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2010年11月

2010年11月30日 (火曜日)

変態はいけません

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 ケージから首だけ突き出して眠る「くま(仮名)」さん。一昨日の写真の別アングルです。前脚はどこにどうかくれているのかも定かではなく、小さく折りたたまれた後脚がかわいらしさを醸し出しています。脚が痛いんじゃないか、しびれてしまわないのか、などと余計なことまで心配になります。

 今日で11月もおしまい。今日はどんな日なのだろうと調べてみますと、晦日ですので「みその日」だとか、「死刑廃止運動の日」だとかいろいろあります。この日を最後に○○線が廃止された、という記事も多く、葬式鉄の人たちにとっては記憶に残っている日の一つでもあるでしょう。

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 そして今日は、オートフォーカスカメラの日。オートフォーカスカメラを世界で初めて発売した小西六写真工業は、いいところを突いていながら残念の連続、という会社です。35ミリフィルムでシェア1位を誇ったさくらカラーも、宣伝の上手なフジカラーに逆転されてしまいましたし、映画用のコニカラーシステムもまた、富士写真フイルムにやられてしまいました。

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 まだジアゾ(青焼き)コピー全盛の時代に、近所の駅前にあったDPE屋さんにはUBIXのコピー機がありました。これがまた文字が盛り上がるくっきりとした仕上がりで、駅員さんにダイヤグラムを借りてはそのコピー機で写して持ち歩く、なんて鉄な少年でしたが、このUBIXも小西六。結局、技術的には凄いことをいっぱいやりながらも埋もれてしまった会社で、変なモン好きにとっては愛すべき対象です。

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 鉄道路線や列車が廃止と決まると、みんなが乗りに来て大混雑。業績不振なお店が閉店を決めたときもそうですし、売れ行き不振な萬年筆が廃盤になると高値でやりとりされるようになります。普通にあるときに乗り、買っておれば良かったのに、とも思いますが、なくなるとなると欲しくなる、という心理が働くのでしょうね。

 とっても細身のセーラー、キャンディスリム。サファリと比べてみるとこの通りです。シャレーナのカジュアル版、とでもいうべきものでしょうか。これだけ細くて軽いと、さぞ書きにくいのではないかと思いますが、手の小さい人などには合うのかもしれません。

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 萬年筆趣味の人には現行品以外を追っかけるという人がけっこう多いようですが、工業製品ですから新しいものの方がいいのに決まっています。先日の神戸大会でも、これから萬年筆趣味の世界に入っていこうとする人に、いきなりヴィンテージものをすすめている「達人」がいたのですが、見ていて「胸くそ悪い」と思いました。

 筆圧が高くて早書きすることがほとんど、と言っている相談者に対して、カトウセイサクショのこれは貴重品だぞ、とか、モンブランの2ケタはとっても柔らかいからおすすめ、などと無責任にすすめていたその人、ヘンタイではなく変態。初心者に近づけてはならない人です。

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 免許とったんで何か1台、と相談してくる人に、PGC10のGT-Rはええぞ、とすすめるかのごときもの。おっさん、何考えてるんじゃ、といいたいのをグッとこらえて、「あなたには堅めのペン先がいいから、この人がおっしゃってるものは2本目以降の候補ですよ。」とガードしました。

 もし、萬年筆に興味を持ち始めている人がこれを読んでくださっているなら、最初は国産の現行品、趣味的な要素の薄いものでスタートされるのがいいと思います。そして、萬年筆関係の会合に出て、ヘンタイさんのペンを書かせてもらう。趣味性の強いものに走るのはそれからでも遅くないのです。

2010年11月29日 (月曜日)

いけず

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 愛用のクッションを徒然に噛みちぎって綿を出してしまった「ちち(仮名)」さん。寒い季節になったので、夜はこのクッションの上に収まるようにまん丸になって寝ているのに、お世話になっているものをこんな無残な姿にしてしまうとは・・・・・。

 無残な姿と言えば、気合いを入れて作問したものを半分以上をボツにいたしました。おしゃれすぎる問題、といいますか、まぁ入試風の問題が多すぎて、これでは時間内に解けないだろう、ということです。一緒に担当している女性教師からも「こんな問題つくるなんて、先生”いけず”やわぁ」なんて言われてしまいました。

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 試験時間は正味45分間ですから、教師がやってみて(初見で)30分以内に完了できないと辛いものがあります。どれもこれも愛着のある問題ばかりですが、作問者の自己満足だけではどうにもなりませんからバッサリと切り捨てて、あぁこれ、平均点上がりすぎるんとちゃう?ってな問題に仕上げたのですが、おそらくそんなに平均点は上がらないのでしょう。これ、日頃の授業が下手なんだろうなぁ、と反省すべきところです。

 まぁ、とにもかくにも試験さえ出来上がれば、あとは生徒諸君に期待。何より、数学の良いところは採点が早く終わること。国語や英語、社会あたりの教師からはほとんど恨み言に近い「えぇなぁ」の声を毎回聞かされます。私自身、国語、社会、技術・家庭そして数学と担当してみて、数学の採点が一番早く終わるのに驚いているほどです。

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 ここから成績関連の作業がく続いて、気がつけばクリスマス、ということになります。神社に初詣をして節分に鬼を追い、バレンタインデーには猪口チョコのやりとりをする。おひな様にお彼岸にエイプリルフールにこどもの日、さらには七夕、お盆ときたらまたお彼岸。ハロウィーンもついでに騒いで気がついたら年の瀬という1年を送っている無宗教な我が家には、いまだにサンタクロースの存在を信じている息子がいます。

 毎年、こちらのサイト を見せては「サンタさんも大変やねぇ」などと言ってますから、高校生の娘なんてのは下手をすると中学生になった頃まで半信半疑だったのかも知れません。寝ている間に部屋に親が入ってくれば気がつくはず。だからホントにサンタさんなのかも、と思っているあたりがすでに子どもなんですが、かく言う私もけっこう信じていた方ですから、これも遺伝なのかも知れません。

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 こうしてみると、何の変哲もない、見慣れたBICのボールペン。軸をちょこちょこいじるだけで、みんなホイホイ買っていくのですから、商品企画というのはむずかしく、かつ大切なものですね。元々そんなに数が入らないものでもあるせいか、売り出されたと思ったら早々に品切れの表示。リアル店舗に出かけていったら店頭在庫が残っていたのでおさえてきたBICのシェイプペンです。

 サンタさん、クリスマスツリー、そしてプレゼント。そう、これが難儀なのです。サンタさんに何もらうの、と尋ねて、コレと言われたものを探すのですが、そういうものは人気商品であることが多いので入手が大変なのです。特に年末商戦に会わせて新発売されるゲーム関係なんてのは、本当に苦労します。毎年綱渡りのような思いをして切り抜けてきておりますが、今年はうまくいくのでしょうか。そして何より、いつまでサンタさんをさせてもらえるのでしょうか。

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2010年11月28日 (日曜日)

お・さ・ん・ぽ

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 トイレ用のトレイを出し入れするための小窓から首を突き出して、気持ちよさそうに寝ている「くま(仮名)」さん。トイレスペースは適度に狭くて、犬にとっては寝心地の良い場所なのでしょうが、寝返りを打つタイミングでグゥ~っと伸びる、そのときに小窓が開いたようです。

 実にのどかな日曜日。金曜の晩、実際には土曜の朝方まで学校にこもって作問した甲斐あって、テスト問題もおおかた出来上がりましたので、何となく気持ちに余裕が出てきました。実際にはここからが修羅場なのですが、そんなことを忘れてのんびり。

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 反りくり返って肩を揺らしながら歩く、「見た目は893、心は天使」という優しい人が、このお店に出かけるという話は聞いておりました。保護者同伴なので安心しておりましたら、今日になって単独行動に変更された由。これは危険と、パチもんの保護者でもないよりはマシ、というのをいい口実にしておさんぽに出かけました。

 目的は前掛けを買うこと。先日の神戸大会で一部の者が着用しておったアレです。ラインナップとしては11色あるのですが、一番無難な紺色が長期欠品中。残る10色のうち、すでに4色は買った人がいるので、他人とカブるのを避けるならば残りの6色から選ぶしかありませんが、その中には生成り(白)が含まれるのでインクを扱う萬年筆ヘンタイには不適。実質5色からの選択となります。

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 出張中であった本来の保護者も何とか戻ってきて同行することができましたので、おっさん3人でこの引き手をひいて店内へ。このお店、京阪三条で降りて地上に上がり、バスターミナルの南、小さな交番のある通りをひたすら東へ進んで東大路通りにぶち当たったらすぐ右。というロケーション。覚えておきましょう。

 この11色 から、赤は私、煉瓦は夢待ち人さん、うぐいすは親方、紫はRegulus823さんが購入済み。できるだけ色のかぶりがないように、あの人にはこれを、と真剣に悩む親方。実はここに来るまでの道中、暇つぶしにつぶやいていたら、あっちからもこっちからも代行購入希望が殺到。「シバくで」と言いつつも要望に応えようとする親方なのでした。

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 携帯電話で撮ったので実に眠たいですが、上からねずみ、黒、焦茶、薄茶。これはよい色、と思えた青ねずはいち早く保護者が確保して「禁色」となり、購入希望者5名に対して4色では明らかに不足。仕方がないので。「ワシに似合う色を」なんていう、シバかれること確実の色指定をした人は放置して、明確にオリヂナルインクの色を指定した人に私と同じ赤を割り当てることで決着したのでした。

 お店を出て、おっさん3人で茶をシバいておりますと、またも代行購入希望のつぶやき。これもまた明確な色指定でしたが、そんな色はありません。指定に近い色を買った人に断りを入れる親方。こういう気配りをしている場面を見ると、日頃のジャイアンぶりは何なのだろう、と思えますし、「オレにもそんな気配りしてほしぃわ。」という保護者の嘆きも納得できます。

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 本来私は、ここの洛北フレンチ を買いに行くついでにちょっとおつきあいを、と思っていただけなのですが、楽しい時間はあっという間に過ぎて、気がつけば売り切れている時刻。仕方がないので喫茶店でフレンチトースト。私的フレンチトースト研究会主宰の私としては当然でしょう。

 このあと、追加の1枚を買いにお店に戻ると、さすがに売り子のお姉さん、覚えてくれておりました。おっさん3人で前掛け5枚も買えばそりゃ印象に残りますわね。そうこうするうちに日も暮れて、自宅へ戻る列車は相互直通の阪神車をつかったもの。目の前の壁に、こんな広告を見つけて思わずパチリ。実に濃ゆいおさんぽをした1日でした。さて、試験問題を仕上げないと・・・・・。

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2010年11月27日 (土曜日)

ずたボロからの生還

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 朝食の用意ができるのを静かに待つ「ちち(仮名)」さん。本当は早くしてくれとキャンキャン言いたいのでしょうが、こちらで飼い主がカメラを構えているのが気になって、ご飯どころではない様子です。

 久しぶりに、我が家の2頭を購入したペットショップに行きましたところ、いわゆる「赤」い柴犬が2頭、飼い主募集中でした。見るからにおっとりとした、しかし体は相当に大きくなりそうな男の子と、それより先に生まれているのに小さくて華奢な体で、そのくせ元気だけは有り余るほど、という女の子。我が家の2頭と同じ光景でした。元気だから、なんて理由で犬を迎えると後悔することになります。

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 1年前の記事 で紹介したセーラーのミランダ。毎月27日は仏壇の日だということですから、数日前の紹介したペンと並べて記念撮影。黒い軸に金色の帯、どちらも見事な仏壇萬年筆です。

 昨年の今頃、神戸の老舗文具店でのペンクリニックに来られていた川口師にミランダをお見せしたところ、懐かしがってくださり、まぁ暇があったら見といてあげよう、ということでお預けして早1年。まず修理していただくのは無理だろう、と思っていたということもあり、お預けしたことすら忘れかけておりました。

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 軸の写真の中央付近が白っぽくなっているのは、接着剤が付着しているためで、ここだけではなく、あちこちに接着剤がついている状態。極めつけはペン先とペン芯、さらにはその二つを組み合わせたユニットと首軸との間も接着剤で固定されていたのです。

 首軸にライオンズクラブの会章が彫られているぐらいですから、元々のオーナーはそれなりの方だったのでしょう。壊れたのを見てもったいないと思って補修を試みられたのでしょうか。あるいは、元のオーナーの手を離れて、人の手から手へと移る中で、接着剤で塗り固められたのでしょうか。

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 いずれにしても、パッと見はどこも壊れていないようでいて、実際には萬年筆の命であるペン先にインクを送る部分がダメになっているという恐ろしい品。これはもう、当時の箱とセットでディスプレイものにするしかない、と諦めておりました。肝心のペン芯など、補修用の部品がすでにない、という状況で、根気よく修復を試みてくださった川口師に感謝、です。

 誤解のないように付け加えておきますが、川口師のペンクリニックに持ち込んだら何でも治してもらえる、というわけではありません。道楽がてら、暇があったらいじってみてください、という、WAGNERでいうところの生贄だったのです。壊れたペン、ボロなペンをなんでもかんでもペンクリニックに持ち込んではいけません。

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 このように、紙の上に置いただけでインクが出るようになりました。柔らかめのペン先でゆったりと書くことが出来ます。インクを出す、ということにかけてはなかなか他の人の追随を許さない川口師ですが、接着剤まみれからインクが出るようになったのはまさに奇跡です。

 よく見るとあちこち傷だらけのペンですが、これもまた味わいです。どういう人に使われていたのか、誰が、何を思って接着剤まみれにしたのか、など、見るたび、使うたびにもの思うペン、というのもおもしろいものです。

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2010年11月26日 (金曜日)

誰が作るの?

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 ひっくり返って薄目を開けている「くま(仮名)」さん。何気なくこの写真を選んだところ、ファイル名がRIMG0069.JPGだなんて、偶然とはいえ出来すぎております。

 夕刻から3時間ほど、かつて同じ職場、同じグループであった人たちと会食して、解散してから職場に戻って問題作成。こちらも調子が出てきて、気がついたら問題が出来すぎておりました。同じような内容のものを削除して問題数を減らさなければ、時間がなかった、と抗議の嵐にさらされることになります。

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 過日は巨大ボールペンでご迷惑(!)をおかけしましたが、こんどは巨大ノートブック。判型にしてA3版、リング綴じということもあって、これ、スケッチブックとちゃうのん?という感じです。実際、作り方としてはそのまんまなのでしょう。

 しかし、こんなモン誰が使うのか、ということ以前に、誰が作るんでしょうか。そら中国で働いてる誰かに決まってるがな、ということなのでしょうけれど、その人たちはこんなものを作りながら何を思うのでしょうか。

 本当に使えます、と書いてあるあたり、巨大ボールペンとそっくりです。同じ会社が企画して作らせているのでしょうが、はたしてどれほど売れてるのでしょうか。

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 本当に解けるのか、と確かめつつ問題を作っている私。テスト前には決まって「こんどのテストは誰が作るの?」という質問が出ます。ある学年のひとつの教科を複数の教師で担当していれば、「みんなで話し合って作るんだよ」と答えるのですが、質問した生徒は固有名詞が出てくるまで何度もしつこく聞いてきます。

 学習塾はさすがです。4月には移動してきた教員の前任校を確認させ、テスト前には問題作成者を確認させるのです。もちろん、テスト後には問題用紙を塾にもってこさせてコピーをとります。そうして積み上げたデータを元に、その教師が過去に作ったテスト問題はこれ、主題の傾向は・・・・・と生徒に教えるわけです。

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 まさしく付け焼き刃。こんなことで生徒の実力が向上するはずがありません。点数が上がったとしても、それで学力がついたとは言えないはずです。じっくり考え方を解説してくれるならまだしも、手っ取り早く答だけ教える塾もあるようです。

 そういう話を聞くと「塾、変わったらどう?」と生徒にすすめたりしております。公立学校に勤める教師でも、我が子を塾に通わせているひとが少なくありません。自分たちのやっていることでは追っつかない、と本当に思っているのでしょうか。情けない話です。みんながみんな、超一流の難関校入学を目指すわけでもないでしょうに。

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 だから私は、授業で扱った題材をかならずテストに盛り込みます。授業をしっかり聞いてないと(授業中に授業そっちのけで塾で出された宿題をやっていると)自分が損をするのだ、ということを伝えたいからです。

 今、じっくり考えることを放棄する生徒が急増中。数学の問題を見て、解法なんていいから早く答を教えて、とせがむのです。解いておもしろい問題を、ただ面倒なだけの問題、と感じてしまう生徒が多いというのは、お互い、実に不幸なことですね。

2010年11月25日 (木曜日)

どハマり

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 朝の慌ただしい時間、ご飯をじっと待っている「ちち(仮名)」さん。担当は小学生の次男で、まだまだ手際が悪いので、2頭の朝ご飯を用意するのに5分以上かかってしまいます。その間ずっと、キャンキャン鳴き叫んでいる彼女ですが、今朝は様子が違っておりました。

 寝足りない飼い主は、寝室から出てきて思わず彼女のケージの前にゴロン。低い位置から見るとなかなかにおもしろいので、手近のカメラを引き寄せて構えると、あら不思議、実に静かになるのです。彼女にとってカメラは、嫌いというより、ちょっと怖い存在なのかもしれません。カメラを持ってケージの前に陣取れば、朝の喧噪な鳴き声を封じ込めることができるかもしれません。

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 テストは火曜日だというのに、作った問題はまだ数問。上には上がいるもので、私がうんうん唸りながら作問しるのを見て、「あぁ、もうそろそろ」などと言いつつ、月曜日のテストを作り始めた人がおりました。

 その人はどれだけタイトなスケジュールで作問しても、致命的なミスなどもなく、なかなかいいバランスの問題を作るのです。これで早くからじっくり取り組んだら、どれほどすばらしい問題ができるのか、想像しただけでうっとりしてしまいますが、理想は実現しないからこそ理想であるわけで、そんな問題が作られる日は永遠に来ないのでしょう。

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 何ゆえに透明軸の萬年筆が2本なのか、といいますと、問題作成に大活躍してくれているからなのです。文化系数学教師である私は、良さそうな問題を見つけたらまず自分が解けるかどうかを試さなくてはなりません。

 特にこの時期は、過去の入試問題などをベースにして作問することが多いので、問題を解いてみて、試験範囲に収まっているのかどうか、というチェックも必須です。ボツになったコピー用紙の裏などにサラサラと解いてみるのですが、このときの筆記具は萬年筆に限ります。

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 それぞれ別のメーカーの製品なのに同じペン先がついているとか、同じメーカーでも別のモデルのクリップがついているとか、やはり、透明軸は弄くり倒されてしまう星の下に生まれてきたのだなぁ、と実感せずにはおれません。

 加えてこの2本、ペン先調整の練習台としてしょっちゅうガリガリ、スリスリやられているという、実にお気の毒な境遇にあります。やっぱり、透明軸って弄くり倒されてしまうものなのでしょうね(それは勝手な思い込みです、って突っ込みが入るかな)。

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 しかし、おもしろい問題、おしゃれな問題を追求するあまり、自分でも解けない問題にぶち当たって、日付が変わるまでハマってしまいました。解法が明らかであっても、この定理ってちゃんと教えられてるのかな、と下の学年の教科書をひっくり返してみたり、辺の長さを求めるのにどれとどれが相似な図形なのか、しばらく見つけられなかったりと、我ながら「おぃおぃ、大丈夫かいな」と突っ込んでしまうこともよくあります。

 ある塾ののナンバーワン講師が解くのに1時間かかった、という問題があるそうで、ぜひ一度見せて頂戴、と生徒に頼んだものの、実際、解けなかったらどうしよう、と今から戦々恐々です。

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 そんな状態ですので、まだ100点満点のうち20点ほどしか問題ができておりませんが、不思議と焦りはありません。私は、難しい問題を最初において、最後に易しい基本問題を持ってくる、という悪い癖があるので、あとに行くほど問題を作るスピードが上がっていくからです。

 生徒にとっては迷惑な話かもしれませんが、いつも生徒には言っております。テストは何も1番から順番にやる必要はない。まず全体をざっと見て、できそうな問題から取り組むべきである・・・・・とね。

2010年11月24日 (水曜日)

年末進行

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 下宿なんかして犬と離れたら生きていけない、などとおっしゃる長女の腕に抱かれる「くま(仮名)」さん。こういうときは、猫のようににゃんにゃん鳴きながら甘えております。

 今週末で11月も終わりですが、週末から期末テストがあって、12月最初の週は採点と成績算出の作業。その次の週は高校進学のための内申点の算出に通知票の作成と、気の抜けない日々が続きます。世間が忠臣蔵一色に染まる頃には、とりあえず私のお仕事は一段落。そこからは学級担任の先生方による個人懇談という一大イヴェントを経て冬休みとなります。

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 テスト問題を作らなければならない、成績算出のための準備もしなくてはならない、そういう忙しいときに限って、机の周辺を片付けなくては、とか、長い間ほったらかしにしてあったことをやらなければ、などと、「余計なこと」に気が向きます。現実からの逃避なのでしょうね。

 えぇ歳をして、まだまだお子ちゃまな私は、この現実逃避が得意技。そして、もうこれ以上遅れたら仕事も人生もおしまいですよ、というところでようやくエンジンがかかって間一髪墜落を免れる、ということを繰り返しております。そんなこんなであちこち整理していて出てきたのがこのペンです。

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 萬年筆好きなんだったらあげましょう、と誰かにもらったもので、セーラーの何とかいうモデル。特徴的なクリップの形状や、ベアリングによる落とし込み嵌合など、地味に見えてしっかり変なところのある、二右衛門半(普通名詞)的な萬年筆です。

 ただし、そうはいってもけっこう綺麗な状態です。もらってから一度もインクを通しておりませんし、いただいたときも綺麗に洗浄された状態でした。普通に使えるペンということで、二右衛門半(普通名詞)ではないのかもしれません。そして、二右衛門マスターならば「これは○○○というペンです。」とあっさり教えてくださることでしょう。

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 クリップとしての機能、すなわち、ポケットなどに挿されたときに布をしっかりはさむということを、板材を使ってシンプルに実現しています。それはいいとして、この穴にはどのような意味があるのでしょうか。

 機能的に穴がなければならないのか、それとも製造上の都合によるものなのか。セーラー萬年筆に詳しい方にしょっちゅうお会いしているのに、いまだに聞けずにおります。(別に、聞いたらシバかれるとか、そういうことはないとおもいますが・・・・・。)

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 写真のようなベアリングが周上に3個あって、これでカチッと嵌合されるようになっております。これはほぼ球状のベアリングですが、先日の神戸大会で見かけたジュビリーというモデルでは細長い形状でした。

 いずれにしても、非常にしっかりとした手応えを残して「パチン」としまるのはいい感じです。大ぶりなボディとあいまって、樹脂製でありながらも重厚な感じがいたします。

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 と、いうことで、更新もおしまい。これから朝まで、意識の続く限りテスト問題作りです。生徒はいいですね、勉強してればいいんだからその期待(?)に応えられるような問題を作るのは、本当に大変です。寝落ちするまでに何問できるかな・・・・・。

2010年11月23日 (火曜日)

洛北紅葉紀行

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 お散歩に出かけようとケージを出た「ちち(仮名)」さん。お腹の下に回ってしまったリードを抜こうとしても、前脚を引っかけたまま立ち尽くしております。このとき、視線の先では、家族が食卓についていたのです。

 ついでにいうと、手前に見える掃除機はかなりの低機能機ながら、吸い口の変なローラやらなにやらがついておらず、まん丸い口がぽっかりと空いているタイプ。犬たちの毛を吸い取ったりするにはよほど好都合です。

 新嘗祭のこの日は、飼い主の結婚記念日でもあります。その年の11月23日は仏滅でしたので、2ヶ月前でも式場がとれた、ただそれだけの理由でこの日になったのです。新嘗祭との関連もあるので、勤労感謝の日はハッピーマンデーの対象にもなりにくいでしょうから、当分は結婚記念日がカレンダーで赤色、という幸せな状態が続きそうです。

 鞍馬方面へ向かう電車が市原駅を出て、次の二ノ瀬駅に近づくあたりに、紅葉のトンネルと呼ばれる区間があります。動画は進行方向左手、やや紅葉が寂しい側。すでに紅葉も終わりかけですが、まだまだ目を楽しませてくれます。 Rimg0045_2

 写真は貴船口駅。ここから徒歩で30分ほど上ると、金星から来たと伝えられる岩の船をお祀りしている貴船神社です。この駅と貴船神社の間を、マイクロバスがピストン運行しておりましたが、夕刻近い時間にもかかわらず結構な人出でした。やはり、ライトアップされた紅葉を見に行く人が多いのでしょう。

 京都で一番高い電車、といわれる叡山電鉄。50パーミルの勾配があるぐらいですから高いところを走っているのはもちろんですが、出町柳から鞍馬まで、各駅停車で30分の運賃が450円というのはなかなかにセレブです。そこで本日は、1000円で全線1日乗り降り自由という「えぇキップ」なるものを購入して、あちこちで途中下車しながら紅葉狩りをいたしました。

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 ログハウス調の待合室がいい雰囲気の二ノ瀬駅。鞍馬まであと2駅というこのあたりまで来ると、駅の近くでも人家はまばら。午後4時にもなっていない時刻ですが、暗くなってきたと思ったら時雨が落ちてきて、洛北のイメージそのままのうら寂しい雰囲気です。

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 日頃は乗り降りする人もあまり見かけませんが、今日はけっこうたくさんの人がいて、この木の写真や、鞍馬方向の山の写真などを撮っておりました。残念なことに、線路上でカメラを構える迷惑な撮り鉄も数名確認できました。

 写真のようなヘッドマークを正面から撮ろうと、駅構内の踏切上で撮影する馬鹿者がいて、電車が発車できないトラブルもありました。ほんと、写真が撮れたら死んでもいい、ってな撮り鉄は早く絶滅してもらいたいものです。

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 写真のデオ900系「きらら」は2編成あって、片道30分ほどの路線で15分間隔の運行ですので、普段の休日なら1本見送ればこれに乗れるはずです。しかし紅葉のシーズンは12分間隔の運行となり、その分単線区間での対向待ちが増えで所要時間も長くなります。

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 結果、2本から3本見送らないと「きらら」には乗れないので、鞍馬駅ではこの列車を待つ人専用の長い列ができておりました。たしかに、これの横向き座席(側面窓に正対!)に乗って紅葉のトンネルを通過したらさぞ美しいことでしょうが、私は人混みが嫌いなので今日はこの系列をパスし続けておりました。

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 今日の場合、鞍馬駅発16時44分の列車から、紅葉のトンネルのライトアップが見られるという案内がありました。肉眼ではまだまだ明るい感じがしますが、車の運転をするならライトをつけた方がいい、というぐらいの時刻です。

 それでも、紅葉のトンネルにさしかかると、車内の照明が消され、急な下り勾配を精一杯抑速しながら走行してくれて、「幽玄」とでもいうべき景色です。昨夜の雨と風で相当に落葉しましたが、今週末あたりなら、まだなんとか、色づいた葉が残っているかもしれません。

2010年11月22日 (月曜日)

あちこち抜けてる

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 左甚五郎の名作「眠り猫」さながら、鼾をかいて寝ている「くま(仮名)」さん。こういうときは、ケージの扉が開いていても知らん顔をしております。

 今日は語呂合わせでいい夫婦の日だそうですが、職場のセクションで呑み会。自分も企画に参加していながらコロッと忘れていて、「今日は夕方から紅葉の写真撮りに行くぞ」と思いつつ出勤。確認の声かけがなければそちらに行ってしまうところでした。

 その呑み会、いい夫婦の日というところから夫婦の愚痴大会に発展。皆さんなかなかの美男美女揃いで、なんでも上手にこなす人たちなのに、なんでこんなに不満があるのか・・・・・というほどでした。きっと、私の妻もこういう風にいってるんだろうなぁ・・・・・と縮こまりながら、黙って聞いておりました。

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 ラベルについた青インク。ペン先をスリスリしては書き、書いてはスリスリしているうちに、サファリの美しい白軸が真っ青に。慌てて濡らしたティッシュで拭きまくって、あとから写真をとておけば良かったと後悔したのですが、ここに痕跡が残っておりました。

 不器用な人がものを弄るとこういうことになります。不器用な人はまた、段取りも悪いもの。汚れるなぁと予測してものの置き方を考えたり、作業の手順を工夫したりすることもできないので、結果として出来上がったものは人の数倍ブサイクになる、というわけです。

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 小さな子どもがご飯を食べたあとみたいになりながら、ようやく頷ける程度までになりました。こういう大変なことを、他人のペンを預かってされるなんてまさに神業、といつも思います。私のようにあちこち抜けてる人間には、そういう繊細な作業は無理なのだと改めて認識させられます。

 こいつはたまたま白い軸だったのでよくわかるだけで、これまで弄ってきたペンもインクまみれだったんだろうなぁ、と思いつつ、あちこちに残ったインクを見つけては拭き上げる、ということを続けております。

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2010年11月21日 (日曜日)

萬年筆のない休日

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 器用に前脚をクロスさせている「ちち(仮名)」さん。休みではありましたが、飼い主が出かけていたのでちょっと不服そうです。それにしてもこの前脚、痛くないんでしょうか。

 寒くなってくると日本海側に出かけて蟹を食べる、というのが、関西圏における風習のひとつ。私なんぞは蟹はもとより、海産物全般それほど好きではないので、積極的に出かけることはないのですが、まぁ気分転換も良いか、と小旅行に行って参りました。

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 どうです、この青空。現地にお住まいの方には申し訳ない話ですが、勝手なイメージとして、日本海側といったら鉛色の空、というのがあって、それを見事に裏切ってくれたこの晴れっぷり。まさに日本(海)晴れです。

 問題があるとすれば日曜日だったということ。関西各地のナンバーをぶら下げたクルマのみならず、遠く旭川ナンバーのクルマまでやってきておりました。帰途、けっこうな渋滞に巻き込まれたのも無理のないところです。

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 初冬の日本海なのに、冷たい風も吹かず、さんさんと降り注ぐ陽光に暑さを感じるほど。肌着の上にシャツ1枚という姿で、暑いからとソフトクリームを食べながら撮った1枚です。

 そうこうするうちにお昼になりましたので、とりあえず道沿いにあったお店で焼き魚定食を注文。ごはんに蟹脚1本入りのお味噌汁、そして焼いたアジだけという、あまりにもシンプルな定食ながら、満腹・満足な一品でした。30センチ近くはあろうかという大きなアジでしたが、大味どころか旨味たっぷり。あまり魚が好きではない私でも、こんな魚ならいつでも歓迎、という感じでした。

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 週末というと、萬年筆関連の会合に出るかゴロゴロするか、ということを繰り返しておりましたが、たまにはこうしてドライヴするのも悪くありません。カニまつりなどというイヴェントが行われているところに突入してしまって大渋滞にハマったものの、明るく輝く日本海を見ながら、イライラせずに過ごすことができました。

 帰途、高速道路でも渋滞にハマり、「誰や、事故ったのはっ!」と恨み言のひとつもいいたくなりつつも無事に帰宅。明るく暖かい休日に感謝、です。

2010年11月20日 (土曜日)

ペンよりワイン

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 おいしそうに後ろ脚を「食べ」ている「くま(仮名)」さん。身繕いなのでしょうが、見ていて心配になるほどガブッとやっております。丸くなって、まるでウロボロスです。

 この木曜日にボージョレィ・ヌーボーが解禁となりました。こういう騒ぎが一般的になったのはここ20年ほどのことではないかと思われます。今は亡き岡本太郎さんなんかも、先頭切って騒いでいたように記憶しております。

 学生だった頃、何かでボージョレイ・ヌーボーというものを知り、あちこちの酒屋を回りましたが、「あんたねぇ、ワインはちょっと寝かせてから呑むモンだよ。だからワインの新酒なんてないし、あったとしてもおいしいくないよ。」と酒屋さんに諭されるばかりでした。

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 最後に、ここは絶対ダメだろうなと思いつつ、とっても小さな酒屋さんで聞いてみると、あっさり「ありますよ」というお答。それが、1983年か84年頃のことでした。それがどうでしょう。今や、呑むのが当たり前、みたいになっています。

 今年は暑かったのでワインのできが良さそうだといわれておりますが、天の邪鬼としてはみんなが呑むなら自分は呑まない、ということになりますね。流行する前に楽しんで、流行り始めたら次へ行く、っていうのが理想です。

 今年、ちょこっと話題になった国産のヴィンテージワイン。木曜日に外箱を紹介しましたが、開けてみるとこんな感じです。山梨県で1960年に仕込まれた白ワイン。年月が経っているので、グラスに注ぐと琥珀色なのだそうです。

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 モンブランの2桁シリーズ、関西の親方と同様、60年代製の私。そしてこのワインが仕込まれたのも60年。そういうことで妻が買ってくれたものですが、問題はいつ呑むか、ということ。けっこうなお値段がするものですから、それなりのお料理と一緒に呑みたいところです。

 おいしい料理を出してくれるお店に持ち込んで抜栓料払って呑む、というのが有力な案ですが、正直、外でワインを呑むと家まで帰ってくるのがしんどいですし、できることなら家で呑みたいところです。味覚音痴の私ですが、呑んでみた結果はまたご報告いたします。

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2010年11月19日 (金曜日)

邪魔です

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 身繕いにいそしむ「ちち(仮名)」さん。彼女はこうして静かにしているときがいちばんかわいいのです。テレビを見ているときに大きな声で鳴き叫んだりされると、本当に腹立たしくなりますが、それは躾が不十分だからで飼い主の責任。粘り強く、少しずつしつけていくしかありません。

 麻生政権末期にブチ上げられたスクールニューディール政策。私の勤める市の学校でも、PC教室に40台のノートPCが入りました。これまでも、生徒1人にPC1台、のはずが、その財源を地方交付税交付金で手当てした(他の用途に流用可能)ために、長い間、生徒2人で1台のPCを使う、という状態が続いてきたのが、ようやくまともになったのです。

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 授業でPCを使う場合、ちょっとPCに詳しい生徒がいると、デスクトップの背景をかえたり、ひどいときにはレジストリを弄るようなこともやりますので、それを許さないよう、Cドライブに加えられた変更は一切保存されない、というシステムが組まれています。その使い方を教えるから各校から代表で勉強しに来なさい、と言われて行って参りました。

 本当に便利になったものだ、と実感するワンタッチキー。これを操作することで、生徒用PCを意のままにコントロールできます。コンソール類全てをロックしても、ALT+CTRL+DELは効くのですが、その場合は強制的にログオフとなってしまいます。PCに詳しい生徒ならばメリットがないこともわかるので、従う他はないでしょう。

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 せっかくのPC教室がほこりをかぶらなければ良いけれど・・・・・と心配になる光景も見られました。アイコンをクリックしてアプリケーションが立ち上がるのを見て「すごい」なんて驚いている先生が何人もいます。こんな人がPC教室の担当者というのは、いくら何でも冗談がキツ過ぎます。せっかくの機材なのですから、積極的に活用することを真剣に考えるべきです。

 「本来は2画面あるのですが、先生用の画面だけ投影しています。」と説明するインストラクター。その最中にずんずん前に出てきたかと思うと、インストラクターを押しのけるようにして画面をのぞき込み、「あぁ、なんでこんな画面なの。前に写ってるのと違う!」と叫ぶ小学校教師がおりました。迷惑なので「説明を続けてください!」と声を上げてしまいましたが・・・・・。

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 彼は前任校ですでにこのシステムになれていて、そのことをみんなに知ってもらいたかったようです。小学校の教師だからといって小学生みたいな行動してどないするんじゃ、と思うとともに、本当にきちんと授業できているのか、と疑問に思いました。

 その後も彼の「妨害工作」は続きます。無関係なインストラクターに、マイクロソフトと市とのソフトウェアライセンス契約のことを質問・・・・・とみせかけて、その契約の内容を延々と「説明」するだけ。これもまた、「ぼく、知ってるんだよ」ということをアピールしたかっただけのようです。

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 こういう人、どこかで見たような気が・・・・・と考えてみて、あぁ、ペンクリ、と思い当たりました。このモンブランはなぁ・・・と話し出して小一時間、結局ペンドクターにペンを渡すことなくさようなら、という人がいて、3回連続でその人の次の番だったという経験があります。最近はその人を見かけないのですが、どうされているのでしょうか。

 何かにのめり込む「ヘンタイ」は本人の勝手ですが、良識のないヘンタイはとっても迷惑なのです。私も気をつけなければ、と思ったことでした。

2010年11月18日 (木曜日)

ワインよりペン

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 飼い主に甘える「ちち(仮名)」さん。この状態でおぉ、ういヤツじゃ、などと油断していると、カプッと甘噛みをしてきますので注意が必要です。

 以前、ケーブルテレビの工事だったか何かに来られた人が「かわいい犬」などとおっしゃるので、「噛みますよ」とご注意申し上げたのですが、撫でてもらっておとなしいことおとなしいこと。気がキツい犬だと思っていましたが、よその人には甘噛みしない、人見知りをする犬だったようです。

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 毎日更新します。でないと続かないから、などと言いつつ、2年と2ヶ月が過ぎました。いつまで続くのかわかりませんが、途切れると終わってしまいそうなので毎日ネタを探しております。むしろ、ネタ探しのために日々を暮らしているような気もしますが・・・・・。

 ところが、今日は嬉しいことにネタが一杯。ボージョレィ・ヌーボーの解禁日ですし、師匠を初め著名な方々の誕生日でもあります。さて、どのネタからいこうか、などと悩めるのは滅多にないことです。

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 いうまでもなく、今日はミッキーマウス、ミニーマウスの誕生日。数えてみると80歳を超える高齢となりますが、いまだにもって若々しくお元気なのはご同慶の至りです。

 いつ訪ねても人があふれている東京ディズニーリゾート。子供たちが小さい頃は、少しでも待ち時間を少なくするべく、空いている日はいつか、なんてことを熱心に研究したものです。1月から2月にかけてのあたりが空いているのはわかるのですが、小さな子供を連れてそんな寒い遊園地に行く訳にもいきません。第一、仕事があります。

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 ほどよいところで、12月25日から31日。特に大晦日は空いている、という情報を得て、毎年のように冬休み(生徒は休みでも先生は勤務です)に休暇を取っては3日から4日ほどTDRで遊んでおりました。カウントダウンパーティーのために18時でいったん閉園となるせいでしょうか、12月31日は本当に空いていましたが、最近はどうなのでしょう。

 この年末の旅行では、安く泊まれて部屋が広く、洗い場のついたお風呂がある、というなかなかない条件を満たす宿、京橋会館に泊まるのが常でした。現在は銀座ラフィナートという名前になっておりますが、当時、ペンクラスターやユーロボックス、北欧の匠などを知らなかったのは本当に幸せなことだったと思います。目と鼻の先、というのはまさにこのことをいうのですね。

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 ミッキーマウス生誕70周年だったか何かを記念したペン、だったと思います。このペンで字を書いている人を対面で見ると、ペン先にミッキーマウスの姿が見えるようになっています。かなり大ぶりなペンで、軸もキャップもスターリングシルヴァーですからなかなか迫力があります。この日の記事 で軽く紹介したのですが、その後、行方不明になっておりました。

 当時はあまりにスムーズすぎる書き味が気に入らなかったのですが、2年前と今とでは、書き味の好みというものも変わっていることでしょう。もう一度、インクを通してみたいペンのひとつです。

 冒頭に出てきた赤い箱ですが、ペンとは何の関係もないワインの箱。ボージョレィ・ヌーボーの解禁日なので出したものの、長くなりましたのでこの続きは土曜日に。明日はまた、別のネタを考えることにいたします。

2010年11月17日 (水曜日)

蓮根の日

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 ケージからしっぽを放り出してくつろぐ「くま(仮名)」さん。こうして綺麗にしっぽだけ出しているのを見ると、つい触ってみたくなります。普通の犬なら大慌てでしょうが、彼女の場合は、「なぁに?」ってな感じで悠然とこちらを見るだけです。

 そろそろ感染・発症者が目立ち始めたインフルエンザ。予防接種を申し込んだ我が娘ですが、すでに泣きそうな顔で「あぁ~、明日やぁ~」とぶつくさ言っております。お注射は痛いですから、泣いちゃうかも知れませんね。

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この日の記事で、消えたメダルはどんなものだったのだろう、と書いたウォーターマンのジェントルマン。先日のWAGNER神戸大会で、メダルの取れていないペンをsu_91さんが見せてくださいました。

 あちこちの雑貨店などに行くたび、うまく嵌りそうな石やメダルなどがないかな、と気にかけているのですが、いまだに見つかっておりません。そんな中、本来の姿を見せていただくと、もっと頑張って探してみよう、という気持ちになります。

 メダルの写真を撮らせてもらうのに、まず上下がわかりません。老眼は哀しいですね。仕方がないので上下を逆にして2ショット。そのうちの1枚がたまたま上下正しく撮れていた、という幸運です。

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 図柄からして、革命をテーマにしたコインか何かなのでしょうか。不勉強にして知りませんが、フランスにはこういう図柄のコインが実在する、あるいはしたのかもしれません・・・・・などと書いてからよく見ると、英語で自由と書いてあるようです。

 たしかにこの天冠のメダルこそ革命200周年記念っぽいですが、クリップの方に突いているメダルはアメリカ合衆国の20ドルとはっきりわかるものです。

 ジェントルマンでメダル付きといえば、フランス革命200周年記念、と思っていましたが、聞くところではいろいろなものがあって、当然メダルもさまざまなのだろうということでした。さて、私のジェントルマン、元々はどういうメダルが嵌っていたのでしょう。きっと、わからないままなのでしょうね。

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 最後に、タイトルの「蓮根の日」について。1994年の今日、全国の蓮根産地の代表が茨城県の土浦に集まって「蓮根サミット」が開かれたのを記念して制定されたものだとか。蓮根そのものには何の関係もない日を記念日にする、その訳のわからん感覚が大好きでタイトルに採用した、という、何とも訳のわからん話なのです。

2010年11月16日 (火曜日)

寛容

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 きっちり先住犬の癖を見習って、寝ながら餌を食べるようになってしまった「ちち(仮名)」さん。例によって、飼育係の長女がとらえた1枚です。

 土曜日の関西大会で、2次会で対面に座られたB.B.さんから「よぉ毎日更新してられまんなぁ」とあきれられたのですが、「日々是自転車操業」は私の人生のみならず、記事の更新にもあてはまります。その日入ったネタを捌いて出す、という、すし屋の大将みたいな日々が続きます。

 受験勉強をする娘の横でPCに向かい、ネタを考える私。そのうち姿勢が崩れてきていい気持ちになり、やがて意識を失います。いわゆる「突然死」ですが、今日は比較的早くこちらの世界に戻ってくることができました。それというのも、心優しい娘が勉強を終えたあと、部屋の照明も暖房もきちんと切って寝室へと去っていったおかげです。

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 これまた土曜日に愛知県からもたらされた人間関係計算機。ソーラー電池搭載という時流に流されることなく、電池を使っているところがすばらしいですし、何より「もちろん、計算機として使えます!」というただし書きがツボに来ます。

 16日の記事を書くつもりがめざめたら17日。ですので、この両日をはさむ11月15日と18日、それぞれの日に生まれた二人の人間関係を計算させてみることにしました。なんといっても今日は国際寛容デー。人は無理解や恐怖心から非寛容になるのだ、と前国連事務総長のコフィ・アナン氏も述べられています。この両日が誕生日だっ、という人、結果を見て怒ったりシバいたりしてはいけません。

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 まずは恋愛関係。「ドンナアラナミモノリコエルツヨイキズナノ カップル(はぁとマーク)100%」と、いきなりの満点表示。かなり期待できそうですので、続いて友情関係を計算しますと「ココロトココロガツウジアイ、ツヨイチカラでツナガッテイル^_^」のだそうです。すばらしい。

 誕生日の日付を4桁の数字で入れ、恋愛関係ならば×、友情関係ならば+で計算するのです。仕事関係を計算するには、1115-1118、とします。全ての演算において交換法則が成立しており、日付の順序を入れ替えても結果は同じです。

 ここまで調子よく記事を打ってきて、なんの弾みか、エンターキー一発で記事の後半部分が吹っ飛んでしまう、という事故に直面。でも、今日は国際寛容デー。怒ったりシバいたりしてはいけません。ニコニコ。

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 そうして計算した仕事関係は、「ソレゾレノシゴトニシュウチュウシ、コミュニケーションハ アマリトラナイ」という結果に。人間、集中しているときはじっと下を向いて仕事してますからね。コミュニケーションがとれないのも当然かもしれません。

 計算中、ちょっと手が滑って「アナタノセイカク」なんてのを計算してしまいました。誕生日の日付を4桁で入れて=を押すことで計算できるのです。ためしに自分の誕生日を入れてみて、あぁ、すごくあてはまってる、と思いましたが、これって占いと同じで、当たってると思えば当たってる、そうでないと思えばそうでない、という程度のお遊びです。気にしてはいけません(涙)。

 最後に残ったのは大人関係。「フカイツキアイニナッテモケッシテ チョウシニノルコトハナイ ヨイカンケイ」という、よくわからん結果。所詮はお遊びですから、意味がわかるようでわからない、曖昧なことこの上ない表現で煙に巻いているという感じがします。

 以上、国際寛容デーを記念して、怒らずシバかず、ニコニコとお送りしました。

2010年11月15日 (月曜日)

変なモン・関西ペントレ編

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 くつろぐ「くま(仮名)」さん。大好きなピカチュウを枕にしてドテ~ッと寝ている状態から、ビニール袋の音に反応して頭を持ち上げたところです。ビニール袋のカシャカシャいう音を聞くと、「食べるモン」と判断してすぐに起きる、それは幼少時から変わらない彼女の特技です。

 このときは、食卓で飼い主たちが食べているものがおいしそうに思えなかったのでしょう。この状態からムクッと起き上がってお相伴お相伴と鳴き叫ぶことはなく、しばらくするとまた、ドテッと寝てしまったのでした。

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 中部や関西でWAGNERの大会が開かれると、たいていは参加しております。そこへ「こんなん、お好きでしょ!」と変なモンをお土産にくださるのがsu_91(su091)さん。以前くださった温泉饅頭シリーズの最新作(?)、ドアチャイムです。

 今回もまた、アンパンマン系の猟奇的な表情が特徴となっておりますが、温泉饅頭ですから、かじられてるのは当然なのでしょうね。

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 なんといいますか、よっぽど変なモンが好きだと認知されているようで、会場内のあちこちで、「こんにちは。こんなん、好きでしょ。」と変なモンをいただいてしまいました。揚げ句の果てに、じゃんけん大会の景品に出した巨大ボールペンは「誰も欲しがらないから」という理由で初っ端の全員強制参加、罰ゲームモード。

 過去何度かじゃんけん大会に参加しましたが、そういうのは初めてでした。ボールペンひとつで笑いをとれたんですから楽なモンですし、最後は使用目的のある方の元へ嫁いでいったようで何よりでした。

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 土曜日の開催ということで、仕事の合間に参加してまた仕事に戻られる、という方もけっこういらっしゃったようです。家族でバス旅行、というのを抜け出して会場に来られていた方もあるぐらいです。

 そんなお忙しい方のお一人にいただいたのがこちらのチョロQ。キャブオーヴァー型の屋根を見るとわかるように帝産バスです。奈良にもこのグループ会社があるので、よく見かけるマークです。

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 どちらもいすゞ車と仮定して、ボンネットバスの方はBXD30、キャブオーヴァーの方はガーラあたりでしょうか。けっこうデフォルメがきついのですが、それらしくうまくまとめられております。「鉄」ほどではないのですが、実はバスについてもけっこうマニアックだったりする私です。

 そして背後の箱、「元気な動物ペンセット」です。箱の形や大きさから、以前にもご紹介した伸びるボールペンかな、と思いましたら、見事に裏切られました。

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 いわゆる「マジック」、油性フェルトペンです。箱の中には2体の動物が入っていて、インクの色も2色。職場の机の上に並べておいておけば、ちょっと「マジック」が必要なときに周囲をあきれさせながらササッと使うことができそうです。

 他にも、変なモンをいくつかいただいたのですが、それらについてはまたの機会に、ということにします。あまりにも数が多くて、記事が長くなりすぎてしまいますから・・・・・。

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2010年11月14日 (日曜日)

関西ペントレ成果報告

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 クッションにアゴを埋めてこちらを見つめる「ちち(仮名)」さん。飼育係である長女が撮影したもの。構図も含めて、老眼でピントが来てるのかどうかもわからない、手が震えてブレまくる私が撮るよりよっぽどいいですね。

 まつりの後の休日。午後からは本当に何もせず、TVで時代劇を見ながらゴロゴロするうちに眠りに落ちて、まさしくGolden Slumberでありました。なんと今日は糖尿病の日。運動しないでゴロゴロというのは、糖尿病には本当に悪い生活ですね。

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 関西ペントレ、N御大のブースにはいつもながら魅力的なペンがずらりと並んでおりましたが、選んだのはお尻までシルヴァーのショートタイプです。外装の状態は今ひとつなのですが、これを磨いて使い込んで、銀の変化を楽しんでみたい、というところです。

 こういうのもあったので、よく見て勉強しなさい、ということでしょう、何とも美しいメタリックカラーのエリートもつけていただきました。記念すべきペントレでしたが、萬年筆はこれだけ。やはり、本数を減らす努力をしなければいけませんからね。

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 萬年筆以外では、変なモンのほか、Bromfieldさんからは、10月12日の記事 で紹介されていた革巻きボールペンをいただいてしまいました。しかも、色指定!で。

 本当にこれは使いやすそう。何より、リフィルが安いので惜しげなく使えるのと、見た目から簡単に誰かに持って行かれそうにないところがまたよろしいです。印鑑を捺した小さな紙片を透明軸のボールペンに仕込んでおく、という伝統芸が伝承されている私の業界では、この見た目が必要なのです。

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 このボールペン、職場の机の引き出しに常駐してもらうことにします。毎日毎日握って使うことになるでしょうから、巻かれた革がどのように熟成していくのか、今から楽しみですね。

 関西ペントレの成果としては、もうひとつ、夕方からの大宴会。今回は二右衛門マスターの隣、ぼぼぶらじるさんの向かいに陣取りましたが、同じテーブルにはぺんぱれーどっ!の御三方も。何ともアカデミックな雰囲気の中、濃密なひとときを過ごすことができました。

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 皆さん、楽しいひとときをありがとうございました。

2010年11月13日 (土曜日)

関西ペントレ大盛況

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 昨日は「ちち(仮名)」さんのアップでしたので、今日は「くま(仮名)」さんのアップ。神戸で開かれた第1回の関西ペントレでは、「私もくま(仮名)」さん好きですよぉ、なんていうファンの方が何人かいらっしゃって、それだけでけっこう喜んでいた飼い主です。

 お見かけしたことのない方には極力こちらから話しかけるようにしていたのですが、まだまだでした。商品を見定めていらっしゃるところへ声をかけるのも憚られる部分があるのと、何より私自身、とってもシャイ(本当)なもので・・・・・。

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 来場者数もかなりのものだったようですし、夕刻からの2次会もざっと30人ほどが参加する賑やかなものでした。

 私は運営側のお手伝いでもありますし、もう十分以上の本数があるので高価な萬年筆には手を出さず、あちこちのブースを冷やかしまくっておりましたが、日頃から変なモンが好きだといいまくっているせいか、またもざまざまな変なモンが集まってしまいました。変なモンをお持ちいただいた皆さん、多謝です。

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 一般来場者が入る前の一コマ。師匠のブースに積み上げられたTWSBIのDiamond530カラー軸。赤いペントレーの奥、6個ずつ積み上げられているのが6色セット。全部で108本持ち込まれたということです。

 この商品の一時預かり先であったしげおさんと関西の親方が乗る車は、見事、工事通行止め(相当前から派手に告知されてました)の阪神高速3号線に突入して延着。はたして間に合うのか、おおいに心配されていたというのは内緒です。渋滞で動かず、時計だけが動いていく車内では、親方の「しばくどっ!どないなっとんねん!」と、しげおさんの「しゃあないがな、親ちゃん!」という会話が無限ループしていたことでしょう。

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 でも、めでたく間に合ったので、こんな感じです。会場と同時にダッシュ、はありませんでした。皆さん、大人です。ゆっくりと歩いて入場する来場者に、「走らなくっちゃぁ!」と煽る主催者、という妖しい光景が見られました。ちなみにこの6色セット、遠く本州北端日本海側へと連れ帰られたと伺っております。もちろん、ほかにもお供があったようですが・・・・・。

 私は変なモンを多数いただいたのと、普段使い用に1本譲っていただいた程度でした。南紀白浜での家族旅行に夕食から合流する、という方を駅まで送っていった他は、ほとんどの時間を会場内で過ごしましたが、これも今までにない珍しいことでした。

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 午後4時過ぎからは恒例のじゃんけん大会。気合いが全てを制し、やっぱり勝負事は親が強いんだ、と再認識させられましたが、みなさんなかなかにキャラクターにマッチしたものをゲットされていたようです。

 先日のソウル大会のお土産、現地プラチナのボトルインク。これで毛では弱いと判断されたのか、ペンとセットにしてじゃんけんの対象となりました。日頃インクの研究をされている方にとってはまたとないものですので、当然名乗りを上げられましたが、無念の敗退。オリヂナルインクおぢさんとして勇名をはせてらっしゃる方がゲットされたのでした。

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 敗れてガックリと座り込む彼女の前を、賞品を手に自席へ向かうおぢさん、さりげなくインクボトルだけを彼女の前にポトリ。本日一番の「感動の名場面」でありました。いいですねぇ、みんな大人で。宴会でもみんなそのままだったらもっといいのですけれど・・・・・。

 そんなこんなで、その後の2次会、3次会、4次会あたりまで、盛り上がった皆さんはとことん盛り上がったようですし、後ろ髪を引かれつつ帰宅された皆さんも無事に到着されたことでしょう。また会いましょう。

2010年11月12日 (金曜日)

祝・関西ペントレ

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 最近の我が家で流行っているのが、「ちち(仮名)」さんとのハイタッチ。彼女のケージに近づいて片手を出しますと、彼女も前脚をぐぐっと伸ばしてくれるのです。

 ところが、写真大嫌いな我が家の犬たちは、カメラで狙われていると座り込んでしまうのです。ハイタッチの瞬間をとらえようとしたのに、結局いつもと変わらないような写真になってしまいました。

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 明日は関西ペントレ。毎年1回、東京で開かれてきたペントレですが、今回、WAGNERの5周年を記念する意味もあって神戸で開催される運びとなりました。実にめでたいことです。

 詳しいことはこちらからリンクさせていただいている師匠の「万年筆評価の部屋」などをご覧いただければと思いますが、会場はJR神戸(東海道)線や阪神電車の元町駅(いずれも西口)や、神戸市営地下鉄の県庁前駅からすぐの兵庫県民会館です。

 足場の良いところでもありますし、すぐそばにはpen and message.さんという名の知れたお店や、少し歩けば創業128周年を迎えるナガサワ文具センターもあります。会場でそれらしい人を捕まえて聞いてみれば、分度器ドットコムさんのリアル店舗(会場から電車で乗換なし!)や、ブログ職人さんがいる鞄屋、ル・ボナーさんへも連れて行ってもらえます。

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 ぜひぜひ、多数のご来場をお願いします。お子様連れ、ご家族連れ大歓迎です。午前中の早い時間に一人で来て目当てのペンを手に入れたら、家に戻って家族と昼食。そのあと、おもろそうなイヴェントあるから行かへん?などと言って、ご家族同伴でお越しください。

 販売者にお願いしておけば、そこは日本人。「惻隠の情」ってものがありますから大丈夫です(たぶん・・・・・)。

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 そうそう、子ども向けではない木乃伊の輪ゴムホルダー、分度器ドットコムさんで売ってます。万年筆もチラッと見て、他のお店に案内してもらう、なんてのもいいと思いますが、いかがでしょうか。

 珍しいのや変なのを何本も集めて、いたずら書き程度しか使わない、なんてのが萬年筆趣味の全てではありません。一度使ってみたいのだけれど、どんなのがいいんだろう、なんて人はぜひお越しください。相談随時受付です。

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 会場内では、色違いでお揃いのエプロンをしている人を頼ってください。見た目も安全そうな人ばっかりですし、みんな愉快で優しい、そう、y.y.Pen Clubの人たちです。見た目が一番恐ろしい人が実は一番優しいというのは、一度でも来た人なら誰でも知っている公然の秘密です。

 知り合いもいないし、突然行ったって話もできないだろうし、浮いたら辛いよな、なんて思ってる皆さん、あ、この人はじめてだ、と見るや、寄ってきてあれこれ話しかけるのもこのエプロンの連中。気楽に受け答えしてください。もしうっとうしければスーッと離れてくださってけっこうですから。

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 こうした集まりの受付には、見るからに恐ろしげな巨人が座っている、という噂もありますが、これがまた優しい人。ほんと、みんな見た目とのギャップが激しいので、それを体験するだけでも楽しい休日になることと思います。

 夕方4時頃からはおたのしみじゃんけん大会。イヴェント狙いでしたら、午後3時過ぎからがおすすめです。おそらくお菓子も持ち込まれているでしょうから、お子様にも優しい大会になっているのです。

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 お時間の許す方は、ぜひ2次会へもお越しください。「おしぼりの謎」を解明するチャンスです。イヴェントに参加したからといって、なんの縛りもありません。

 11月13日土曜日は、兵庫県民会館でたのしく遊びましょう。

2010年11月11日 (木曜日)

デカイほうがウケる

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 大好きなピカチュウをアゴ枕にして、ウトウトしながらもこちらの様子を伺う「くま(仮名)」さん。どうもネット上では「ちち(仮名)」さんの人気が高いようですが、実物を見ると断然「くま(仮名)」さんの方が可愛いのです。

 ソフトバンクのCMに出てくる北海道犬の兄妹から、白くて日本犬型の犬の人気が高まっているのでしょうか。2頭を連れて歩いていても、耳に入ってくるのは「あぁ、あの白い子かわいい~っ!」という声がほとんどです。小柄で可愛らしい「くま(仮名)」さんより、大柄で態度もデカい「ちち(仮名)」さんの方がウケるというのは、飼い主的には。。。。。ですね。

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 ボールペン、萬年筆、みかん。どうもバランスがおかしいですね。ここに写っている萬年筆は、昨日ご紹介しました「剥けてる」1本です。詳しい方にお教えいただいたところによれば、シルバーンと同じ仕様・材質ながら、それとは区別されていた「エリート カスタム」というモデルになるとのこと。シルバーン、とはっきり表記しなくて助かりました。

 それにしても、この巨大なボールペン。二右衛門マスター保有の巨大モリソン萬年筆ほどレアなものでも何でもなく、そこら辺の雑貨屋さんで売られているものです。

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 リフィルと萬年筆とがほぼ同じ、どころかリフィルの方が長いのが良いですね。首軸というか、先端部分のパーツは胴軸にねじ込んで固定するようになっていますが、ちょっと前の中国製品、というぐらいの仕上がりで、正規の位置までねじ込んだあとも力を加えればいくらでも回り続けます。

 これも先日、小学生相手の授業で見せて大受けしたもの。黒板用の大きな三角定規やコンパスは皆さんもご覧になったことがあるでしょうが、アレと一緒に置いて釣り合うほどの大きさです。

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 ノックするとちゃんと芯が出て書くことができます。シルバーン系と同じ大きさのペン先と比べてこれですから、国産の小ぶりな萬年筆など、ペン先の立派さで負けてしまうものも数多くあるわけです。

 肩に担がなくても、片手でもって筆記できます。残念ながらリフィルの品質は大昔の安物ボールペン並みかそれ以下ですので、書いて楽しいわけもなく、ただ筆記線が出ること自体に感動して「おぉぉぉ」という感じです。できれば、神戸のじゃんけん大会の景品にしたいと思いますが、持って行くの、邪魔でしょうねぇ。

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2010年11月10日 (水曜日)

剥けてる?!

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 すねて?寝ている「ちち(仮名)」さん。少し前までワンワンとうるさかったのが、突然に静かになったので覗いてみるとこの有様。いくら吠えても遊んでもらえないので、フテ寝している、というところでしょう。

 たとえ寝ていても、飼い主が近寄ってくると飛び起きるのが常ですのに、このときばかりはチラッとこちらを見ただけで横になったまま。フテ寝しているうちに本当に眠たくなってしまったようです。

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 昨日の記事に登場したデカい電卓の写真を撮る際、大きさ比較のために引っ張り出されたPILOTのエリート(・シルバーン)。果たしてこのモデルにシルバーンとつけて良いのかどうか、私の知識では判然としませんので、とりあえずこのように書いておきます。

 写真を撮り終えて、お疲れさんとペンを手に取ったとき、アレッ、と小さな叫びを上げてしまいました。ペンのお尻の方を見ると、部分部分で色が違っているのです。

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 あぁ、汚いなぁ。まだらになってる。こうなってしまった以上、名古屋の社長にお願いして、磨くなり綺麗に燻すなり、生贄として思う存分・・・・・・と思ったのですが、よく見ると、ただのくすみや変色ではなさそうです。

 写真の状態から少し軸を回すと、くすみや変色よりも、もっとエグいことになっているように見えました。これはひょっとすると、軸そのものが駄目になってしまったのかも、とまで思うほどでした。

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 このように、「皮が剥けて」いるのです。日焼けした肌からぽろぽろ皮が剥ける、まさにあの感じです。でも、もう少しじっくり見ると、剥けたあととおぼしき部分は綺麗な銀色です。

 そうすると、この「剥けた皮」は、軸の表面にできた何かの皮膜なのでしょうか。酸化皮膜?あるいは硫化皮膜?でしょうか。硫化して黒ずんだというより、茶色く変色した感じですから、やはり酸化皮膜でしょうか。

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 この件に関して、何らかの知見をお持ちの方、どうぞよろしくお願いします。まぁおもしろいので、とりあえずこのまま保存しておいて、土曜日に神戸へ持って行く予定です。ちょっと気色悪いのですが、本当に剥けた皮みたいな感じで、変なモンとしてはおもしろいのですが・・・。

2010年11月 9日 (火曜日)

白衣の天使だから

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 いくら呼んでも顔を上げてくれない「くま(仮名)」さん。仕方がないので、カメラだけをケージの中に入れて適当にシャッターを押した1枚。オートフォーカス、AEというのは実にありがたいものです。変にあれこれ考えるよりまともに撮れている気がします。

 今日は校区内の小学6年生を招いての体験入学の日でした。わずか30分ですが、小学生たちに中学校の授業を体験させるのですが、狙いはずばり、「うちに来てね」です。私立や違う校区の公立校ではなく、校区の中学校へ。これが当たり前のことのようでいて当たり前ではないのです。

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 中学校は40人で1クラス。生徒が200人なら5クラスですが、201人なら6クラス。当然、先生の数も増えます。先生が減ると、先生も大変ですが生徒にとっても不幸。良い学校にしようと思ったら、まずは少数精鋭ではなく人海戦術ですから、とりあえず生徒を確保しなくてはいけません。この業界には珍しく、「営業」の考え方で臨まなければならないわけです。

 となると、魅力的な授業をしなければなりません。多少あざといぐらいに「おもしろいっ!」と思わせるような授業をしないと、簡単によその中学校へ逃げていってしまいます。わずか30分で、この学校の生徒になりたい、と思わせなければならないのです。

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 先の写真のような巨大電卓など、目をひく小道具を用意して、いつもの白衣姿で教室へ。「数学の先生なのに、どうして白衣着てるんですか?」と聞いてくれたらしめたもので、「白衣の天使だから」と答えるのです。

 上の写真は、自作の「等積変形説明模型」です。中芯のないトイレットペーパーを中心部まで切り込んで広げたもので、これを使って円の面積の求め方を解説する、というのが本日のお題です。

 まずは適当な色画用紙を黒板に貼り、縦と横の長さを大きな定規で測ります。ややこしい寸法が出てくるので、「計算大変やなぁ~」などといいつつ、教卓の中に隠しておいた巨大電卓をさりげなく取り出すと、「でかっ!」の声。いけてます、つかめてます。

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 さらにはその画用紙を対角線で半分に切って、「面積はいくら?」と問えば、先に求めた長方形の面積の半分の数字を口々に叫ぶ小学生たち。これで、底辺かける高さを2で割ると三角形の面積が出る、ということを確認します。

 おもむろにトイレットペーパーを見せて、断面が円であることを確認し、円の面積を求める公式を問えば、これまた「半径かける半径かける3.14」と元気な声。中には、2乗だとかパイだとか、生意気なことをいう子もいて、正直邪魔ですけれども、さりげなくほめるなどしてフォローを入れていきます。どうしてそうなるの、と聞いても、「そう覚えろといわれたから」と言うばかりです。これはとっても好都合な展開になってきました。

 小学生の目の前でトイレットペーパーを切ると、「もったいなぁ~い」「先生に怒られる」などの感想。切ってすぐには綺麗な三角形にならないので、「今、切ってるね。これが料理番組だったらこのあとどうなるの?」と問えば、「できたのが出てくる~」の声が出ます。

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 しめしめ、と思いながら、「はい、そうですね。」と、あらかじめ作っておいた三角形を取り出して、ここでも拍手。ノリのいい小学生たちだったので大助かりです。丸いままのトイレットペーパーの一番外側、1周分の長さを切り取ったものを三角形の前に置くと、当たり前ですが底辺と同じ長さ。こんなことにも「おぉ~」と感動してくれるので、この仕事はやめられません。

 三角形の底辺の長さは円周と同じ。円周は半径の2倍に円周率をかけたもの。半径かける2かける3.14です。そして、三角形の高さはもとの円の半径。底辺かける高さ割る2、という式にこれを入れて、式を整理すると、見事、半径かける半径かける3.14となります。

 算数は覚えること、できるようになることが中心だけれど、数学は考えることが何より大切。それが算数と数学の違いだよ、と締めて、ちょうど時間となりました。学園ドラマでは一番の嫌われ者になりがちな数学の先生。少しはポイント稼げたかな、と思いつつさようなら。あとは、一人でも多くの小学生がうちに入学してくれるのを待つだけです。

2010年11月 8日 (月曜日)

X-Rays

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 飼育係の長女に遊んでもらって上機嫌の「ちち(仮名)」さん。黙っておとなしくしてたらこんなに可愛いのになぁ、などと言われながら頭を撫でられているのですが意に介していない様子です。

 もしも、犬の心の中が見えたら、なんてことを思うときもありますが、犬でも人間でも、心の中が見えないから平穏無事に暮らしていられるというものでしょう。そんなものが見え見えだったら、怖くて誰にも会えなくなりますね。

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 Googleのタイトルがレントゲン写真みたいになっているので調べてみると、今日はレントゲン博士がエックス線を発見した日だとか。いつも天の邪鬼で外してばかりいるので、今日は珍しく素直に中が見えるデモンストレータの萬年筆、PILOTのヘリテイジ92(χ)じゃなかった(改)です。

 綺麗に中が見えますね。話題のTWSBI Diamond530などと違って、ピストンの頭部、非常に薄い弁が一段だけ、となっているのが目につきます。

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 こんなんでもインクが後側に回らないなんて、すごいですねぇ、なんてことをペンクリに来られていたペンドクターにお聞きすると、逆にこの部分が2段になっているとピストンの動きが渋くなりがちなのだ、といったことを教えてくださいました。

 ペンを使う身としては、インクが後ろに回らず、ピストンの動きがスムーズであるならば、この部分の形なんぞはどうでも良いわけです。たまたま軸が透明で、見る者がヘンタイなのでそんなことを考える、というだけのことですね。

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 ペン先は珍しくB。手持ちのペンは大半がFやEFなので、たまにはBも良いかな、と。それに、国産、それもPILOTのBですから、実用に堪えないほど字幅が太いわけでもありません。

 透明軸ということを活かしてインクの色で遊ぶ、なんてことになると、ある程度の字幅があった方がおもしろいだろう、という思いもありました。それに、他の5号ペン先をもつペンと入れ替えることも不可能ではありませんので、これまで持っていなかったペン先、という選択です。

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 で、どこがヘリテイジ92(改)なのかというと、いうまでもなくこのクリップ。どうも好きになれないという人も少なくないのですが、玉クリップこそPILOTのアイデンティティです。私には改造する技量などないので、換装作業は良識あるヘンタイ倶楽部の技術部門に委託しました。

 この写真を撮りたいがため、外した純正のクリップは玉クリップを提供してくれたドナーに取り付けておりません。そのうちに、というところです。

 最後になりましたが、踏み切る勇気を与えてくださったwavioさん 、どうもありがとうございました。

2010年11月 7日 (日曜日)

錦秋の立冬

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 こちらを見上げる表情が可愛いので、とシャッターを切るその瞬間にあくび一発の「くま(仮名)」さん。犬のあくびは緊張の表れともいわれますが、どうだったんでしょうか。

 休日にしては珍しく早く起きた・・・と思って喜んでいたのに、なぜか遊びに出かけたのは10時半過ぎ。それでも十分に早いからと調子に乗って行き先を遠目に設定したのが運の尽きで、帰ってきてみれば夜も8時を回っておりました。

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 近鉄四日市駅でのショット。見慣れた近鉄電車ですが、こいつは懐かしい編成なのです。奈良市内の職場に異動してきた頃にはまだ奈良線で走っていて、その後、名古屋・山田線へと転属したのです。

 この系列は3両編成が5本あって、新造時は何と吊り懸け式。昔の「グォ~ン」という重たい音を出して加速する電車の駆動系を流用し、その当時の最新型の車体と組み合わせた、という変な電車でしたので、「鉄」としては記憶に残る車両なのです。かつては「ク972」でしたが、改番されて「ク1112」となりました。

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 近鉄の車両は基本的に固定編成で、新造時から廃車になるまで、車両の組み合わせが変わることはあまりありません。特にこの系列は車両間の貫通路が幅広なので、編成をバラして別系列の車両を組み込むということができません。この時代の奈良線系統の車両に共通する特徴ですが、そういう仲間もだんだんと少なくなってきました。

 車体もけっこう大がかりに更新されておりますので、この先も当分このまま活躍してくれることでしょう。名古屋線や山田線を利用される方、車両間の通路に両開きのドアがついていたら、この系列です。かわいがってやってください。

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 湯の山温泉駅から御在所ロープウェイの山麓駅まではバスで10分足らず。電車を降りてバス停へと近づいていくと、運転手さん曰く「上まで1時間以上かかりますよ。それでも良かったら乗ってください。」とのこと。駐車場のキャパが小さいのにたくさんのマイカーが押し寄せているためです。

 ロープウェイ山麓駅まで歩くと小一時間はかかりますから、親子3人でバスに乗ると650円のところをタクシー利用で2310円也。こちらは、一般車通行止めとした道を上ってくれるので早く着くのです。これから各地とも紅葉のシーズン。皆さん、公共交通機関利用でのんびり行きましょうね。

 御在所ロープウェイも、38両あるうちの36両を投入しての大量輸送。20分から30分の待ち時間ですが、立ち席にならないように配慮してくださっているのでよしとしましょう。混む混むと言える自分が混ますなり、ですからね。

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 ロープウェイの窓越しに撮りましたのでさほどきれいに見えませんが、「錦秋」という言葉にぴったりの景色でした。今日は立冬ですから、もう「錦秋」とは言えないのかもしれませんが、この先、もっともっときれいになっていくことでしょう。

 やや曇り気味でしたが、山上でもそれほど寒さを感じることもなく、ぶらぶら、のんびりと過ごすことができました。帰りのロープウェイを待つ間も、Twitterで「いつ乗れるかわからんほど混んでる~」とつぶやいたら、フォローしてくださっている御在所ロープウェイさんから「すんませ~ん」という返信があったりと、なかなか楽しく待ち時間を過ごすことができました。

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 ここでは、可愛らしい女性たちのグループから次々と声をかけられて、本当に参りました。次から次へと「シャッター押してくださぁい(はぁと)」なんて声をかけられて、自分の写真撮るときよりも真剣に構図考えたり光を読んだりしながら、ブレないように必死で脇を締めて・・・・・と汗をかきながら写真を撮っておりました。

 下りのロープウェイ、乗るまでの待ち時間は40分。山麓駅から湯の山温泉駅へと向かうバスも定時運行で、ゆったり電車に揺られながら四日市へ。ここから大和八木まで、アーバンライナーでぐっすり眠りながら移動するのは至福のひとときでした。

 最後に、納得いかん、という人も多いようですが、千葉ロッテ、日本一おめでとう。名古屋の皆さん、残念ついでに萬年筆でも買いませんか、来週、神戸で。

2010年11月 6日 (土曜日)

だったらいいのになぁ・・・

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 さんざん振り回した揚げ句にケージの外に落としてしまったクッションをじっと見つめる「ちち(仮名)」さん。でも、彼女の顔を見ると、クッションを見てるような感じがしませんね。

 彼女は今、落としちゃったぁ、とクッションを見つめるふりをしながら、カメラを構えている飼い主の様子をうかがっているのです。拾ってくれるかな、放り込んでくれるかな、引っ張りっこしてくれたらいいのになぁ、なんてことを考えているのでしょう。

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 キンキラキンのパーカー75らしきペン。実は、初75なのです。こいつは追っかけ始めるときりがないので避けてきたのですが、普通のスターリングシルヴァーじゃないヤツだったのでおもしろがって入手したのです。

 シルヴァーで格子模様の75、そりゃ細かい部分の違いはいっぱいあるのでしょうけれど、あまりにも数がありすぎます。さる高名な鞄職人さんがコテ研ぎしてしまったのもこのシリーズのデッドストック物でした。

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 いわゆるディッシュトップというやつなので、いってみればいちばんありふれたタイプということになるのでしょう。軸やキャップにシルヴァーの品位表記がなく、安っぽい感じの金色というのが、変な感じでよろしいです。

 首軸も痩せておらず、キャップのしまり具合もカチッとしたいい感じで、実用品としては文句なし、というところでしょう。

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 そうは言ってもヘンタイの端くれなので、14Kが18Kだったり、目盛りのところに0とか彫ってあったらいいのに、などと思ってしまうのですが、逆にそんなもの、もったいなくて使えそうにありませんね。

 少し引っかかる感じがするので、ちょっとだけスリスリしてみようかな、などと考えたりして。コテ研ぎにならなければいいのになぁ、などと思いながら・・・・・。

2010年11月 5日 (金曜日)

山の辺の道

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 見上げる顔が可愛いのでパチリ、というつもりだったのに、例によって顔をそむけてしまった「くま(仮名)」さん。一番いい表情をしているのは一人ケージの中でゆったりとしているときなのですが、近づいていくと起き上がって動き回りますし、ケージから出すとあちこち走り回ってとても写せませんし、ということで、ヘボカメラマンにとってはなかなかに手強い被写体なのです。

 快晴に恵まれた秋の1日、山の辺の道をホンの少しだけ歩いて参りました。特別支援学級に在籍する4名の生徒を引率しての校外学習です。

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 山の辺の道を歩く際の北の起点となる天理駅。かつて丹波市町であった宗教都市、天理市。その表玄関となる駅で、平日の昼間などは乗降客もまばら。写真の奥にはものすごく長大なJRのホームがあるのですが、そこに2両編成の105系電車が発着するのみです。

 月並祭が行われる毎月26日や、天理教の行事が行われる日などは大いに賑わいますし、そのようなときの輸送のために、この天理駅の北方には目を疑うばかりの大きな車両留置施設もあります。けれども、普段はあくまでものどかな、だだっ広いだけの駅なのです。

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 ここから歩き始めて、まずは天理本通り商店街のアーケードの中を行きます。東西およそ1キロにわたるアーケードは、途中2本の幹線道路を横切りますが、その道路の上にも屋根がかけられているという徹底ぶりです。

 このアーケードを抜けると、天理教本部のあるエリアに出ます。赤の広場とか、天安門広場とか、行ったことはないのですけれど写真で見るそれらの広場とも共通の、スケールがでっかいなぁ、という感じ。信心されている方はきっと、ここに来られると感激されるのでしょうね。

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 歩きながら撮りましたのでブレておりますが、和風な感じの鉄筋コンクリート造りの巨大建造物があちこちにある、というのが天理市です。天理市役所はまるで大阪万博のソ連館をまねしたような屋根を持っていますし、とにかくこの町を歩くと建物に目が行きます。

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 天理教本部の少し東に石上神社があり、そのあたりから南の桜井近辺まで、山麓を縫うようにのびているのが山の辺の道です。

 太古の昔、現在の奈良盆地は湖であり、その東岸にあった湖岸道路のようなものが、奈良盆地に人が暮らすようになった時代にあっても道として大いに活用されていた、ということのようです。

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 これから本格的に山の辺の道を歩こうか、というあたりに天理観光農園というのがあって、そこでのミカン狩りが校外学習のメインイヴェント。今年はミカンの作柄が悪い上、色づきも進んでおりませんので、写真のようなオレンジ色のミカンを探すのに苦労するほどでした。

 園内でもいでは食べる、というほかには、この袋に入るだけお持ち帰り可能。写真のミカンはかなり小ぶりですので、こたつの上のかごに入っているようなミカンですと4つが限界でしょうか。

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 帰り道、気持ちよさそうに寝ているわんこを発見。同じ色で同じくらいの大きさの犬が行きの道沿いのおうちにもいて、そちらは歯茎までむき出しにしてうなっていたのとあまりにも対照的でしたのでパチリ。皆さん忙しく働いていらっしゃる中、仕事とは言えのんびりと散策できた私は幸せ者でした。

2010年11月 4日 (木曜日)

これ何ですか?

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 クッションの上に器用に乗っている「ちち(仮名)」さん。室内とはいえ、やはりプラスチックの床にそのまま寝るよりは、クッションの上に寝る方が快適なのでしょう。その割には、退屈するとクッションを噛みまくって穴を開け、中綿を引っ張り出して遊んでしまいます。

 現在敷いているのは、処分品として売られていた物を2枚買ったうちの1枚。1枚目は中綿がほとんどなくなって廃棄寸前です。

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 調整の練習用に、などといってとっておいたものの、もう処分してもいいだろう、と思われたペンとお別れの記念撮影。見事なまでの仏壇萬年筆ぶりです。

 どれもPILOTなのですが、残念なことにクリップに玉がついていません。玉クリップを嫌う人もけっこういるようですが、私の場合はPILOTやAURORAといったら玉クリップでしょう、と思っています。

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 参考までに、こちら。例のDiamond530にペン先をとられたカスタム74です。話題のピストン吸入式ヘリテイジ92も気にはなるのですが、これがまた平べったいクリップですので購入に踏み切れずにおりました。

 それならいっそ、事のついでに、このカスタム74からクリップを供出させて、ヘリテイジ92玉クリップバージョン、なんてのをつくろうかと思ったら、もうやってる人がいる様子。いずれ、その邪悪な改造品を見せてもらってから検討することにしました。

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 普及価格帯の萬年筆。もし、入門用に何でもいいから、と言われたら「これどうぞ」と差し上げてしまいそうなもの。とりあえずインクカートリッヂを挿して、机の引き出しにでも放り込んでおくことにしましょう。

 最初に3本写っていたものがなぜ2本になったのか、というところ。3本目は上の2本と違ってねじ込み式のキャップを持っているので。お、これはいい物かも、と期待しながらキャップを開けてがっくり。萬年筆ではありませんでした。

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 筆ペンでしょうか。どうもそのように思えますが、筆ペンというには穂先がしっかりとしておりますので、筆ペンのような細字のマーカー、といった感じの物です。刺さっているカートリッヂは、外形だけ見ると萬年筆と同じように見えるのですが、中身はどうなのでしょうか。

 現行のPILOT製品の中には、こういう物はなさそうなのですが、これ、一体何という物なのでしょうか。

2010年11月 3日 (水曜日)

ピッピッピッピッピッ

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 ぺったりと寝ている「くま(仮名)」さん。写真がうまくないので文字どおりぺったりとしておりますが、実物はもっと可愛らしく、おぉっ、とシャッターを切ったのですが・・・・・。

 こんな状態の彼女でも、大好物のベビーチーズの匂いをかぎつけると、光の速さで起き上がっておすわりをするのです。犬に乳製品は良くないというのですが、彼女の場合はある程度までは大丈夫なようです。

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 私たちの職場にも、ようやく業務用のPCが支給されることになりました。そうなると、手のひらを返したように「私物PCを持ち込むのはけしからん!」となるのは目に見えていますから、今現在、職場で使っている私物のPCを少しずつお嫁に出していこう、と考えました。

 コンパクトなのはいいのですが、本体の3分の1ほどもある巨大なACアダプタが徒となってしばらく休養させていたこのPC。まずは手始めにこいつを嫁に出すか、と確認のために電源を入れると、自爆シークェンスが作動したかのような警告音が鳴り響きます。

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 これまでの乏しい経験から、電源は入るのに起動しない、そして警告音が鳴る、というのはメモリーの異常だろう、と見当をつけて、手持ちのメモリーと差し替えてみることにしました。

 ケースを開けると、最近のクルマのボンネットを開けたのと同じような風景。肝心なところは全く見えません。光学ドライブの下あたりにある固定ネジを外すと、取っ手のついた部分がゴソッと持ち上がります。

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 このマシンのメモリはDDR2という規格。手持ちのものをいくつか試してみますが、どれも相性が良くないようで警告音が鳴り止みません。結局、これは手元に置いておきたいなぁ、と思っていた国産モジュールを使ったものだけがOKでした。

 このマシン、けっこうメモリに関してシビアなようです。ちょうどWindows Vistaが出た頃のマシンですが、そのままWindows7を入れるとなかなか快適に動きます。

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 あまりに快調なので、このまま手元に・・・・・などとも思いましたが、そんなことをしていると家中にPCがあふれかえってしまいます。萬年筆と違って、PCのヴィンテージは値打ちのないものですから、旧いものを置いておいても意味がないのです。

 これまで、仕事に使うから、と定期的にPCを買い換えてきましたが、この先、職場にPCが用意されているという状況になれば、もうそんなことをする必要もありません。思えばこれまで、相当に投資してきたなぁ、と遠い目になってしまったことでした。

2010年11月 2日 (火曜日)

違うけど同じもの

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 ケージを置き直して出口が「できた」ことを知って、出して出してとねだる「ちち(仮名)」さん。どうしても家族の座る食卓に近い方に寄ってくるので、そちらにトイレスペースをおく関係上、ケージ内の仕切りを取り払いましたが、彼女はとりあえず問題なく暮らしています。

 犬は狭いところに潜り込んで寝るのが好きなので、だだっ広いケージというのもどうなのかな、と思いましたが、本人(犬)はそれほど気にしていない様子です。

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 気合いの入った書類を書くときはこれ、というビッグトレドです。バランスというか、手に持った感じがしっくりと来て、下手なりにも少しマシな字が書けるような「気が」します。

 何より、ペン先が適度に硬いこと。柔らかいペン先を好む人も多いのですが、毛筆で字を書くことができない私のような者にとって、柔らかいペン先をコントロールすることはとても難易度の高い作業。ですから、ある程度硬いペン先がよいのです。

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 目つきが悪いのではないか、という疑惑を持たれているペリカンたちがよく見えるようにすると、一方はペン先が裏返しになってしまいます。この2本はそれぞれ別の時代のペン先ですから、こういうことになるのでしょう。

 これを何とかするには、ノックアウトブロックにセットしてペン先を叩き出して、というような作業が必要になるらしいのですが、不器用なものには修理はできない、分析をしない者には調整はできないという至言がありますので、私は手を出しておりません。

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 それにしても、こうして並べると、まったく別のペリカンですね。目の大きさが全然違いますし、羽の表現なども見てすぐにわかるほど違っています。2本並べて見比べるということはあまりないので気づかなかっただけですが、これほどの違いがあったのですね。

 職人さんが手作業で彫っているのですから当然ですが、それでも1本1本をパッと見たときに「これは全然違う」と思わせないところはさすがですね。それぞれに違うのだけれど、同じ製品、というのが手作りのすばらしいところです。

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 風邪をひいてぼぉ~っとしながら写したら、写真もボォ~っとしてますね。

2010年11月 1日 (月曜日)

われにかえる

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 くたっ、と寝ている「くま(仮名)」さん。こういうときは少し体調が悪いのです。朝起きたときなど、心細げにくぅんくぅんと鳴く、そういうことがここ数日続いております。食欲もありますし、どこが悪いということもなさそうですので、単に寂しいだけなのかもしれません。

 もっとも、犬はけっこう我慢強い生き物ですから、一度お医者に診せた方がよいのかもしれません。いずれにせよ、要観察、といったところでしょうか。

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 かくいう飼い主も、昨日の午後から咽が痛み出して、今日は完全に真っ赤っか。商売道具である声も鼻にかかったセクスィーヴォイスになってしまいました。先日お世話になった方へ「季節の変わり目、どうぞご自愛ください」などとお礼状を書いていて、思わず苦笑してしまいました。

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 見ての通り、カエルさんです。白色LEDと書いてありますから、大方目でも光るんだろう、と誰でも思いますが、では、目が光ってなんの役に立つのか、となると、首をかしげざるを得ません。おもしろがって買ったはいいが、使い途を考えてはっと我に返る、というわけです。

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 葉っぱを模した説明書は当然紙ですが、そこにしっかりとくっついているカエルさん。お腹に小さな磁石が仕込んであるのは見ればわかるのですが、それがどうして紙にくっつくのだろうか、と説明書をしげしげ見れば、意味もなく(実は意味があって)打ち込まれたステープラーの針を発見。シンプルにして効果絶大。最初に思いついた人はエライですね。

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 説明書には、自転車のハンドルなどにくっつけて使うようなことが書かれています。これをハンドルの上でピカピカ光らせて安全性向上、ということのようですが、どれほどの効果があるものでしょうか。

 我が長男も結構長い道のりを自転車通学しておりまして、大丈夫とは思いつつも心配で、無事に帰ってくるのを見てはホッとするという状況。ちょうど良いので、試してもらうことにしましょう。

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 ひとしきり写真を撮り終えて、それにしても何でこんな形の入れモンにはいってるんやろ、と眺めることしばし、あっ、と小さな叫び声。これ、オタマジャクシの形なんですね。風邪をひいて、普段以上に頭がボォ~っとなっている自分に気づいて、再び我に返ったことでした。