「新聞紙鉛筆」です。分度器ドットコムさんで見つけて、小学生の息子にと買ったもの。鉛筆の芯に新聞紙をきつく巻き付けるという製法で作られているので、断面はさながらバウムクーヘンのようです。削ってみればその構造がよりよくわかるのでしょうが、息子のものですから彼が楽しんで削るのを待ちたいと思います。
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 ちなみに、軸が紙で出来ているので削るのに要する力も少なくてすむのだとか。なかなかにエコな鉛筆であります。きれいなアニマル柄で、エコだから、っていう我慢した感じがないのもポイント高いです。

 昨日も車をとばしながら思ったのですが、人間の本質は浪費なのかもしれません。でもそればっかりですと資源が枯渇して困りますし、環境も住めないほどになってしまう。そこそこ使わせてもらいながらもやり過ぎないように、っていうのがエコだと思っています。

 その点、昔の日本人は非常にうまく折り合いを付けていたようですね。我々のDNAにもそうしたものが残っているはずですから、我慢しすぎないエコというもの、自分も出来るところからやってみたいと思っております。

 手始めは、文具や萬年筆を保有しすぎないことから・・・・・でしょうか。
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2009年7月 4日 (土曜日)

裏定例会 in 松本

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 深夜の帰宅となった飼い主を「一瞥」したあと、再び眠りについた「くま(仮名)」さん。おやつをもらえるとか遊んでもらえるとか、いいことがないと起きあがってはきません。すでに大人の4歳犬です。

 本日はWAGNER裏定例会 in 松本に参加。「親方」とともに自動車での松本入り、いったん高速道路に上がってしまうと降りることなく4時間。しかし、いわゆる「高速1000円」の影響でしょうか、何とも走りにくい! 何事においても、譲り合いの気持ちが大切なことであるよ、と感じさせられました。
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 斜めになってしまってますが、会場のJA松本市2階会議室。最盛期で15人ほど、この中でわいわいやっておりましたが、面子としては少し前のWAGNER中部大会の縮小版、といった感じ。それでも、もうそろそろ夕刻・・・という頃になって地元松本からの参加者をお迎えすることが出来たのは何よりでした。

 高速を走って譲り合いの精神こそ大切と悟りましたので、なかなかに魅力的なものが並んでいたミニペントレでも、握って離さないなどということもせず、ただひたすら眼福のみ。師匠に2代目檸檬を軽く調整していただいたのと、「関西の親方」にセーラーのショートタイプを書きやすく整えていただいたのが主な収穫でありました。

 最近、何かと話題になることの多いセーラーのショートタイプですが、なるほど良くできた素性の良いペンだと思います。なにぶんにも古いペンですので、いたわりながら大切に使ってあげなくてはいけませんね。
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 と、ここまで書いてみましたが、やはり眠いですね。運転するとアドレナリンが大量分泌されるタイプなので、そのときはいいのですが、車を降りるとガクッときます。おやすみなさい。


2009年7月 3日 (金曜日)

可搬箱型収納什器・参

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 久しぶりに与えられたクッション。喜んで枕にしていたのですが、飼い主の姿を見るやくわえて立ち上がり、遊ぼうとねだる「ちち(仮名)」さんです。これに乗ってしまうと、いつ終わるともしれない綱引き大会に引き込まれてしまうのです。
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 今日は調子の良いカンナを選んで、仕上がり寸法きっちりに仕上げることができました。これを組み立てますと、白木の箱が一つできあがります。それを途中の線のところで「切腹」させて、アタッシュケースの底の部分と蓋の部分とに分けます。気になっていた角の部分、いくつもの部材が集まるところも、まずまず許せるレベルに仕上がっております。
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 なぜかこの記事を書くのは2度目。さくっと早めに書き上げて投稿したはずなのに、どこでミスったのか記事がない! 寝ようと思っていたところを起き出してきて再度の執筆・投稿です。明日は松本行きですので早めに寝なければ・・・・・。

 あとは、角の部分に金具でも付けて、保護と装飾を。そして何より、最大の課題、内装を仕上げなければなりません。さて、何本入りのケースにしようか・・・悩むところです。

 組み上がった箱は、接着剤がしっかりつくように「はた金」でぎゅうぎゅうに締め上げられております。内装をして、組み立てて、そして塗装。あと何回ぐらいで完成するのでしょうか。
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2009年7月 2日 (木曜日)

万年筆コレクション第2号

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 朝の風景。雨でお散歩に行けなかった分、室内で走り回って遊ぶことが出来たので、上機嫌でくつろぐ「くま(仮名)」さん。お気に入りの象さんのぬいぐるみをかじったり舐めたり。なに撮ってるのよぉ、ってな感じでこちらを見ています。

 本日は木工の日なのですが、カメラを忘れて帰ってきましたので明日に回すことにして、ようやく届いた「万年筆コレクション」第2号をご紹介しましょう。
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 創刊号と同様、おまけとしてついてくる万年筆。お名前は「ニューヨーク」だそうです。創刊号の仏壇萬年筆がパリで、全身シルヴァーに輝く今回のものがニューヨーク。何となくわからんわけでもないです。銀色でニューヨーク、っていうのは確かにそれっぽく感じます。アメリカ人のクローム好きにひっかけた部分があるのでしょう。

 記事は万年筆の持ち方、アンティークのコーナーでWaterman 622、ヴィンテージとしてモンブランのフランソワ1世、その他、パーカーの歴史、ペン先について、などの内容。くわえて、インクブレンダー石丸さんの紹介。付録萬年筆について書かれたページを含めてそれぞれ2ページずつの計14ページというのは変わりません。

 創刊号でも読むところが少ないとさんざん言われていたこのシリーズ、毎号14ページということで確定かもしれませんね。バラしてファイリングすることを考えると当然そのようになります。Rimg0307
 例によってずっしり重たいコレクション用萬年筆。持ってみた感じなどは前作「パリ」と同じです。個体差でしょうか、キャップのキツさは「パリ」ほどではないように感じられました。

 コレクション用のボックスについては未着。来週頭に次号発売ですが、定期購読者には4号発売時に届けられる予定です。第3号の付録は青系統のマーブル模様軸をもつフィレンツェ、第4号は赤い軸のブエノスアイレス。次号あたりにはその先の予定も載っているでしょうからその辺も楽しみです。
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2009年7月 1日 (水曜日)

トレドの日・7月

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 ケージの柵に体重を預けて、じっとこちらを見つめる「ちち(仮名)」さん。柵の高さに対して体が大きいので、どうしてもこういう姿勢になります。夏毛に変わりつつある彼女、大人になりきっていない貧相な体が強調されるシーンです。この姿勢でわんわんきゃんきゃんと何かを訴えるのですが、体が大きい分、「くま(仮名)」さんよりはるかに野太い声を出しますので、室内飼いとはいえ、近所迷惑なんではないかと気になります。
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 ビッグトレドのうち、最初の頃のものは半ば限定品的な感じであったなどともいわれますが、普通のM800よりバカ高いのですからそれもあたりまえでしょう。その頃のものと思われるM900。握ってみると、まだ胴軸の「荒さ」が感じられる個体です。まるで新品であるかのごとく、彫刻のエッジが感じられるのです。

 そうなると変なもので、あまり激しく使っていると「減る」んじゃないか、と気になって、ついつい出番が減ってしまいます。そのせいもあって、いまだにヴァーメイルの金色が鮮やかで、くすんだ感じが出ておりません。3月1日に登場したものと比べると、重厚感がないようにさえ感じられる、ぴかぴかした個体です。
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 ペリカンさんのお顔は、さほど美人ではないけれど猛烈にウルトラマンというわけでもない、というところ。適度に切れ長で、それでいて丸みのある目をしております。

 この個体、ペン先が20Cです。20C-833とくれば、連想ゲーム的に「柔らかい?」と来る人が多いのですが、現代のペリカン、どのペン先も柔らかくはありません。3月登場の「ごく普通の現行品」と同じニブの方が抜群にいい書き味。そのニブをM800に付けてもそれほど感動しないので、軸の重さなど複数のファクターが重なり合ってのことなのでしょう。

 来歴としてはごく普通で、モンブランか何かとの交換だったように記憶しております。覚えていないほど愛着も何もない、それでもトレドと交換できるぐらいのペン、多分149だったと思うのですが定かではありません。今、手元にトレドがある、それだけが真実です。
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