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2010年4月

2010年4月30日 (金曜日)

すっきりミント

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 シャンプーしてもらってすっきりとした「ちち(仮名)」さん。目下の悩みは太らないことです。非常に旺盛な食欲がありながら、柴犬らしいむくむくとした感じに欠ける彼女。一方の「くま(仮名)」さんが、飼育担当の長男が必死になって引き締めをはかっているにもかかわらず、風船みたいにまん丸になってきているのと対照的です。あまりのことに、血液検査をしてもらい、現在結果待ちです。

 飼い主の私も散髪してすっきり。前回がいつだったかの記憶も曖昧で、およそ2ヶ月ぶりではないかと思います。皆さんパンチパンチとおっしゃいますが、そんな手の込んだ髪型は無理。暴れまくる髪の毛を「こて」ではさんで曲げる、いわゆるアイパーというやつです。私がお世話になっている職人さんは大変に上手で、仕上がりももちも良いのですが、普通のレヴェルの人にはまず無理な技らしく、他のお店でやってもらうとさんざんな目に遭います。
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 先日のペントレーディングinTokyo、会場に到着するやいなや、さる出店者の方が「おぉ、待ってたよ、こっちこっち」と呼んでくださいました。そういうときはたいてい、いいことが起こるので、期待に胸膨らませてお邪魔しますと、見せられたのが写真中央のペン。

 昨日のキャップレスと、プラチナのカートリッヂは大きさ比較のためにおいたもの。携帯電話のストラップにも使えそうな小ささですが、これでもしっかり萬年筆です。軸色もそうですが、未使用と思われる綺麗な状態、いわゆるmintというべきものです。ある意味、今回のペントレで最大の収穫物がこれではないかと思います。
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 キャップを外した状態。よく見ると、首軸のペン先に近いところに黒い点のようなものが見えます。これを手渡されるとき、金魚金魚という声が聞こえましたが、大先の部分が魚の顔になっているのです。ペン先は見た目の通りスチールにメッキを施したものでしょう。
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 ペン先を写していながら、ペン先にピントを合わせていないという不思議な写真。お魚の目のあたりを狙ったつもりです。金魚というか、私には鯉のようにも見えます。いずれにしても、けっこうまじめにお魚の顔を作り込んであります。
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 こう写すと、鯉のような迫力。金魚の先祖たる鮒だといえばそうも見えます。近所のホームセンターで観察してみると、こういう顔の金魚もおりました。やはり、金魚を模した萬年筆なのでしょう。

 ペン芯が赤くて半透明。軸色との兼ね合いでいい感じになっております。金魚の顔になった萬年筆だよ、といわれると、普通の人は顔をしっかり見ますが、ヘンタイはペン先を見たりペン芯を見たり、あげくに胴軸を外して吸入機構を見る、という具合。悲しい性です。
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 ある時期のこうしたおもちゃ系の萬年筆には決まって採用されている吸入方式、とでもいいましょうか。吸入量もたいしたことはありませんが、そもそもこれでまじめに字を書こうということもなく、根付けのように持ち歩いていて、いざというときに使う、というほどのものでしょうから、これで十分でしょう。

 コンビニエンスストアでお茶を買うと景品がついてくる、っていうのがありますが、その景品をボールペンではなくこういう萬年筆にしてもらえたら、全国のヘンタイさんが熱心に買い集めると思いますが、どこかやらないでしょうか。
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2010年4月29日 (木曜日)

昭和の日

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 シャンプーしてもらったので心底疲れました、という「くま(仮名)」さん。よその人に体を洗われ、あちこちこすられたりするというのは,彼女にとって相当なストレスのようです。実際、2頭一緒に出かけることで「これはおかしい」と感じたのか、「ちち(仮名)」さんなどは首輪から頭を抜いて逃走してしまいました。すぐに姿が見えなくなりましたが、心配した長男が探してみるとまっすぐ家に帰っていたそうです。

 そんな具合ですから、今夜はとても静か。家族がケージの前をうろうろしていても、遊んでくれなどとせがみません。2頭とも、とてもおとなしく寝ております。
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 今日は昭和の日。自分が生まれたから言うわけではないですが、昭和って偉大な時代だったと思います。特に自分が物心ついてからの昭和は、何事につけても明日に希望を持つことのできる、幸せな時代だったな、と。

 教員である父の収入だけで生活していた私の実家は非常に貧しい家庭でしたが、田中角栄さんのおかげ(?)で、見違えるほどにまともな暮らしができるようになりました。今日よりは明日、明日よりは明後日。先へ行くほど良くなると信じることができました。写真のキャップレスも、この時代のものよりは現代のものの方がよほど優れています。それでもこうした古いものをほしがるのは、資料的価値のみならず、それが持つ独特の雰囲気に惹かれるからだと思います。そして、その雰囲気こそが「昭和」なのです。
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 ちょこっとだけのぞくペン先。それでも十分にやわらかな、萬年筆らしい書き味を実現しているのは、今も昔も、キャップレスの大いなる美点です。この時代のものになると、意識せずに(乱暴に)ノックしても大丈夫ですが、ブレーキを踏んで車を止めるときをイメージしてノックするのが良いと思います。

 人の車に乗せてもらうことはあまりないのですが、タクシーやバスも含めて、かっくんブレーキがけっこう多いと感じています。自動車でも電車でも、上手な運転というのは動き始めと止まるときにショックがないことだと思っている私、かっくんブレーキにはけっこう厳しい方です。

 さぁ止まるぞ、というとき、ブレーキをぎゅーっと強めに踏み込んで速度を減じ、次第に右足の力を抜いていきますね。で、最後のところ、ここで止まるというときに、そのまま踏んでいると、かっくん、と来ます。止まる寸前で「スッ」と右足の力を抜いて、車が動きを止めた瞬間にそっとブレーキペダルをおさえます。そうすると、何のショックもなく車が止まり、転がることもありません。
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 キャップレスも同じで、カツンとノックしないで、ギューッっとノックして、最後に底をつく手前で力を抜く、というふうにしています。ガチャン、っていう感じでノックするのは、なにかキャップレスをいじめているような感じがして気がひけます。

 これから薄着の季節ですから、私のようにバッグ類を持ち歩かない人間にとって、シャツの胸ポケットにキャップレス、というのがいい感じです。ただ、メタボで汗かきの私ですから、胸に挿すのはあくまで現行品です。ストライプ柄のキャップレスなんて貴重なものは、やはりペンケースに収めて持ち歩くべきものでしょう。
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 ところでこのキャップレスのインサート、中央あたりが緑色に塗られ、HANDという文字が入っています。持つときはここをつかめ、という意味なのでしょうか。わざわざ色が塗られていることも含め、これがなぜかを調べることもまた勉強ですが、現在まで何も情報を得られておりません、これだから萬年筆趣味は楽しくてやめられませんね。

2010年4月28日 (水曜日)

壁に穴あり

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 深夜、というよりは早朝、ぐっすりと眠っている「ちち(仮名)」さん。歓送迎会を終えて帰ってきた飼い主など見向きもせず、よく眠っております。もっとも、こんな時間に遊ぼうよと鳴かれても困りますので、これはこれでありがたいのですが、眠いときには何もしない、というあたり、まだまだ子どもという感じがいたします。

 転出された方とお話をしておりますと、それぞれの職場の特徴がよくわかります。それぞれの良いところを取り入れていくことで、よりよい職場になっていく可能性が生まれますから、人事異動とはこのためにあるのだな、ということが実感されます。一方で、あぁこの人と一緒に仕事をすることはもうないのかも知れない、と思うと寂しくなります。
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 帰宅しますと、また変なモンが届いておりました。電話番PLCとでもいうべきものです。電話のモジュラージャック、ひとつしかないというのが普通の家だと思いますが、この製品は屋内配線を利用して別の場所でもモジュラージャックを使えるようにするというものです。

 プリンタの調子が悪く、買い換えを検討する中で、どうせなら複合機を購入して、現在のFAX&電話も統合してしまおうと考えたのですが、モジュラージャックのある場所にはプリンタが置けず、プリンタの置ける場所にはジャックがない、ということで、ひょっとしてあるんじゃないか、と探したらこういう製品があった、というわけです。
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 いろいろと不具合がでると聞くPLCよりもまだノイズに弱いそうで、果たして使えるのかどうか疑わしいところですが、もしいけたら配線工事の必要が無くなります。誰に見せるわけでもありませんが、室内に線が這い回っているのは見苦しいものですので、この装置には大いに期待しております。

 すでに廃盤、しかも後継製品も出ていないということは、あまり需要がなかったということなのでしょう。固定電話なんてないよ、というお家もじわじわと増えてきておりますから、それも仕方ないことかも知れません。こういうのが欲しいな、と思ったときに手に入れられた幸運に感謝すべきなのでしょう。
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 まずはこいつが使えるかどうかを試して、OKとなったら、いよいよ複合機の選定です。忙しい中でも、こういうことになるとけっこう燃えてしまうあたり、つくづくヘンタイやなぁ、と笑えてしまいます。

2010年4月27日 (火曜日)

すれ違い

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 どうしたの?ってな感じで見つめてくれる「くま(仮名)」さん。癒されますね。犬にとって、こうやって見上げることがけっこうストレスになるのだ、と聞いたか、読んだかした覚えがあるのですが、正確なところは忘れてしまいました。いずれにせよ楽な姿勢ではなさそうですが、それでもこうやって見上げてくれるのは、なんとも可愛いものです。

 大型連休が近づいてくると、その前にアレもやっておかねば、コレも済ませておく必要がと、千々に思い浮かべてはあっちに手を出し、こっちをやりかけて、結局日が暮れても何一つ仕上がっていない、という状況になります。加えて、他の人からアレやって、コレ頂戴と言われる仕事を捌きながら、周りの人たちが帰るのを待ちます。みんな帰ってしまったあとでないと、自分の仕事はできません。
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 今日はすれ違いが猛烈に多い日でした。とにかく、みんなすれ違うのです。すれ違ってかみ合わないから、いらいらする。あっちでもこっちでも誰かが怒っていました。少しだけ落ち着いた今、一番怒っていたのは私だろうなぁと思うと、恥ずかしさここに極まれり、です。

 今このあたりが、職場にとってのヤマ場。団結するのか、それとも空中分解するのか。少しでも段取りよく仕事ができるように準備をしておくことぐらいしか私にはできませんが、少しでも職場の空気を変えていけるように頑張ってみたいと思います。

 写真はペントレで譲っていただいたもの。長さ13センチほどのやや小ぶりなボールペンですが、大柄なものより重量感があり、軸は七宝で飾られています。このペンを手にとって眺めていると、怒りが少しずつおさまってくるような気がします。
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 それにしても、さすがはPILOTです。どれほど見ようが集めようが、まだまだ知らないペンに出会います。またN御大にお会いする日が楽しみです。

 そういえば、明日は歓送迎会。これまでお世話になった方々をお送りし、これからお世話になる皆様をお迎えする席。一括りに宴会といってしまうのは憚られる大切なひとときですが、はたして、無事に参加できるのでしょうか。
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 さぁ更新できた、風呂入って寝よう、と思ったら、明日はもう一つ、息子の家庭訪問。担任の先生が来られるのですから、お部屋を綺麗に片付けておかなくてはなりません。どうやら今夜もお布団には入れないようです。(どんだけ部屋汚いねん・・・・・)

2010年4月26日 (月曜日)

おみやげ

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 こうしてゆったりと寝ていると、「お嬢様」な感じのする「ちち(仮名)」さん。実態がそうではないだけに、余計に印象に残ります。

 例によって週末を遊んで過ごしたので、とってもせわしい週の初め。それでも仕事が終わって帰宅すると、おみやげを見ながらペントレの余韻に浸るという優雅なひとときを過ごしております。
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 今回のおみやげでもっともまともなものはエボナイトのペン枕。ぼけ、しばくぞ、を連呼するおっさんが上京すると、現地コーディネーターを買って出てくださるという奇特な方からのいただき物です。余談ですが、この2人の関係、どうみてもジャイアンとのび太くんです。よって二人は、心の友同士と言うことになるのでしょう。

 今回の東京行き、絶対にSuicaを購入しようと決めておりました。恵比寿駅にて、兵庫、大阪、奈良の三府県民が揃ってSuicaを購入して喜んでいるというのは、なかなかマニアックな光景でした。この恵比寿駅の券売機前にある、携帯電話をタッチすると道案内か何かをしてくれるという装置。「ここにタッチ」と書かれている部分に手を触れても反応がないということで、手を回したり、こすったり、つついたりしていた関西人がいて、それを見た名古屋の人間が思いっきり突っ込む、という何とも微笑ましい光景も見られました。
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 ペントレ2日目の入場者に先着順で配られたセーラーのメモ用紙。その横にあるのは、旧日本陸軍の便箋です。N御大が販売を委託されて持ち込まれていたもので、初日にいきなり「こんなもの欲しがるのはあなたぐらいでしょう!」と急所を突かれたのですが、例によってN御大のブースからは帰り際にいただくことを旨としておりましたのでいったん保留。結局、厚かましくも2日目に頂戴してしまいました。

 このように大変薄い便箋ですが、当時のことですから筆記には萬年筆が使用されていたはずです。書いてみたいし、もったいないし・・・・・というところです。
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 恵比寿スバルビルすぐそばに、ペントレ前日の金曜日にOPENしたというJourney Journey恵比寿店さんで求めた数学お道具箱。直定規、三角定規に分度器。消しゴムに鉛筆削り。セットの鉛筆がやけに短いのはコンパス用に使うことを想定してのことでしょう。特筆すべきはディバイダが入っていること。数学の授業が退屈なときはこれで前の子の背中をつついたりして遊べます(良い子はまねしてはいけません)。

 帰宅して子どもに「おみやげ」と見せたら、「ふぅん」と言ったきり無反応。どうしたわけか、我が家の子ども達は変なモンには慣れっこになってしまっているようです。
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2010年4月25日 (日曜日)

お上りさん・その2

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 飼い主が帰ってきたとやかましく騒いだものの、おやつをもらったらおとなしく寝てしまった「くま(仮名)」さん。いつものことながら平和な顔をして寝ております。帰ってきて犬の寝顔を見ると、本当にほっとします。

 ペントレ参加を口実に東京へ行ってまいりましたが、肝心のペントレには手を出したくなるものがありませんでした。ある意味、非常に幸せなことです。むしろ、恵比寿スバルビルのすぐそばに、この金曜日にオープンしたばかりというお店、journey journeyが気になりました。すなわち、ちょっと変なモンを売っているお店なのです。

 ペントレ2日目の今日、10時過ぎには会場を抜け出して、日比谷線で東銀座へ。少々迷いながらもペンクラスターにたどり着いたものの、開店時間まで間がありましたので、北欧の匠、松屋、C.O.U.、五十音、銀座教会と縦走して再び戻ってくることにいたしました。
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 北欧の匠のウィンドゥ越しに見たリトル・ミーのエプロン。これにつられて店内に入ると、自然と奥のケースへ足が向きます。そう、ハンス・オスターの作品が収まっているショウケースです。空であってくれという祈りもむなしく、そこには大きめの小銭入れとでも言うべき、象牙のでべそで蓋をとめるタイプのお財布が、稀に見るほどの数、並んでいたのでした。

 いつもそうなのです。北欧の匠に寄せていただくことなど、年に2、3度ですのに、そのたびハンスオスターの在庫に出会ってしまうのです。これまではすでに所有しているペンケースでしたのでお財布に被害はなかったのですが、今回ばかりはいけませんでした。
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 このタイプ、お持ちの方に見せていただいてこの世に存在することは知っておりましたが、もはや作られていないという話も聞き、諦め、そして安心していたのですが、目の前にあるのはまさにそのもの。誠に不幸な、出会い頭の事故でした。

 しかし、見れば見るほど、触れば触るほど良いものです。おそらく私が死ぬまで、この財布はへたることがないでしょう。下手をすると、いやほぼ確実に息子に引き継ぐことが可能かと思います。怠け者の私ですが、こればかりは気合いを入れて大切に使おうと思っております。
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 そのあとは我に返って、松屋の7階も銀座教会も無事に乗り切ったのですが、やれやれと出てきた路上で店開きをしていた風鈴屋さんにひっかかりました。実に良さそうな風鈴を手に入れてたいへん満足。季節が来たらご紹介しますが、遠方から来たことを知った風鈴屋さんに「無事に帰ってね。」といただいたのが蛙の根付。ストラップじゃないよ、ねつけ、ねつけ、ね、と念を押されましたが、もとより異存はありません。こういうものは根付と呼ぶのが正しいかと思います。
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 そうこうするうち、久しぶりの東京散歩は無事終了。ペントレ会場や東京散策でお世話になった皆さん、ありがとうございました。多くの方のおかげで充実した週末を過ごせたことに感謝、です。

2010年4月24日 (土曜日)

お上りさん・その1

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 久方ぶりの上京です。気がつけば朝の5時。駅まで歩けば始発の新幹線に乗れますが、それもばかばかしいと少し寝て、息子が起こしに来てくれたのが午前7時すぎ。なんやかんやと準備をして、恵比寿スバルビルに着いたのはお昼を少し回ったころでした。

 受付に参加票を渡した瞬間、「おめでとうございます」の声。先着100名に配布されるWAGNER 2010 No.1インクの100個目をいただくことができたのでした。ラストワン、何という幸運でしょうか。

 「くまめくり」は犬のBlogです。ペントレーディングin東京の会場では、またもワンちゃんのマッサージ教室が開かれておりました。ここでこの講座が開かれているのに遭遇するのは2度目です。
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 そして、萬年筆を手に入れようとヘンタイさんたちが集まるこの会場、公文式のペン習字教室まであるのは何ともできすぎた話です。萬年筆好きには以外と見栄えの良くない字を書く人がいますものね。

 今年のペントレ、お昼からの参加だったせいもあるのでしょうが、昨年のことを思うと静かな、まったりとした感じでした。昨年より少なめのセラーさんたち、それぞれにまずまずの売り上げがあったようでご同慶の至りです。商品というより、すでにどーむ商店の看板となった感のある通称クッキーことフレッチェ・トリコローリ、今回も健在であります。ここまで来たからには、同商店の看板として、末永く来店者の目を楽しませていただきたいものです。
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 ペントレなんか行ったら、またいっぱい買うんですね、と呪いの言葉をかけられての上京。いつの間にかたまったエクスプレス予約のポイントでグリーン車に乗れたのを幸い、PCを立ち上げたものの、襲ってくる睡魔に抗うことができず、結局N700系車内でWindows Updateをしただけという体たらくでしたが、実に良く眠れました。そうしてやってきたペントレですが、今日は何も買わずに終わりました。

 1次会の終盤には会場を抜け出し、遠来のお客様をアメ横にお連れして余計なものをお見せしたところ見事にお買い上げ。宴会開始ぎりぎりに恵比寿へ戻ってきて2次会、さらには宿舎近くで3次会。ようやく部屋に戻って、自分の体を休めるより先に身の周りの機器類へのエネルギー補給です。実際、1泊分の着替えなんて知れてますが、これらのコード類やPCがかさばって結構な荷物。日ごろ鞄というものをまったく持ち歩かない私にとってはなかなかにつらい状況です。

 ここまできたら、明日も見るだけ、聞くだけ、触るだけで、無傷のまま帰りたいと思いますが、どうも銀座教会で懺悔している時に気絶する癖があるので、それだけは気をつけたいと思います。

2010年4月23日 (金曜日)

人を○○○ば穴二つ

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 ウロボロスになって眠る「ちち(仮名)」さん。実によく寝てます。最近、少しずつ大人になってきたのか、ある程度騒いでも遊んでもらえないと、これは無理だと悟るようになったみたいです。こうして寝ているところが一番可愛いのです。

 明日の夜は出先で更新となるので、今日のうちに予定稿書いておけば楽なのに、それすら面倒だとやらない私って、本当に怠け者です。明日もまた、寝る直前になってから適当に思いついたことを書き散らそうと思います。

 関西を6時台に出るのぞみに乗ると、恵比寿スバルビルに9時頃に到着できますが、そんな早朝から起き出して出かけるのは無理です。ペントレの朝、開場したときは恐ろしい状態だそうですし、萬年筆という高尚な趣味を共有している皆様のそんな醜い(失礼)姿を見たくもありません。何といっても、欲しいものが売れずにそこにあったら大変ですので、ゆっくり出かけるつもりです。もし、早くに目が覚めてしまったら二度寝するのか、それは自分にもわかりません(苦笑)。
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 先日のWAGNER中部地区大会で、N御大の前に座って熱心に講義を受けている方が目にとまったので、思わず隣に座ってチャチャ入れしてしまいました。地方によっては背中を押すとか、背中に跳び蹴りを食らわすとか言われる行為です。その方は結局、めでたく萬年筆の高みを目指して第一歩を踏み出されたのですが、なかなかにしっかりとした足取りで、しかもハイペースで高度を稼いでいらっしゃるようです。

 あれまぁ、悪いことしたかも。高山病にならなければいいけれど・・・・・と勝手なことを思っていましたが、その後も親しくおつきあいをいただいておりまして、先日、写真のようなものまでいただいてしまいました。
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 富士通のノベルティか何かなのでしょう。小ぶりながらずっしりと重いボールペン。真鍮製ということで、先日の記事にちなんで送っていただいたものです。

 実にいい感じになっていますね。こんなものを名古屋方面の社長さんに見せたら、ものの数分で金色に輝くペンに仕上げてくださることでしょうが、No, Thank You!ですね。そんなことをしたら真鍮の神様のバチが当たります。

 残念ながら中のリフィルは生きていないということですので、伊東屋さんで合うものを見つけてこようと思います。ちょうどLAMYのpicoぐらいの大きさですが、キャップが摩擦だけでしまるタイプですので、気がつくと本体が抜け落ちていた、なんてことになりそうですから持ち歩きにはペンケース必須ですね。
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 大きさ比較のためにル・ボナーのペンケースにのせてみました。何も手入れしていないことが丸わかり。傷だらけです。この大容量名刺入れに詰めていく名刺を作るのも忘れていました。このままでは、寝る間もなくペントレの朝になってしまいそうです。

2010年4月22日 (木曜日)

マキナリ・その2

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 1日のほとんどをこうして寝て過ごしているのではないか、と思われる「くま(仮名)」さん。実際、家族が1日中家にいても、ゆったりとケージの中で寝て過ごす時間が大半だそうです。一番元気になるのは私が帰宅して夕食を摂る時間だそうで、家族が見ているテレビの音声が聞こえないほどワンワンと騒ぎます。ひとしきり遊んでやると、満足した様子でまた寝てしまう、という怠惰なワンこです。

 もっとも、こうした習慣は家族に合わせたものといえるでしょう。日中は誰も家にいませんから、寝て過ごすのは当たり前。その分、家族が揃う夜になると遊んで欲しいと騒ぐのは当然のことでしょう。親ばかですが、そういうところが何とも可愛いのです。
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 昨日と同じやんか、とおっしゃるなかれ。違うものを写しております。写真は同じシリーズのシャープペンシルの先端部分。飛び出した銀色の部分はノックすることで現れます。あちこちいじくり回し、耳元で振ってみました結果、こいつはお尻から芯を入れるタイプではないと判断しました。第一、芯の入れ方に関する説明がありません。

 0.5ミリながら、先端から芯を入れるというのがどうも信じがたいのですが、これも見た目優先、素材優先のために仕方のないところでしょうか。それとも、私がぼんやりしていてわからないだけで、実はお尻から芯を入れられるようになっているのでしょうか。
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 黒檀で作られたノックボタン。こいつと胴軸とが組み合わさる部分の細工に萌えます。ほぞ組、かき継ぎなどは美しい作品を作るためには欠かせない技法ですが、実際に精度を出していくのは大変です。こんな小さな部品で、それと同じようなことをやっている。そして、その部分が綺麗にスライドする。意味もなく何度もスライドさせてしまいます。非常にスムーズです。

 ボールペンのノックボタンのような不思議な動きはなく、単にスライドするだけ。でも、この細工です。これが全てです。神は細部に宿るのです。
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 さて、もう一つ更新するとペントレです。いや、何も買いませんけれど、眼福と宴会を目的に行きます。そういう意味で、師匠のBlogは見ても忘れるようにしております。

2010年4月21日 (水曜日)

マキナリ・その1

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 長々と寝そべってくつろいでいる「ちち(仮名)」さん。実は「ひづめ」を噛んで遊んでいるのです。馬か何かのひづめ、なかなかに噛みごたえがあるようで、10日ほどかかって少しずつ形がなくなっていきます。

 今日も授業の合間にちょいちょいと時間割の修正。次第にそれらしい形になってきました。いつまでぐずぐずと・・・・・っていう感じもしますが、生まれて初めてのことゆえ、やはり慎重にならざるを得ません。ペントレから帰ってきたら、この時間割も本格始動です。
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 意外と持っていないボールペン。元々あまり字を書かないうえに、書くときにはできるだけ萬年筆ということもあって、しっかりしたボールペンなどは少なめです。伸びたり縮んだり、割れたり曲がったりする木材とNCの組み合わせというところに興味をひかれたのはもちろん、口金やクリップ、ノックボタンなどまでが木製というあたり、ヘンタイ心をくすぐります。

 こちらのページを見ますと、メープル、ウォールナット、アマレロ、チューリップウッド、そしてパープルハートと、ありゃ、工房 楔かしらん、というラインナップ。これらの材は、木の性質もさることながら、色目から選ばれたようにも思えます。とりあえずメイプルとウォールナットを手に入れることができました。
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 こんな、昔よく見た(もちろん今でもありますが)書類入れの封筒みたいなパッケージ。くるくるとひもをほどいて中身を取り出すとき、やっぱりワクワクいたします。

 外装パーツ全てが木でできたボールペン。取り扱い説明書を兼ねた台紙に開けられた細長い穴にクリップを挿し込んで固定されています。早速取り出して触りまくってみますが、ノックボタンが何とも変な感じ。ただスライドするわけでもなく、なにかこう、転がっていくような感じの動きです。このあたりは、リフィル交換のメカニズムとも関連しているようです。
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 スプリングが入っているようですが、どうなのでしょうか。大きく動き、開くクリップ。可動部は繊細ではあっても華奢な感じはなく、かっちりとした作りの良さを感じさせてくれます。
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 芯を出すためにノックすると、そのあっけなさに驚かされます。安物のボールペンでも高級なものでも、それなりに「カチッ」という感じがして芯がでる、というものが多いですが、ボタンをスライドさせるのではなく、こかす(倒す)と芯がでる、その感触が新鮮です。

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 このシリーズにはシャープペンシルもありますので、そちらのメカニズムも気になるところです。ざっと見たところ、外観にもいくつか違いが見受けられます。ボールペンとしての書き味は、手によくなじむ無塗装の軽い木製軸、この気持ちよさが全てという感じで、正直、リフィルの書き味はどうでもいい、っていう感じになります。より滑らかで互換性のあるものが見つかったら入れ替えてみたいところです。
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2010年4月20日 (火曜日)

段差なし

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 綺麗に脚を揃えて眠る「くま(仮名)」さん。最近はこんな姿の彼女ばっかり見ています。仕事がグズいので、毎日帰宅が遅くなる、帰宅が遅いので夕食が遅く、仕事中はじっと座ってばかりなのと相まって血糖値が上がる、という悪いサイクル。私の主治医による診療は月曜日だけなので、なかなかタイミングが合わず、病院にもご無沙汰しております。

 本屋さんに行きますと、「○○○の仕事術」みたいな本がいっぱいですが、そんなのを1冊読むだけで能率良く仕事ができる人になれるならいいのですが、そうはいかないだろうということぐらいはわかります。むしろ、元気に仕事ができていることに感謝すべきなのでしょう。
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 先日のWAGNER中部地区大会の折、N御大からお譲りいただいたPILOTミュー、ストライプです。なぜかこれまで持っていなかったのと、ここは名古屋で、名鉄の特急券はミューチケットというぐらいだから、と変な理由をこじつけていただくことにしたものです。

 自分のものにしてみるまでは、このストライプ柄はくどいのじゃないか、と思っておりましたが、手にしてみるとそれほどでもありません。特にペン先のところでストライプが終わる部分、うまい処理ではないでしょうか。
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 さて、ショートタイプつながりで、この日の記事で紹介しました半分透明なショートタイプ萬年筆について教えていただくことができました。結論からいうと、宣伝用などではなく、きわめて限定的ながら市販されたものだったようです。詳しい内容については敢えて書きません。件の萬年筆を「見せびらかす」ときの話のネタということで。

 萬年筆という趣味を通して、それでなければ絶対にお会いすることはなかったであろう方々とお近づきになれたこと、そしてさまざまなことをお教えいただけることは本当に幸せです。
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 で、そんな人たちと濃ゆい時間を過ごすことのできるイヴェント、ペントレーディング東京まであとわずか。手と足の指、全部あわせたよりまだ多い萬年筆を持っていますから、今年は何も買うことはなかろうと思っているのですが、密かにさる出店者に期待しております。その方のお名前も存じませんし、今年また出店されるかどうかも不明ですが、もし今年も出されていたら、何かいただいてしまいそうです。

 関西から参加される皆さんは、前日の夜行とか、当日の朝早い新幹線などで乗り込まれることでしょうが、そんなわけで私はお昼頃につければ十分、と思っております。何より、下手に早く到着して魅力的なものを見てしまったら・・・・・と思うと恐ろしくて恐ろしくて。第一、会場の昴ビルの入り口、段差だらけで危険です。ペントレは宴会のために行くもの、という気持ちで頑張る(何を?)所存です。

2010年4月19日 (月曜日)

Sharpen you up!

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 ハマりこんでおります。深夜2時過ぎ、さすがに眠りに落ちた「ちち(仮名)」さん。それにしても犬って、いつ寝るんでしょう。寝ているように見えてもすぐにぱっと起きますし、ぐっすり眠る、なんてことはあるのでしょうか。ま、我が家の2頭は寝たら寝たでけっこうしっかり眠るようですけれども。

 忙しいときには変なモンが欲しくなる、というのが悪い癖。コンパクトな鉛筆削りがひとつ欲しいな、と思っていたら、やっぱり見つけてしまいました。お店はいつもの分度器ドットコムさんです。
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 お仕事ロボットの鉛筆削り。ゼンマイが内蔵されていて二足歩行するという、ASIMOくんも真っ青なハイテクマシンです・・・・・などと書きますと、かつて一世を風靡した先行者を思い出してしまいます。

 パッケージにはお茶を運ぶからくり人形よろしく鉛筆を捧げ持って歩くロボットの姿が描かれていますが、それはちょっと買いかぶりすぎです。実際のところはこんなもんです。My wife is busy!と爪楊枝を運ぶ姿を見て納得してください。こちらです。

 いや、実にお馬鹿です。こういうのを見ていると癒されますね。意味もなく何度もねじを巻いては歩かせて遊んでしまいました。で、肝心の鉛筆削りとしてはどうなのか、ということですが、やはりちょっと使いにくいですね。
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 パイルダー、オンみたいな感じです。頭部がそのまま削り滓入れになっております。胸の扉を開くと現れる穴に鉛筆を挿し込んで削るのですが、かなり気合いを入れてグッと押し込まないと削れません。このあたりは、ゼンマイを巻くねじの穴と共用ゆえに仕方のないtころでしょう。

 こういうのを大人のおもちゃというのだと、私は思います。
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2010年4月18日 (日曜日)

Brass

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 首、大丈夫ですか、と聞きたくなるような寝方の「くま(仮名)」さん。熟睡状態で、少々体に触れてもぴくりとも動きません。犬や猫は丸くなって寝ますが、体が痛くなったりしないのでしょうか。

 私のしつこい肩の痛みは、肩胛骨のあたりの動きが異常に渋いことがひとつの原因で、それをほぐすための施術を繰り返して少しずつ快方に向かっていますが、どうも頸椎の一部がずれていることも原因のひとつではないか、ということで、その線で施術してもらったところ、過酷な先週を終えても肩の痛みが出ていません。やはり、気になることは全て話すことが治療の第一歩ですね。
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 ようやく揃えることが出た、ミドリのBrass Productsシリーズです。霊によって分度器ドットコムさんで、まずは筆入れ、定規、ナンバークリップを手に入れ、その後毎週のように通ってペンシル、ボールペンとコンプリートいたしました。

 中学校の技術の授業で、真鍮の丸棒を使って文鎮を作る、という経験をしております。丸棒をかまぼこ断面に削る作業が長く辛かったこと、つまみの部分を作るのに旋盤で削ってローレット仕上げにしたこと、雌ネジを切るのにタップを折らないかと冷や冷やしたことなどを覚えております。

 教える側になって、真鍮を材料に使った授業をしますと、どこかの社長も真っ青になるほど、生徒たちは磨きに力を入れ、自動車用のワックスを掛けて仕上げる生徒まで出る始末。仕上げのクリアラッカーもふき方ひとつで気泡が入りますので、結局は針金で作品をつるしてラッカーにどぶ付け。そうして仕上がった金色に輝く作品を、生徒たちはとても大切にしておりました。
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 このシリーズはそれとは違って、くすんできたり、緑青吹いたり、あちこちへこんだりするのを「味」として楽しもうというものです。それでも、このナンバークリップなど、使っているうちに1~2個紛失したりしたら哀しいですね。このクリップをのぞいて、日本で作られているのだそうです。

 こういう形の筆入れはセルロイド製のものがなじみ深いですが、こいつは手に取るとその重さにびっくりします。そして、筆記具。ボールペンはともかく、もうひとつがなぜシャープでなく鉛筆フォルダなのか、手にとってみるとよくわかります。
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 キャップをしているときだけでなく、キャップをとって使用状態にしたときにも、こうしてシルエットが揃うのですね。これ専用の短い鉛筆もラインナップされていますが、購入しておりません。こんなに綺麗な真鍮の文具、使い始めたらその日に傷がつきます。なので、なかなか使う決心がつかないのです。死蔵することは避けたいのですが、さりとて使うのは・・・・・。

2010年4月17日 (土曜日)

どうするの?

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 朝から夕方まですーっと、わんわんきゃんきゃん、遊んでくれと騒ぎ続けていた「ちち(仮名)」さん。来客があったこともあって外にも出られず、けっこうストレスがたまっていたのでしょう。

 時間割の作成が一段落したので気が抜けてしまったのか、少々体調が悪かったので、今日は自宅で過ごしました。「ちち(仮名)」さんも、私の顔が見えないときはおとなしくしているそうです。お気に入りのクッションをぼろぼろにしてしまったので、新しいものを買ってもらいました。これもなかなか気に入っているようです。
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 美術系の高校に進学した娘の友人が、チェコやオーストリアへ修学旅行に行った際のお土産。ト音記号を模した鉛筆のようです。これを見てまず思うのは、消しゴムは使い物になるのか、ということですが、その辺は作り手も諦めているようです。肝心のト音記号のあたりを観察すると、まっすぐに作られた鉛筆を曲げたものだとわかります。材質は木のようですから、あぶるかあたためるかして曲げたのでしょうか。
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 元々は相当に長い鉛筆だったことでしょう。こうして握った状態でごく普通の長さです。これで字を書いていて間違えたらお尻についている消しゴムを使いたくなりますが、見たところ、相当消しにくそうです。

 何とか工夫して字を消すまねをしてみてくれ、と娘に頼んでみました。その結果がこの通り。物理的に消しゴムが使えないということはないのですが、相当に難しい作業になるのは確かです。
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 久々に早い時間に記事を書いていて、ひとつ思い出したことがあります。今日は土曜日で、明後日は月曜日。それまでに仕上げておかなければならない仕事がいっぱい残っているのです。けったいな鉛筆を見て喜んでいる場合ではなかったのです。

 残念、時間がたっぷりある土曜日、寝て過ごしてしましました。月曜日のために仕事をすべく、今から出勤です。なんといっても明日は日曜日。充実した1週間のためには、日曜日に遊びに出かけることが必要ですから、明日は仕事なんかしてられないのです。
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2010年4月16日 (金曜日)

ちょっと長い・・・

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 先日撮った写真のうちの1枚。わしゃ知りまへん、っていう感じで悠然と寝ている「くま(仮名)」さん。犬は気楽でいいなぁ、なんて良く思いますが、犬にしてみれば1日中限られた範囲で暮らすわけですから、気楽というよりストレスなのかも知れません。このところ、飼い主が家にいるとき、彼女はたいていこんな姿で寝ていますので、寝姿ばっかり撮っているような感じです。

 職員会議で完成した時間割表のお披露目。さぞやいろいろな反応が出るかと思いきや、偶然の産物で意外とまともなものになっていたせいか、すんなりと通過。逆に、スッと通ると思われた提案が引っかかって、3時過ぎから始めた会議が終わったのが7時前。あまりにも長すぎます。
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 当たり前ですが、学校のさまざまなことは校長が決めます。職員会議はそのための判断材料のひとつです。この業界では、職員会議ですべてが決まる、と信じている人が多いのですが、法律では、校長の仕事がうまく進むようにするためのもの、と定められています。論議の中で、あぁ、そういう見方や考え方もあるのか、と思うこともあって、職員にとっての研修の機会でもありますが、あまりに長いのは疲れるだけです。

 けっこう周到に根回しをして、出したら即通ると思われた提案。これに30数人の中の1人が強硬に反対したことがすべてでした。1時間以上にわたって蕩々と自説を開陳し、何とか提案を覆そうと頑張ったのでした。その場のほぼ全員が提案通りでよいと思っているのですが、あまりにも堂々と、かつ延々と発言し続けるので、何やらそちらの方が正しいような、おかしな雰囲気になっていきます。

 こういうとき、議長が何とかしてくれたら・・・・・と思うのですが、なんと議長は反対の発言をしているその人。提案をひっくり返すまで頑張るつもりです。カレンダーではあるまいし、熟考して提案している内容がそんなに簡単にひっくり返るはずもないのですが・・・・・。
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 さて、長い会議に疲れたので、ちょっと長い萬年筆。机の上が散らかっているので、こういったデスクセットを置けないのが残念なところですが、すっきり片付いた机上に革のデスクマットとこんなペン、っていうのに憧れます。

 ベース手前のペン置きに乗っているのは、先日、名古屋で頂いたシェーファーのデスクペン。しっかりホワイトドットもついています。けったいなキャップやなぁ、と思っていたら紙筒でした。たしかに、デスクペンはスタンドに挿したままですからキャップは不要。PILOTやプラチナのデスクペンには安っぽい樹脂のキャップがついていますが。これは引き出しに放り込んでおくことが多い状況に配慮したものでしょう。このあたりの割り切り方、さすがシェーファー、という感じです。
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 時間割の編成作業に使う資料と、日々山のように配布される紙資料とで、机の上は紙の海。この週末はゆったりとした気分で身辺の整理をして、来週に備えようかと思います。そして、できれば机上ににスペースをつくって、このようなデスクセットを置いてみたいものです。金色に輝く胴軸が、緑色のベースによく映えます。でも、そんな優雅な仕事ぶりではないところが一番の問題なのですが・・・・・。

2010年4月15日 (木曜日)

菠薐草

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 おやつをもらって瞬時に食べきった直後の「ちち(仮名)」さん。なんとも満足げな表情です。おやつをもらうまではくぅんくぅんと鳴いておりました。これだけ食いしん坊でよく食べますのに、なかなか太りません。肥満はいけませんが少々やせすぎているようで、先日の血液検査の結果待ちです。この勢いで太ってたら扱いに難儀しそうですが・・・・・。

 先週の木曜あたりか取り組んだ時間割作りも大詰め。というより、ある程度妥協すべきところが見えてきたので切り捨てて、何とか形をまとめ上げたという感じです。生まれて初めてのことでしたので、作りながら学ぶ、という感じで、しかも近くに師匠はおりません。泳げないのに水の中に放り込まれたような感じでした。

 ただ、これまでに、「この人天才に違いない」と思える時間割職人を何人も見てきたことが幸いしました。作業を進めていくうち、あぁ、これがあの人の言っていたアレか、というように理解しつつ、次第に時間割が組み上がっていく快感。その設定で組むことは不可能、といわれた部分を無事クリアしてめでたく完成いたしました。
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 そうは言っても素人のやること。あちこちに矛盾点が見つかります。それをつぶすために確認していくうち、衝撃の事実が明らかになりました。体育の授業は2クラスをペアにして男女をそれぞれまとめて行いますが、全部で5クラスあるので、どこかのクラスはペアになる組がありません。3組が単独だと聞いて時間割をつくっていたのに、完成してから「あ、1組を単独でやることになったから」とサラッと言われてしまいました。

 ホントに報告・連絡・相談がなってない職場です。これが会社だったらクレームの嵐で、今頃は清算されてしまっているはずです。怒って暴れるのもひとつの手ですが、その変更で時間割が組みやすくなるのでは・・・・・という思いがあって、怒っている場合ではないと作業開始。結果、それ以前より良い時間割になりました。怪我の功名とはこのことです。
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 以前にもご紹介した、菠薐草のような深い緑色のボディを持つ萬年筆。名前は不明です。オークションで入手した際には、東京都内の文房具店がかつて販売していたオリジナル萬年筆で、兜木ペン先ということでしたが、真偽のほどは不明です。

 フーデッドニブというのかどうか、巻きペン先が首軸で覆われた形。個人的にはこういう形、嫌いではありません。変なモンだからということももちろんありますが、このペンはやっぱり二右衛門半でしょう。
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 ゴムチューブのお尻を指でつまんで吸入する、この時期にはよく見られる方式です。グリーンつながりでスティピュラのグリーンを入れてみましたが、あまりにもフローが渋いので入れ替えました。このペンには国産のよく伸びるインクがあっているようです。

 もう1年以上、インクを通していないのではないかと思います。みどりいろのペンないかなぁ、と探していたら、これと一緒に何本か発見されました。やはり私もミドラーの端くれだったようです。
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2010年4月14日 (水曜日)

朱鯨亭

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 洗濯物を失敬してきておもちゃにしている「くま(仮名)」さん。こういうときには、必ず決まった場所に座り込むのがおもしろいところです。犬には犬のお気に入りの場所というものがあるのでしょう。

 若い「ちち(仮名)」さんは、こうして遊んでいる「くま(仮名)」さんの様子をうらやましそうに見ていて、自分が出してもらったときにはその場所に座り込んで満足そうにしています。けんかばっかりしていても、そういうところはしっかり見習っているようです。
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 東大寺の西、奈良女子大学から少し北に入ったところに、朱鯨亭という整体院があります。この1週間ほど、寝る間も惜しんでPCに貼り付いて時間割をつくっていますので、特にマウスを握る右手と、それにつながる腕や肩がパンパンになってしまいました。だましだましやってきましたがもう限界。どのみち、先生方や生徒がいる日中は自分の仕事などできませんので、予約に空きがあるのを幸い、朝から施術してもらいに行ってきました。

 このあたりは古くからの町並みで、かつては家屋があったと思われる空き地の横を通り抜けたつきあたり、なんとも風情のあるたたずまいのお家で開業されてされています。ちなみに朱鯨とは何であるのか、当の別所愉庵先生自身にもわからないのだそうです。

 なかなか気むずかしそうな風貌とは裏腹に、非常に物静かで、それでいて気さくに話しかけてくださるので、緊張することなく施術を受けられます。頸椎に歪みがあること、肩胛骨のあたりが異常に固くなっていることが痛みの主な原因であるということで、硬軟取り混ぜた治療をしていただいています。
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 正座した背後につき、立て膝の姿勢で背中を押さえつつ、脇の下から手を入れて鎖骨をぐっと引き寄せる。これだけでもけっこう痛いのですが、この状態で腕を大きく回すのです。ふぅふぅ言って脂汗が出るほど痛いのですが、終わると実に爽快です。

 朱鯨亭は非常に評判の高い、予約の取れない整体院として知られておりますが、それでも私のように積年の歪みを抱えている者は急には治りません。けれども、確実によい方へ向かっていることが実感できるのが嬉しいところです。鎖骨回しは例外として、基本的にポキポキと痛いことをする整体院ではありませんので、痛みに苦しんでいらっしゃる方にはおすすめです。
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 朱色の鯨、ということで、セーラーの赤軸、それもマットタイプの萬年筆です。良識あるヘンタイ倶楽部の一員である全日本マット軸協会の会長さんから教えていただいて、ついている値札よりは相当お得に手に入れることができました。光沢抑えめのややざらっとした手触りですが、使い込んだものを見せていただくと、実に味のある、いい艶が出ています。そんな艶を出すためにも、使用頻度の高い細字を選びました。

 写真などで見ているときには、赤い軸に黒いキャップ、あんまり好きではないなぁ、と思っていたのですが、会長さんに現物を見せられて即陥落。写真より実物の方が魅力的に見えるペンです。
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 すぐにでもインクを入れて書いてみたいのですが、さすがに今は無理。今日も丑三つ時といわれる刻限まで職場にいて、それでも終わらないのでPCに演算をやらせたままにして帰って参りました。明日は木曜日ですので、何とか時間割を仕上げて、来週の頭から実際に運用してみたいと思っていますが、あまりに過酷な条件のためにうまく収まらないので、基本方針から見直す必要がありそうです。ペントレのその日まで、あと10日です。

2010年4月13日 (火曜日)

遅いぞ武蔵

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 愁いを帯びた表情?でどこかを見ている「ちち(仮名)」さん。例によってこれ、ただ眠いだけのようですが、こうしておとなしくしていると本当に可愛い犬です。先日もフィラリアの検査に行った折、きゅんとも言わずにずっと無言でじっとして(震えて)おりました。内弁慶なところは飼い主にそっくりのようです。

 4月13日は決闘の日。かの有名な武蔵と小次郎の対決が行われた日だそうです。武蔵がわざと遅れていったとか、けっこう卑怯な手が使われたとかいろいろ言われておりますが詳細は謎のまま。ロマンがあって良いのかも知れません。

 巌流島と言えばアントニオ猪木対マサ斉藤ですが、この時代はよく観客が暴れてました。実は私も、今日はちょっと暴れそうになりました。
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 写真はHP-200LXですが、まだ若かった頃、上司の言動に腹を立ててこれの先代、100LXが入ったセカンドバッグを机にたたきつけたことを思い出します。机の上に敷いてあったガラスが割れ、バッグの中のLXも無残にヒンジの部分が割れてしまいました。まさに短気は損気を地でいくようなお話ですが、基本的にその頃から成長していない私のこと、今日もいろんなものが犠牲になりました。

 時間割に関してさっぱり要領を得ない要望をたんまり出してきた挙げ句に、具体的な要望を書いたメモを渡すと言いつつ何も言わず帰ってしまう同僚。この人からもらうデータを入れないと時間割が全く先に進まないのを知りつつそれはないだろう、と言うことで一暴れ。遅い時間になってやっと捕まえることができたので内容を電話で聞き出したのですが、ご本人曰く、もう夕方だから渡しても仕方ないだろうと思ったとのこと。夕方というのは5時6時の世界。こっちはそこからもう一度文字盤が一桁に戻るまで職場で唸ってますので、また明日、と言われても困ってしまうのです。
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 お風呂に入るのと気分転換とを兼ねて帰宅しましたが、気が立って眠れそうにありません。風呂から上がって眠気におそわれることに期待したいところです。さもなければまた職場へ行ってしまいそう。納期が迫ってますのでのんびり寝ている場合ではありません。

 この200LX、爆速改造済みでなおかつバックライト内蔵というヘンタイ仕様。電池を入れてもドライバがないので画面表示がうまくいきませんが、早いこと時間割そのほかの仕事を片付けてこいつで遊んでみたいものです。忙しいときほど、それまで気にもしていなかったものが気になってしかたない、実に非効率的な性格です。

 残念なことに、今日紹介すべく手に入れてあった筆記具を職場に忘れてきてしまいました。お風呂から出たら取りに行って明日以降にお披露目します。当分まともな時間には更新できないように思いますが気長におつきあいいただければ幸いです。

2010年4月12日 (月曜日)

見通しが・・・

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 ひっくり返って前脚で顔をクシャクシャやっている「くま(仮名)」さん。飼い主もちょうどこんな感じでしょうか。仕事に行き詰まると髪の毛かきむしったり、顔をパンパンとたたいたりして気合いを入れております。

 週に30時間の授業があってクラス数が16。最低でものべ480時間の授業をすることになります。実際にはいろいろあって、1週間で延べ500人近く先生が必要になる計算ですが、これがなかなかうみだせないのが不思議なところです。結果、なかなか時間割が完成しません。
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 やはり中古の携帯は怖いもので、おまかせロックが発動してしまいました。譲り受けた前オーナーは善良な方ですが、どうもその前の持ち主が怪しいようです。紛失したことにして新しい携帯をせしめたのでしょうね。そういうリスク承知の上での入手でしたのでやっぱり来たか、というぐらいの感じですが、さてこれからどうしてくれようかと考えるのも面倒なものです。

 と、そんな折も折、同じ電話を使っている息子から「携帯電話が見当たらない」という連絡。どうもエヴァ携帯、運がないなぁ、とガックリ。気を取り直して、よし、こんな時こそ、と変にハッスル。利用中断しておまかせロックをかけました。たしかに、ちゃんとした持ち主からすると心強い機能です。あとは見つかるかどうかだ・・・と思っていたら、やはり世の中捨てたものではなく、駅で拾った人が届けてくださっていてすぐに見つかったのでした。
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 ガックリ来ていたところで救われて、気分が良くなりましたので、日付変わってますよと警備保障会社の人に笑われながら根を詰めて、時間割に目処をつけた、という次第です。ねぇ、人が足らないからここで授業してよ、と頼んでも首を横に振る人ばかりなので、その分は私が授業をすることにして組み上げてしまいました。爽快な気分です。

 これである程度見通しがついた、という蓮根をのぞいたような気分。いい意味で先が見えてきましたので、先の方が見えている萬年筆、PILOT エリートです。
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 営業用に使うものだったのでしょうか。首軸が透明で、内部がよく見えます。残念ながらあまり綺麗なものではなく、透明な樹脂の一部にひび割れが見られますが、全体としては普通に使い古したペン、という程度です。

 メタリックレッドの外装もいい感じで、こういうのを見ると「やっぱりショートはいいなぁ」と改めて思います。帰宅したらBlogの更新をして寝るだけ、という毎日ですので、綺麗にしてあげるのはもう少し先になりそうです。
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 でも、この剥げちょろけたペン先を見ると、もうこのままそっとしておいてやってもいいかなぁ、という感じもします。少ないながらもそこそこペンを持ってますので、なにも無理矢理綺麗にしてこれを使うこともないのです。

 とりあえずササッと洗って赤インクでも入れ、一応完成した時間割の校正に使おうか・・・・・などと考える余裕が出てきました。今夜はこのいい気分を抱いたまま、布団に入ろうと思います。
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2010年4月11日 (日曜日)

救急外来

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 あくびではありません。さかんにアピールしているのに遊んでもらえないので、おもわず「ニャァーオ」と声を上げた瞬間です。放っておけばそれなりに、遊んでやればやっぱりそれなりに、結局何をどうしても遊んで遊んでとうるさくせがむのは変わりませんし、そこがワンこの可愛いところでもあるのでしょう。

 やるべき仕事は山ほどあるのですが、敢えて休養いたしました。その分だけ明日以降に仕事が溜まってしまったわけで、余計にしんどくなるのはわかっているのですが、やっぱり休みの日は休まないといけません。この忙しいのに何考えてるんだ、といわれること必定ですが、こういう、ある種ええ加減なところがあるからこそ、心の病にならずに今日までやってこられたのだ、と変な自信を持っている私です。
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 某カラオケ店で見つけた貼り紙。ええ感じです。こういうのが大好きなのです。こういうのを見た若い男女が、「自分たちみたい」なんて言いながら注文してしまうという効果を狙ったもの、と判断するのが妥当なところですが、私の見解としては、書きたかったから書いた。何でも良かった。今も反省はしていない、ってところではないかと。遊び心を持って仕事をして、それが売り上げにつながれば言うことなし、です。

 以前の職場で大変お世話になった先生が、この春、教頭に昇任されました。4月の教頭先生はまさに地獄。雨あられのように降り注ぐ紙爆弾を次から次へと処理して行かなくてはなりません。しかもこの先生、学年が3つしかない学校から一気に学年が6つもある学校への異動で、驚くばかりの文化の差に戸惑う毎日であろうと思われます。
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 その先生からPCがおかしくなったとのSOS。ご飯を食べる暇もないほど忙しいのに、商売道具のPCが動かないのでは話になりません。とりあえずこれでもどうぞと私のThinkPadをお貸ししたものの、英語キーボードに当惑し、Office2007のUIに閉口して、再びのSOS。ならばせめてOffice2003を入れましょうと言うことになりましたが、インストールメディアは職場の机の中。やむなく、深夜に職場で落ち合おうということになりました。

 結果、めでたく使える環境作りに成功して、その先生は夜を徹しての作業をすべく帰宅されました。念のためにともう1台、職場においてあった別のPCも持って帰ってもらいましたので、おそらくは仕事になるかと思います。

 「もし動かなかったら、少々動作は鈍いですけれどこっちを使ってください。」などといいつつ、これは深夜の救急病院に似ているな、と思いました。とりあえずの処置をして薬を出す。もし熱が下がらなければこの頓服を。あるいはまた電話をして来てください。子どもが小さかったとき、何度かこういう場面がありました。
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 今、こうしている間も、件の先生はPCとにらめっこで仕事をされていることでしょう。その先生が持ってこられた具合の悪くなったPCは、とりあえずウィルス関係を全スキャン中。できるだけ早く、このPCを完調に戻して返して差し上げたいものです。なぁんて、人のことかまっている場合じゃないのですが、ペントレまで何とか生き延びたい、その一念でがんばりたいと思います。

2010年4月10日 (土曜日)

色違い その2

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 ケージの短辺に体をつっかえ棒のようにして眠る「くま(仮名)さん。ワイヤーが食い込んで痛くないのかと心配になりますが、彼女はこういう姿勢の時が一番気持ちよさそうです。時折、お口がむにゃむにゃとなるあたりも見ていておもしろく、可愛いものです。

 黒い柴犬に続いて白い柴犬、この次は定番の赤か、それとも胡麻か、なんて話をしますと、飼育担当の子供たちは「もう勘弁して」と真剣に嫌がります。朝夕の散歩、排泄物の始末や食餌その他の世話など、可愛い可愛いと気楽に見ている時からは想像もできないほど、犬の世話は大変です。何より、犬がいなければ、朝、もう20分は余分に寝られるのですから。
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 「突然死」した翌朝、目覚めたのが5時頃で、風呂に入って身支度を調えてもまだ6時台。仕方なく(笑)早く家を出たところ、大嫌いな2分交差点での邂逅。まさに早起きは三文の「得」ですね。

 この交差点、赤信号で止まると2分30秒ぐらい待たされます。知人のクルマとと2台続いて赤信号で停車したとき、交差点の角にあるコンビニエンスストアに入って買い物をし、出てきたらちょうど信号が青。発進した知人の車に続いて通過、という経験もあるほどです。その日も赤信号で止まったところ、なぜか懐かしい風景。このテールランプ、無駄に高い車高、まさに「なかーま」です。
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 思わず車外に出て携帯電話のカメラでパチリ。それだけでは飽きたらず、コンビニエンスストアの駐車場に入ってパチリ。アイヴォリーの車体にモールはワインカラー。私のと同様、オリジナルにはない配色です。

 ドライバーは若い(と思いました)女性で、信号待ちの間中お化粧に励んでいらっしゃいましたので、こちらが撮影したこともご存じないことでしょう。お声をかけるのも変ですし、そのままになりました。また同じ時間にこの交差点に行ってみようか、などと思ったものの、そんなことしたらストーカーと紙一重・・・・・いえ、される方にしてみれば立派なストーカー。元気でいるエスカルゴを見られただけでよしとすべきでしょう。
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 「あんたが言うたらあかんやろ」と妻に突っ込まれつつも、「何と変なクルマ」と喜んで写真を撮りました。場所は神戸旧居留地の大丸。ダイキンエアコンのマスコットをクルマにしてしまったのですね。ちゃんと大阪ナンバーがついてるので、ここまで自走してきたのでしょう。

 エスカルゴも高齢車ゆえ、いつ動かなくなっても不思議はない状態。お世話になっているディーラーからは「13年超でんがな」と買い替えを勧められまくっております。でも、エスカルゴに替わる車が普通の軽自動車ではおもしろくありませんね。希望としてはムルティプラの深海魚タイプなんかがいいのですが、不調でいつ動かなくなるかわからん、という車をイタリア車に買い替えても何も解決しない気がします。
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 古い車ということでいうと、これなんかもお仲間。アホほど車両を抱えている近鉄にあって唯一のステンレス車で、京都市交通局との相互乗り入れ用に試作(?)された車両です。4両固定編成1本で、他形式と併結されることなく単独運用というケースが多いようです(急行運用に入るときは併結)。京都駅に来ていたところをこれも携帯電話のカメラでおさえました。乗ってしまえば普通の近鉄電車ですから、こうして見て喜ぶ車両ですね。ここのところ近鉄でも一般車の新造がありませんので、もうしばらくは活躍してくれることでしょう。

 暖かくなってきたので、エスカルゴで通勤するようになりました。さて、あとどのくらい活躍してくれるのでしょうか。気を遣いながらでも乗れる間はなんとか走らせてやりたいと思っているのですが、次回車検の費用見積もりがひとつのヤマになりそうです。

2010年4月 9日 (金曜日)

色違い その1

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 一心にものを食べる姿というのは、見ていて癒される感じがします。特に「ちち(仮名)」さんのように、日頃うるさくしている犬ですと、こうしてものを食べているときが束の間の静寂。余計に可愛らしく見えるというものです。

 今日は入学式。ここ数年、新入生を見ても初々しさを感じなくなってきているのに対して、保護者の幼さを強く感じるようになっております。入学式の最中も、落ち着いた態度というのか、ふてぶてしい態度というのか、要するに態度のデカい新入生が目につきました。その分、約1時間の式の間、どっしりと落ち着いて過ごしていたように思います。

 一方で保護者の皆さんの中には、その1時間も我慢できない様子でがさごそ動き回っていらっしゃる方が少なくありませんでした。保護者が幼いので子ども達がしっかりしているのかも知れません。もしそうであるなら、それはそれでいいことなのでしょう。
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 ロットリング スキンの色違い。何となく感じていた違和感の原因が、こうして並べてみてわかりました。赤と青、何が違うかわかりますでしょうか。私は不覚にもこうして並べてみるまで気づかなかったのですが・・・・・。

 台紙に乗った萬年筆がひょうたん型の風防に覆われているのですが、そのひょうたんの上下が逆なのです。ひょうたんとその中の萬年筆との位置関係はどうにでもなるものでしょうが、台紙の付き方が上下逆なのですね。店頭にぶら下げて売られている状態であればすぐにわかる違いです。
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 青い方はお尻に赤いハチマキが・・・・・ってよく見ると、赤い方にもついています。考えてみれば、ロットリングなんですから当たり前ですが、赤い方の輪っかは本当に目立ちません。

 さぁこれで色違いが揃ったぞ、とキャップをとろうとして、異変に気づきました。青い方のキャップが固くて外れないのです。一瞬、これはボールペンだったか、と焦りつつさらに力を入れると、ズルッといっぱい出てきました。さてはねじ式嵌合だったのを無理に引っ張って壊したか、と思いましたが、赤い方で確かめると確かに落とし込み嵌合です。単に接着部分が外れてしまった、ということなのでしょう。
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 色違いということでは、もう一つ重要なネタがあって、実はそっちの方がしっかり報告したいお話なのですが、長くなりすぎますので今日はこの辺で。明日は 色違い その2 と題してお送りします。まぁ、だいたい予想がつくようなお話なのですが・・・・・。

2010年4月 8日 (木曜日)

萬年筆に失礼

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 お帰りなさい、というように少しだけ視線をあげて、すぐにまた眠りに戻る「くま(仮名)」さん。遊んでくれないということがわかっているので、彼女は無言です。まだ若い「ちち(仮名)」さんはその辺がわかっていないので、顔を見れば遊んで頂戴と鳴き叫ぶのですが、そんな余裕はありません。

 エスカルゴで出勤した日、遅くまで仕事をしていると必ず付き合ってくださる人がいます。深夜まで一人で仕事をしていて帰ろうとしたらエンジンがかからなかった、ということが何度かあったので、そんなときは送ってやろうということも含めて、付き合い残業してくださるのです。今日も、時間割を組む作業をもう少し進めておこうかと思ったのですが、いつまでも付き合っていただくのも申し訳ないのでほどほどに切り上げて帰ってきました。日付が変わる前に職場を出ると、なんだかとっても早く帰れた気がして得した気分になれます。
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 ここ数日、寝室のある2階に上がることもなかったのですが、今日はずっと気になっていたペンを取りに上がってみました。階段を登り切ったあたりに潜んでいたペンケース、見事にほこりまみれです。

 中に収まっているのはこの日この日に紹介したけったいなペンですが、もう数ヶ月使っていないように思います。少しゆとりのあるこんな夜こそ、掃除してあげなくてはいけません。
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 片方はクリップが錆びてきてるのじゃないか、という感じで、これは長いこと放置しすぎたなぁと反省しつつ状態をチェック。どちらもペン先にチタン素材を使った萬年筆で、胴軸やキャップまでチタンのものもあるわけですから強そうですが、共通するのはイタリア製ということ。イタリアといえば滅びの美学です。どきどきしながら状態をチェックしたところ、どうやら無事な様子でした。

 書き味ということでいえば、ペン先がチタンだからどう、ということは特にありません。できの良い金ペンのような気持ちよさはないようにも感じられますが、その辺調整次第でいかようにも化けてくれるのでしょう。現状、「使ってます」といいながらもインク滓がこびりついているという、いわゆる二右衛門半(普通名詞)な状況。2、3日ゆっくりとお風呂につかってもらって、すべてはそれからです。
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 スティピュラの方は、太めの筆記線が出せるペン先。それでもぬらぬらではなく、節度ある書き味です。昨年の冬から春にかけてはずっとポケットに収まっていて、封筒の表書きなどに活躍してくれておりました。

 そして一方のオマスは細字系。なかなかスムーズに書けます。両者共に、この個体ゆえのものなのか、ペン先の素材によるものなのか、書いていると「きしみ」を感じます。古いクルマや電車などが走るときにギシギシいう、あの感覚です。
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 特にオマスは、キャップを閉めたとき、吸入機構を動かしたとき、いちいち「ギシギシ」いうのがちょっと艶消しです。見るからに重そうに見えて、チタンですから持ってみると軽いのも違和感を感じる要因のひとつかも知れません。そんなこともあってこのコンビは上着を脱ぐ頃から使われなくなり、そのまま放置されていたのです。

 こういう風に使わないまま、メンテナンスもせずに放置しておくのはいけません。ペンに失礼ですね。忙しいのを言い訳にしないで手持ちのペンの面倒を見なければ・・・・・と改めて思いつつ、またもPCの前で「突然死」してしまった私でした。萬年筆より先に布団のメンテナンスをしなければいけないかも知れません。
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2010年4月 7日 (水曜日)

ひょこっと出る

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 ケージの中で寝そべると決まって「手」がはみ出してしまう「ちち(仮名)」さん。図体がでかいとはいっても、柴犬としては普通の大きさですし、これも癖みたいなものでしょう。いつみてもこんな風にぺろんとはみ出しております。

 「学級開き」という神聖にして厳粛なひととき。新学期が始まって、新しいクラス、新しい担任。先生も生徒も新たな気持ちでこれからの1年に思いをはせる時期です。うちの業界では「3日が1年」といって、新学期最初の3日間が勝負どころとされております。いいスタートを切って、6月頃にやってくる倦怠期を乗り切れば楽しい夏休み。2学期が暑くてダレた雰囲気で始まったとしても、体育大会や文化祭などの行事でノッていけますし、短い3学期は気がついたら終わっています。

 ヴェテランで力量あふれる教師であっても、1学期の前半でコケると難しくなります。世に言う「学級崩壊」を起こさないためにも、ここが頑張りどころですので、各学級担任さん、みんな力が入っております。ここらを適当にやっているような人は、3学期になって「あと何日」と指折り数えるようになりがちです。
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 印刷室が非常に賑やかなのもこの時期ならでは。年度はじめで配布物が無茶苦茶多いところへ加えて、各担任が張り切って学級通信を発行するからです。担任の自己紹介と抱負、クラスのメンバー紹介などの内容が多く、やるぞっ、という意気込みが伝わってきますが、これも6月頃には休刊が相次ぎ、ガクッと発行紙数が落ち込みます。

 時間割を見て「あぁ、次はここか」と溜息が出てしまうようなクラスが、この休刊組だった、ということが結構あります。やはり4月に「やろうぜっ!」と誓ったことは続けて行かなくてはいけませんね。初心を忘れずに続けていく、担任自らそれを放棄してしまったら、クラスが崩れてくるのも当然のことなのかも知れません。

 かく言う私も、ロクな担任ではなかったのですが、学級通信だけはけっこうこまめに発行しておりました。長い1年の間には、発行間隔が長くなったりする時期があって、そんなときに限って何か問題が起こるのです。で、それに対する指導をして、「こう思うんだ」ということを書いた学級通信を出す。忘れた頃にひょこっと出すと、教室には静寂のひとときが訪れます。それを見て「また書かねば。また出さねば。」と思いを新たにするのです。
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 学級通信を書くとき、想定している読者は誰なのか。実はこれ、担任によって大きく違うのです。私自身の場合は、生徒にフォーカスしているように見せかけて、親が読むことを強く意識しつつ書いておりました。こうしておくと、発行間隔が長くなったときなど、生徒が寄ってきてこう言うのです。「おかあさんが○○○(学級通信のタイトル)ないのっ?て毎日聞くねん。うるさいから出したってや。」

 先生を動かすのは子どもの一言。読んでくれてる人がいると思えば頑張って書こうという気になります。A5サイズぐらいの小さな紙を使ってほぼ毎日発行していた年が一番楽しい学級であったようにも思います。

 競艇と演歌が大好きな教師が担任をもったとき、「クラスは一家。みんなは兄弟。だから学級通信のタイトルは兄弟船」と宣言。内容はともかく、毎日出す、毎号必ず船のイラストを入れる、と約束してしまったことがありました。校外学習の日も、学校に帰ってきたら生徒を待たせておいて印刷・配布するという徹底ぶりで、結局子どもが学校に来る日は書かさず発行しきったのです。

 船のイラストがネタ切れになってくると、親が子どもに「これ先生に」と船の絵を持って行かせる、ということもありましたし、職員も船の絵を見ると「あの先生に」という気持ちになりました。まさに継続は力なり、です。
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 平成20年の9月に始めたこのBlog、すでに20万ヒットをこえて、奇跡的にここまで続いておりますが、これも学級通信を出していた経験があればこそ、なのかも知れません。次に考えるべきは、いつ、どんな形でやめるか、ということですが、オモロイ終わり方、っていうのが難しそうです。

 始まったばかりの1年。先生も生徒も幸せに過ごせることを願ってやみません。オリジナルなものを出してずっと続けていく。簡単に言うけれどとっても難しいことです。特に学級通信を出している先生は、それだけで他の先生に差をつけることができたのですから、石にかじりついてでも出し続けて欲しいものです。

2010年4月 6日 (火曜日)

Aさんありがとう

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 先週から予約を入れては忘れるという失礼なことを繰り返していた歯医者さんにようやく診ていただくことができました。その歯科医院にはかつての教え子が衛生士として勤めていて、そんなこんなで普通なら2回通わなければならないほどの処置を一度でやっていただきました。この次こそすっぽかさずに行かなくては・・・・・と心に誓った次第です。

 そのあと職場に戻ると、皆さん帰ってしまったあとでしたので、けっこう集中して仕事ができたのですが、日付が変わる頃になるとさすがにダレてきて、写真の「くま(仮名)」さんみたいになってしまいました。先週末をゆったりと過ごしたのが響いているのと、3月末に済ませたはずの仕事を蒸し返してくる人がいて時間をとられることが重なって、いっこうに先に進まないのが困ったものです。でも、めげずにペントレ目指してひたすらがんばるのです。
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 で、帰宅してみるとこんなものが届いておりました。ユーロボックスへ行くとなぜかお会いするので、不思議な縁を感じていたAさん。最近脚が痛くて大変難儀をされているということでしたので、ならば、とチャーガをおすすめしたところ、写真の品を贈ってくださったのです。

 全くもって恐縮至極、であります。しかもこれが変なモンであるところがすばらしい。さすがはAさん、とうならされます。いつもは「またこんな変なモンを・・・・・と白い目で見る妻が、先日どこかのお店で見て興味を示していた顔文字のマグカップ。まさかそれを贈られるとは、何というシンクロ率の高さでしょうか。
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 きっとまた、ペントレで上京した際にもいろいろとお世話をしてくださることでしょうが、お体のこともありますし、十分ご自愛いただきたいものです。無理したらあきまへん。それこそゴルァ、ですよ。

 妻が喜んでいたのはマグカップではなく青いお人形さんの方。これが入っていた箱を見ればいきなりネタバレなのですが、ただのお人形さんではなくてメジャーになっております。そやからどないやっちゅうねん、っていうところがたまりません。もう少ししっかりと安定して立ってくれるなら職場の机の上に立てておくのに、と残念がっておりました。
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 仕事が山積みでしんどいのですが、なぜか充実した毎日。疲れて帰ってきても妻や犬たちが迎えてくれて、遠くから支えてくださる人もあるという幸せ。ありがたいことです。一日中、不平不満を言いまくる人たちに囲まれて仕事をしていますので、感謝できる幸せに感謝、です。

2010年4月 5日 (月曜日)

Night of R.I.C.

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 夜更けに帰ってきた飼い主を出迎えるかのように、大きく伸びをしながら遊ぼうよオーラを発する「ちち(仮名)」さん。こういうときはすぐにその場を離れて、彼女の視界から消えるようにしないと、夜の夜中に吠えまくって難儀なことになります。

 今の家に越してきたとき、「クマ(実名)」さんを買っていることをお向かいの奥さんに話しましたら、10分とたたないうちに近所中の知るところとなって、「裏庭で吠えないように飼ってください」と集団で申し入れを受けたことが思い出されます。

 何が何でも今日中にル・ボナーさんへ行って受け取らなければならないものがあったのですが、諸般の事情により営業時間内にはたどり着けそうにないので、泣きの電話を入れたところ、少しならお店を開けておいてあげよう、というありがたいボンジョルノのお言葉。結局、少しどころではないほど遅れたものの無事に受け取ることができました。六甲アイランドの方に足を向けて寝られないなぁ、と思いつつ家に帰って確認すると、我が家のベッドは西を枕にして寝るように置いてありました。
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 いつ行っても人が少なく、個人的にはそれが嬉しい六甲アイランドですが、さすがに夜の9時10時ともなると、帰宅してくる人たちでけっこう賑やかです。ただ、それも六甲ライナーの駅に限った話で、それとてどこへ吸い込まれていくのか、またたく間に人影が見えなくなってしまいます。いつもにまして静かな夜の六甲アイランド。とっても魅力的でした。

 真っ暗な空に林立する高層ビル群。窓にともる明かりを見て思い出したのがこのペン、PILOTキャップレスの絣です。緑と赤は生産が終わりましたが、この黒、そして青などは現行品として手に入るようです。このペン自体はアメリカからやってきたもので、オリジナルかどうかは不明ながら外箱にはこのようにヴァニッシングポイントの表記があります。
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 そのくせ、ラベルには「税抜」なんて文字が見えます。それでいて、ケースの下の段に入っている取扱説明書は日本語ではなく英語表記。なぜかCON-70の使い方が説明されています。まぁこれは写し方の問題で、説明書には汎用の部分とキャップレスに特有の部分、両方が書かれております。

 よくわからないペンですが、謎なところについては、いずれN御大にお見せして教えを請うときまでのお楽しみ、としておこうと思います。
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 コンヴァータがきっちりはまっていて、かんたんには抜けません。というより、まだ抜いたことがありません。知らない人なら造りつけかと思うほどしっかりとついていますので、無理に抜かずにそのままにしてあるのです。

 しかし、日頃はデシモがいいなどといいながら、この太さのキャップレスも捨てがたいものです。軸が絣であることを割り引いても、久々に握ってみるとしっくりと収まって、思わず「えぇなぁ」と声が出ます。これから薄着になっていくことですし、今シーズンは久しぶりに常用萬年筆をキャップレスで固めてみるのも悪くないな、と思っています。
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2010年4月 4日 (日曜日)

乱電のち嵐電

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 飼い主が帰ってきたので、のっそりと起き上がってこちらに寄ってきた「くま(仮名)」さん。明らかに寝起きの顔です。何枚か撮りましたが、次第に目が覚めてきたのでしょう、例によってカチカチと歯を鳴らしながら甘えた声で迫ってきたので、まともに撮れたのはこの1枚だけ。あとはすべてブレブレになってしまいました。

 今日は遠方から来る人を迎撃することになっていたのですが、諸般の事情により不参加となってしまいました。あの太っとい焼きそばを食べ損ねたことが無念ですが、近くですからそんなに残念がることもありません。

 あるPCにマルウェアが住み着いていて、それをほぼ占有して使っていた人が全く気づかず(というより対策もしていなかった)他の人にデータを渡し、そこから次々と・・・・・というおなじみのパターン。そんな「汚れた」USBを挿していたと思われるPCのお掃除と、感染が疑われるデータの抹消。単純ながら作業量はけっこうなものでした。葬り去ったデータは、一から作りなおしていただきましょう。そうやって熟達していくのですから。
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 その流れで京都方面へ。毎年、桜が見頃となる1週間限定で運行されている電車に乗ってきました。駅間約200メートルにわたって線路の両側に植えられている桜。これをライトアップしつつ、その区間を走る電車は車内の照明を落として徐行運転、という粋な企画です。民家の間を縫うように走っている路線ですから、21時前にはライトアップも終了。以後、電車は何事もなかったかのように普段通りに走ります。

 ライトアップをやっている間は、この区間ではあまり見られない2両編成での運転ですが、時間が過ぎると「あの電車はどこへ行ったの」というぐらい見事に単行運転となります。この切り替え時の様子を見てみたい、と思ってしまうのは鉄分が多い証拠でしょう。
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 この企画、エコな配慮もしていますよ、というわけですが、それだけに誤字が残念ですね。もう、さんざん突っ込まれていることでしょうけれど。

 暗い中、ライトアップされた桜の中を走り抜ける黒っぽい電車、というのは最悪の被写体。コンパクトなデジタルカメラを手持ちして撮るようなものではありませんが、とりあえずチャレンジしてみました。まずは車内の様子。桜のトンネルを通るから照明を落とします、ご協力ください、という趣旨の放送があって、照明が落とされますが、電車の両側がライトアップされているのでさほど暗くはなりません。
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 窓の外の桜を撮るのはとうてい不可能ですので、桜のトンネルを抜けた宇多野駅で降りて線路沿いを鳴滝駅まで戻ります。普段は線路を横断できないところも、この企画に限定して渡らせてもらえました。安全確保のために大変な労力をかけていらっしゃるので、正直、悪いような気もしましたが、ご厚意に甘えることにいたしました。
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 宇多野駅から鳴滝駅方向へ、桜のトンネルに突入していく列車。2両編成の前の方は照明が消えていて、後の方は点いています。ワンマン運行が基本ですが、2両編成となるときは1両ごとに運転士さんが乗って照明やドア扱い、運賃の収受などを行いますので、照明が消えるタイミングも車両ごとに違うのです。
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 約200メートルの「桜のトンネル」をくぐる間は、こうして完全に照明が落とされた状態です。車内では誰も彼もが携帯電話を取りだして写真を撮りまくっております。花火とか夜桜とか、普通のカメラが苦手とするものは携帯電話で撮るとけっこういい感じに撮れるようですね。揺れる車内で片手持ちの携帯電話、それでもそこそこ撮れるのですから、「携帯電話恐るべし」です。
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 そんなこんなで遅くなって、結局帰宅したら午前様。明後日に生徒たちを迎えるために、明日は準備の総仕上げ。学期が始まって生徒が学校に来ると、思うように仕事が進みませんから、明日が最後のチャンスです。がんばって仕事を進めておかないと、ペントレに行けなくなってしまうぞ、と自分に言い聞かせつつ、仕事に励もうと思います。
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2010年4月 3日 (土曜日)

外字

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 夢見る少女風に、潤んだ瞳でこちらを見ている「ちち(仮名)」さん。夢見る、っていうのはあながちウソでもなく、この距離にカメラがあっても噛みついてこないあたり、相当に眠たいようです。撮影中、背後からうめき声が聞こえると思ったら、熟睡中の「くま(仮名)」さんの寝言でした。犬も夢を見るのか、実にさまざまな寝言が出て、思わず話しかけてしまいます。やっぱり、犬が相手でも寝言には話しかけてはいけないのでしょうか。

 新学期といえば名簿です。3日後の始業式、生徒たちにとって最大の関心事はクラス替えです。昔は模造紙をつないだ大きな巻紙に名前を書いて壁に張り出したりしたものですが、本校では学年全員の名簿を1枚の紙に印刷して配る、というスタイルをとっております。

 最終的にクラス替えが完了して担任が確定したのが金曜日の夕方。そこから各学年の名簿をもらってきてひとつにまとめます。これがけっこう時間のかかる作業なので、待ちきれずに私家版の名簿をつくってしまう先生があとを絶ちません。個人情報の適切な取り扱いという観点から、いろんなスタイルの名簿があっちこっちにあるのは好ましくありませんし、何より内容の信頼性が低いというのが問題です。

 「名簿は教務から出すものをお使いください。勝手につくらないように!」と毎年お願いしておりますが、毎年のように見つけては警告して抹消してもらう、ということが起こっています。名簿作成に専念できる人がいるわけでもなく、他の仕事と折り合いをつけながらの作業ですから、どうしても遅くなってしまうのですが、名簿がないと何も進まない、というのもまた事実。結局は夜間や休日にやってしまわなければなりません。まさに、名簿は夜つくられる、のです。
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 私のPCの外字領域に入っている文字たち。実にけったいな文字が見えます。国字や書き癖から来たものなどもあるでしょうから、かの『康熙字典』にすら載っていないような字もあると思います。

 役所にはきちんとしたシステムが導入されていますから、どんな文字でも作成してしまいますが、学校にはそんなものはありません。Windowsが主流の現状では、担当者が外字エディタでつくるというのが一般的でしょうが、印字したときのクォリティが低すぎるように思います。外字神社にお参りして御利益をいただく、という方法もありますが、あまりにも受け身ですし、そこにもない文字などは作ってくださるのを待つしかありません。
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 懐かしいエルゴソフト製「漢字職人」です。10年ほど前から、このソフトを使って外字をつくってきました。偏や旁はいうに及ばず、細かなパーツを組み合わせてアウトラインフォントの外字をつくることができる優れものです。こういうすばらしいソフトをつくっていたにもかかわらずパッケージソフトの販売から撤退せざるを得なかったというのは実に残念です。ソフトウェアの世界は「グレシャムの法則」があてはまる例が多いように思います。

 現在メインに使っているPCにはWindows7の64ビット版を入れてありますので、残念ながらこのソフトは使えません。かといって今更xpに戻る気もありませんので、もうこのソフトを使うこともないのでしょう。
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 実に使いやすいソフトなのですが、最終的には字をつくる人のセンスがものをいいます。センスのない私が部品の組み合わせでちょいちょいと作った文字はこの通り。何となく据わりの悪い、不安定な文字になっています。今年からは、元になる文字を背景にしながら新しい文字を作る、というちょっとズルいことができるソフトを使ってみようと思っていますが、さて、予算が付くのでしょうか・・・・・。

2010年4月 2日 (金曜日)

復活折衝

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 寝ているところを撫で撫でされて、なにするのよぉ、と怒りつつもじゃれついてくる「くま(仮名)」さん。犬のお母さんは乳飲み子を動かすときに首のあたりを咥えて運ぶことから、その辺を撫でられると喜ぶ犬が多いようです。

 眠たいが半分、おもしろいのが半分でじゃれついてきて、だんだんと本気モードに変わってくるのも可愛らしいところです。「くま(仮名)」さんの場合、甘噛みもほとんどなくなりましたので、家族の誰もがすぐに可愛がりに行きますが、それを見た「ちち(仮名)」さんが嫉妬して大騒ぎ、というのがいつものパターンです。
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 背広の内ポケットというのは、けっこういろいろな力が加わるもののようです。何本かペンを挿しておいて、いざ使おうと取り出したらキャップだけだった、ということがよくあります。ネジ式嵌合のキャップをもつものの方が外れやすいようで、しばらく気づかないでいるとインクが干上がってしまっていることもあります。

 PILOTの漆と思われる萬年筆。取り出してみたらこんなことになっておりました。これでインクが入っていたら、コンヴァータが押されて悲惨なことになっていたかも知れません。萬年筆使うんだったらこれあげますよ、と言われて、ありがとうとポケットに入れたきり忘れていたものです。さいわい、胴軸はポケットの中から無事発見されました。

 しっとりとした握り心地。やっぱり私は、軽い樹脂製の軸より、金属製の軸の方が好みです。スリムですし、これから上着を着なくなる季節には持ち歩き萬年筆の主力になりそうです。
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 新年度には、新しい学年所属に合わせて職員室も模様替えをします。春休み中でも部活動などで生徒が来ていますので、実際に机を動かすのは新しいクラスを発表してからになりますが、座席の配置はそれより前に決めておかなければなりません。

 今年はスタッフが大幅に減りました。お、空いた机に荷物を置けるぞ、と手ぐすね引いている人がけっこういますが、それを認めてしまうと職員室がガラクタ置き場になってしまいます。学園ドラマに出てくるようなこざっぱりした職員室、私はあまり見たことがありません。忙しいこともあって、整理整頓がされておらず、モノがあふれている状態の机がほとんどです。

 スペースがなければないなりに、嫌でも整理整頓をするようになりますから、空いた机を運び出すことにしました。そのこと自体はみんな賛成なのですが、いざ座席配置を決めようとなると「ここにもう一つ机があったら・・・・・」なんてことを思ってしまうわけです。
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 運び出すと決めた机を残しておいて欲しい。昨日は何件かの「復活折衝」がありました。机をくっつけてできたグループを「島」と呼ぶのですが、ちょっとしたつぶやきから始まる情報交換など、同じ「島」の中であればうまくいく、ということで、ひとつの「島」を大きくしようという動きが出てくるのです。

 職員室の中を移動するのに、一番邪魔なモノは机の周りで立ち話をしている先生たち。狭いところで女の人が立ち話をしていると、通り抜けるのに無茶苦茶気を遣います。ひとつ間違えばお尻を触るセクハラ親父になってしまいかねません。コーヒーを入れて自席に戻るときなど、関門海峡を通り抜ける船長さんの心境です。

 人が多いときなら、少々条件の悪い席でも「仕方ない」と諦めていても、余裕があるといろいろ言いたくなる、それも仕方のないことかも知れません。まぁなにより大事なことは緊密な情報交換ですから、減らそうとしていた6つの机のうち、2つを復活させることになりました。週が明けて火曜日には始業式。いよいよ新学期が始まります。
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2010年4月 1日 (木曜日)

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 ゆったりと寝ているところをパチリ。なぜか片脚をおもしろい形に折り曲げております。傍から見ると痛くないのだろうかと思うのですが、「ちち(仮名)」さんはこうやって寝るのが大好きです。

 新年度が始まりましたので、私の職場では体制固めの会議が開かれました。どの先生がどの学年に所属し、授業を何時間担当するか、教科の授業以外の仕事の分担をどうするか、ということを決めるための会議です。

 民間企業はもちろんのこと、学校でも多くの都道府県では3月中に終えているはずのこの会議。私の勤務する県では今もかたくなに(?)4月に入ってから行われます。6日には進級した生徒たちの始業式、9日には入学式を迎えますので、この日程は正直キツいです。新しく採用されてくる先生などは4月1日の夕方にならないと職場に現れず、それまでは名前と担当教科ぐらいしかわかりませんが、そういう中で、この人は何年生で何時間授業をする、というようなことを決めていきます。
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 例年この会議はモメにモメるのです。1日6時間の授業で10学級ならば60時間、1週間で300時間の授業が行われるわけですから、のべ300人の先生が必要です。その学校に15人の先生がいれば、一人の先生が1週間に20時間の授業を担当することになります。

 ところが話はそう簡単ではありません。教科によって週あたりの授業時数が違いますから、単純に総授業数を先生の人数で割った数にはなりません。授業をたくさん担当する先生とそうでない先生とが出てくるわけで、そのあたりが原因でモメることになります。

 そして何より醜いのが人間関係。あの先生と同じ学年に入るのは嫌だ、この先生と同じ学年になりたい、そういう子どもみたいなことであぁでもない、こぅでもないと延々と会議が続くことも多いのです。
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 もちろん、一応大人の集まりですから、露骨にそういうことを言うわけではありません。昨年度、1年生の担当であった先生が2年生ではなく、今年も1年生の担当となり、その人と仲の良い人が2年生担当となったような場合、「持ち上がるのが普通やろ」という言葉で、何とか一緒に2年生担当になれるように粘るわけです。その先生を慕っている生徒が新2年生にいるから、というまともな理由によることもありますが・・・・・。

 もう8年ほど、この会議の司会進行をやっておりますが、非常に気分が重く、辛い仕事です。それが今年は、あっけないほど簡単に終わってしまいました。提示された原案に異議を唱える人がほとんどおらず、すんなりと通ってしまったからです。
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 私の職場は、昨年度と比較してクラス数がほとんど変わらないのですが、スタッフは6人減となりました。必要な授業時間数を確保するのにぎりぎりの人数しか先生がいないので、誰が考えても結論は同じ。文句のつけようのない原案しか作れない状態だったのです。

 突っ込みどころのない原案だから、突っ込むことができない。個人の感情としては嫌だなぁと思いつつ、従うしかない。そういう状態だからこそすんなりと決まった、というわけです。逆に言うと、これまではスタッフの人数に余裕があったので、いかようにでも組むことができた、わがままを言うゆとりがあったのです。

 これからの1年、ぎりぎりのスタッフで運営していくことになりますが、逆に誰もが納得していることですから、むしろやりやすいのかも知れません。余裕があることが必ずしも良いこととは限らない、ということを実感した1日でした。
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