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2012年5月

2012年5月31日 (木曜日)

六日の菖蒲十日の菊

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 あかん、ちょっと休憩、と横になる飼い主を前に、で幸せそうに寝ている「ちち(仮名)」さん。昨夜お腹をこわしていた「くま(仮名)」さんも普通に餌を食べるようになって、まずは一安心です。

 ワンコはまぁまぁ幸せそうですが、飼い主は中間テストの素点を一瞬で失うという、あり得ない不幸に見舞われました。各教科の担当者が入力してくれたデータは、ネットワークにもリムーバブルディスクにもつながらない、完全に孤立したエリア(サーバ)に置かれています。見た目はある種のVMみたいな感じですが、こいつが無茶苦茶に不安定なのです。作業用のPCにでーたを移そうとしている際に堕ちてしまい、データは星になりました。

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 奥の方の畝には生徒たちがサツマイモを植えて、収穫できたら保護者に来校してもらって調理してみんなで食べる、というプロジェクトが進行中で、畝立てをしたときに少しスペースが余ったので、ちゃっかり自分の好きなものを植えてみました。

 しかし、ホームセンターの不良在庫となってしまった苗を、それほど安くもないのに買ってきたので、とても本州で6月に植えるものとは思えない、ひどいラインナップになっております。

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 今頃ナンバを植えてどうするんでしょうか・・・・・。苗も思いっきり徒長しておりますが、とりあえず2株売れ残っていたので確保しました。これが1株だけ残っていたのなら買わないのですが、2株ありますから、受粉して実がなる可能性はまだまだ十分あります。ほかのホームセンターも回ってみて、まだまだスイカやナンバの売れ残りを狙います。

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 もう6月になろうというのにイチゴです。一応は四季成りということですが、定植時期が遅いのではたしてモノになるのかどうか、実がなったとしても虫やら鳥やら生徒やらに食べられてしまうのではないか、という心配があります。

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 なすび系の果物、でしょうか。ペピーノという名前自体、あまりなじみがありませんし、なすび大嫌いな人間がこんなモノ育てても自分では食べずに人にあげるばかりですね。もちろんそれは、無事成長してうまく実がなれば、の話ですが。

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 こちらシカクまめも、時機を逸した感があります。それでも成長の早い植物ですし、シカクまめはうまく実らなくても、グリーンカーテンとして日よけの役割を果たしてくれればそれで十分です。

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 これも奇跡的に売れ残っていたワタ。これからが本格的に伸びるシーズンで、朝と夕方とで10センチ以上も草丈が違うなんてこともあります。黄色い花が咲いて少したつとピンク色に変わる、というのを観察させるのも面白いですし、コットンボールといわれる綿の実が茶色く枯れてはじけるところを見るのもいい勉強になります。

 一株でも多く成長して身をつけてくれることを祈りつつ、畑仕事で疲れた体ゆえ寝坊してしまわないよう、今日もこのあたりでお休みなさい、です。

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2012年5月30日 (水曜日)

初日はクリア

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 飼育係である長男といっしょにお昼寝をしている「くま(仮名)」さん。これはどういう状況で撮られた写真か、私にはよくわかりませんが、寝ているのが長男ですから長女が撮ったものでしょう。この写真が撮られたのは1年ほど前で、次男はまだカメラを構えることも満足に出来なかったはずです。親戚一同から「お前を嗣ぐのはこの子や!」と太鼓判を押されているほど私に似ている次男のこと、きっと写真の腕も上がることはないでしょう。

 実は今日、「くま(仮名)」さんは調子が悪くてずっと寝ております。お腹を壊してそこら中を汚したあと、くったりと寝たままです。とりあえず大きなことでもなさそうなので少し様子を見ることにして、出来るだけ声をかけずにそばにいて見守っていますが、やはり飼い犬、そばに家族がいると安心した表情で寝ています。

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 おぉ、カスタムグランディの楓が3本セットで出てる・・・と思わず入札しそうになりながら、まてまて、グランディではないカスタム楓の3本セットは持ってるじゃないか、と思い出しました。とにかく萬年筆の数を減らさないと、使ってあげられないので可哀想、というペンが増えるばかりです。きちんと整理してコレクションするわけでもないので、やはり見渡したら目に入る程度の量にしておくのが最良。二右衛門半認定委員長ではあっても、二右衛門半になってしまってはいけないのです。

 今日から修学旅行の引率に出発する妻を朝の5時に送っていって、危険とは思いつつ意地汚くも1時間ほど寝て、無事目覚めてから子供3人の朝ご飯を用意して長男の弁当を詰めていたら、なんと水筒に入れて持たせるお茶がない・・・ので薬罐2杯ほど沸かして準備OK。さらに今日はプラスチック系のゴミ収集日だったので、先週出し忘れた分と合わせて45リットルの袋に4つゴミ出しをしてから出勤。初日の朝は何とか乗り切れました。

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 申込期限が明日までとなったdocomoの応援学割。上の子供2人が持つ携帯で申し込みをするためにdocomoショップに寄るとすごい人。簡単な申し込みをするだけで1時間ほどかかりましたが、これも無事完了して、明日のために早く寝よう、と早めにBlogの更新をしております。これだけたてこむのがわかっているのに、それでも前もって予定稿を書いておかないのが私らしいところです。これを個性と言えればよいのですが、客観的に見れば単にナマクラなだけですね。

 さて、明日の朝、「くま(仮名)」さんの様子はどうなっているのか、気になるところです。少しは元気になっているでしょうか。事と次第によっては医者に連れて行ってやらなければなりませんが、それで仕事を休むのもはばかられます。それより何より、明日の朝は完全に自力で起きなくてはならないというのが辛いところ。真面目に仕事をすることと、朝起きること。この二つはとっても苦手なのです。皆様も早めにお休みください。

2012年5月29日 (火曜日)

どぐさい

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 しっぽを振りまくってますね、「ちち(仮名)」さん。その横には何かほかのものに気をとられている「くま(仮名)」さん。彼女たちの前脚のあたりにある白いコードで、お散歩のあとに水を飲む「ファウンテン」の電源をとっています。無駄なものが写り込みまくった写真ですが、ワンコの表情をとることにかけては実にうまいですね、我が娘。もう、ワンコの写真はすべて彼女に任せようか、なんて思ったりしてしまいます。

 昨日紹介した撮影用テントの中で、復刻版のシェーファー・バランスを撮ってみましたが、なかなかうまくいきません。萬年筆は小さいものですから、うまく横からの光が届いておらず、カメラのストロボの方が勝ってしまっています。こんな風に白くボケた感じではなくて、もう少ししっとりした、綺麗なグリーンに撮れると良かったのですが、それが出来ないのが私、ということですね。

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  「お前はホンっマにどぐさいなっ!」というのが両親の口癖。貧しかった我が家で、ちょっと張り込んで買ってもらった服も全く似合わないし、すぐにひっかけて穴をあけたりしてしまう。それでは破れないものをとジーパン(当時はそう言いましたね)をはかせてみても、周りの子供たちと違って私一人だけうまくはきこなせませんでした。何を着せてもちゃんと着られへん、ホンマにお前はアカンなぁ、と叱られ続けた私です。

 服ひとつ着るのもそんな具合で、勉強もダメ、スポーツは最高にだめ。暗い性格で人に優しいわけでもなく、性根が腐ってると言われることにも慣れていました。今、教科書を開けることすらしないで「授業がわからん!」などと言う生徒たちに「せんせ、いっつもダサいかっこしてんなぁ」とあざけられるような毎日を過ごしているのは、親の期待を裏切り続けたことへの罰ゲームなのでしょう。 期待にまったく応えられなかったことは遺憾の極み、慚愧に堪えないところですが、両親ともに鬼籍に入った今となっては詫びることもできません。

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 ピカピカに光るものは撮るのが難しい、ということで同じくシェーファーのインペリアル・ブラスです。そういえば今年のペントレ、某ブースにインペリアル・シルヴァーなるものがありましたが、ほんと、シェーファーって頑固な寿司職人みたいに、いい素材が入ったからちょっと握ってみた、なんて感じでポコポコ色んなものを造ってるので、追っかけるのも大変です。

 ちなみに「どぐさい」っていうのは「鈍くさい」っていうのをもっと悪い方に拡大したような言葉だと解釈しております。大阪は河内の方で言われるのでしょうか。嗚呼、花の応援団で一躍有名になった南河内は、「悪名」で知られるようになった「河内」とはかなり違います。カラオケ屋に行って南河内出身と知れると、ミス花子さんが歌った「河内のオッサンの歌」を歌ぅたらんかいっ、などと強制されることが多いのですが、私自身あぁいう言葉遣いをしたことも聞いたこともないので、かなりの違和感があります。

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 あとは、賢いのかバカなのかいまひとつよくわからないカメラを調教することでしょうか。私が現在メインに使っているカメラはけっこう人間くさくて、HDR撮影とか偉そうに言ってるわりにはとんでもなく強いストロボを焚いて真っ白な写真を撮ってしまうことがよくあります。で、そのままの位置でもう一度シャッターを切ると、「しっぱいしっぱい・・・」とでも言うかのように綺麗な1枚を撮ったりするのです。

 明日から家内が修学旅行に出かけますので、朝寝坊しないでしっかり起きなければ・・・・・とそのことばかりが気になっております。はたして無事に起きて家事をこなし、子供たちを送り出してから遅れずに出勤できるでしょうか。どぐさい私ゆえ、今日は適当に更新して早めに寝よう、ということになりました。みなさん、お休みなさい。

2012年5月28日 (月曜日)

ブツ撮り

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 昨日、日曜日だというのでたっぷりとケージから出してやり、しっかりと遊んでやったので、今日はもう、飼い主が帰ってくると大騒ぎだった「くま(仮名)」さん。少しだけ遊んでやってからおやつを与えて一段落。嬉しそうにおやつを食べるところを撮ろうとしたのですが、けっこう動きが速くてこんな風に流れたものしか撮れませんでした。

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 何事においても下手くそな人ほど道具に頼るものです。比較のためにちょこんと置いたiPhoneや萬年筆と比べるとわかりますが、このでかい物がブツ撮り用のスタジオです。同じものは過去にも手に入れて、それなりに活用していたのですが、照明に難がありました。無駄な光はカットしてくれるものの、ブースの中が暗くなってしまうことが多く、かえってきれいに撮れない、というんでお蔵入りになっておりました。

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 黒い布を広げることでできあがるブースの中に撮影対象物を置き、両側からテントの布越しに照明を当てて、肝心のカメラはしっかりと三脚で固定して撮る、そのために必要になるものを全部セットにしました、というものです。安物ですけれどとりあえず今まで使っていたものより良くなりそうな感じがします。あくまで、感じ、ですけれど。

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 とりあえずはバックの布についた折りじわを伸ばさないといけません。それと、照明を当てますから電源の取れるところで使わないといけません。家にあるガラクタの数々をこいつで撮影してオークションを楽しむとか、いつも変に光が当たってまともに撮れてない萬年筆をもう少しマシに写すとか、そういう用途を考えております。

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 それにしても小さなものを撮るのって難しいですね。実のところ、照明だ何だという前に、自分の撮影技術を確かなものにするのが先なのですが、横着かましてちょっとでも楽に撮ろうという魂胆が見え見えです。まずはいろいろと撮って経験を積んでみたいと思います。

2012年5月27日 (日曜日)

つながり

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 日曜ですので、全国の三木のり平ファンのみなさまに向けて「ちち(仮名)」さんの変な顔をお送りします。野生動物は敵に目の動きを見られると不利だから、ということで、犬の場合も白目がほとんど見えないようになっているそうですが、我が家の犬は目がまん丸でよく白目の部分を出します。腹を上にして警戒心で寝ているお座敷犬ならではとも言えそうですが、カメラと違う部分に犬にとって気になるものを置いて撮ったのでしょうか。いともたやすくこんなのを撮ってしまう長女に脱帽です。

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 個人が特定できなければいいか、ということで、油絵調に加工した人間ピラミッドの写真です。少子化で児童数が減っていますので、5年生と6年生とを合わせて、こんなピラミッドを二つ造っていました。こちら保護者の観覧席に向けて一つと、他の児童や来賓の座っている公社側に向けて一つ。まずはこいつを完成させてからゆっくりと崩し、然る後に向こう側に指導者が行って組み上げる、という段取りです。

 最近は小中連携がやかましく言われるようになっていて、私の勤務している市でも3年先にはすべての小中学校で小中連携を実施することになっています。小学校の先生とお話をすると、同じ教育現場とは思えないほどの文化の違いを感じますが、それもまたお互いにいい刺激になって、その成果が子供たちに還元されて大きな教育効果があがることが期待されているものと思われます。また、小学校から中学校へと子供たちが進んでいく中で、「中一ギャップ」とか「中一ショック」とかいう言葉がありますが、そこがスムーズにつながることも期待されているのでしょう。

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 真面目に教育のことなど書いていると、自分でも背中がむずがゆくなってしまうので萬年筆ネタへ逃げます。昨日は外側だけをお見せしたプラチナのアマゾナス。外装は相当くたびれてきていますので、後生大事にコレクションしておくよりも、ふだんからガシガシ使ってやることにしました。とはいえこれからの季節に胸ポケットに挿したりするのは革にとって拷問でしょうから、職場の抽斗に常駐させて細かい文字を要求される様式への記入などに活躍してもらいます。

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 シープなど、プラチナの革巻き萬年筆はどこに継ぎ目があるのかわからない、とよく言われますが、そんなことを聞くと継ぎ目を探してしまう天の邪鬼な私。しかも目の前にあるのは相当くたびれた個体ですから、みごと期待にこたえてくれるはず、と見てみました。わかりますね。私の腕でも写真に撮れるほどのしっかりとした継ぎ目が見えます。それでも継ぎ目から剥がれかけていたりしないあたりに技術とノウハウが込められているのでしょう。

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 継ぎ目といったらこれ、カトウセイサクショカンパニーのセルロイド萬年筆です。こちらは継ぎ目があって当たり前、なんで隠さなあかんのや、ってところですが、こういう派手派手な模様の場合、けっこう継ぎ目が気になるのじゃないか、あるいは逆にかえって気にならないかも・・・・・いったいどっちやねん、と確かめてみました。

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 露骨ですね。ここが継ぎ目です、っていう感じですが、カレイドスコープの場合はむしろそれも「模様」の一部みたいな感じです。むしろ潔い感じです。むしろ、普通は鉄ペンなのに金ペン先になっていることのほうが潔くない感じさえします。実際このメーカーのペンは、私みたいな素人が使うぶんには鉄ペンの方が何かと好都合なように思います。

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 最後にペン先を並べて記念撮影。小さい方が18k、大きい方が14Kです。実際この14Kのペン先をうまくペン芯に載せ、よい状態で軸に突っ込むのは相当に難儀な作業で、うまくいったら二度と抜きたくない、というもののようです。調整とか修理とかを手がける方の偉大さがよくわかるこの1本、やはり夏向きの派手な柄なので、これからの季節、実戦投入してみようと思います。

2012年5月26日 (土曜日)

日焼け

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 いつものようにスヤスヤとお休みになっている「くま(仮名)」さん。今日は目の前に早朝アルバイトに疲れた長女が倒れていたので、余計に心安らかに眠ることが出来たのでしょう。

 そういえば、昼間、長女が「ちち(仮名)」さんを散歩に連れ出したとき、公園に小さな子供たちとそのお母さんたちがいらっしゃったそうです。小さな子供を持つお母さんにとって、とても緊張するとか人間関係に疲れてしまうなどといわれる公園でのお遊び。その中でわが愛犬「ちち(仮名)」さんは、撮ってもおとなしくて賢いワンちゃん、と認定されたそうです。「くま(仮名)」さんが聞いたら鼻で「フンッ」と笑いそうなお話です。

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 今日は次男の通う小学校の運動会で、哀しいほどのお天気。快晴にもほどがある、というほど晴れて、競技する小学生たちも見る方も、ジリジリと焼かれて大変でした。若い頃から目が弱く、晴れた日に車を運転すると夜はPCがネットのモニタが霞んで見えませんので、柄にもなくサングラスを愛用しています。

 今時、こんなティアドロップ型のサングラスをかけているのは、地方都市の不良中学生(しかも坊主頭!)ぐらいのものでしょう。しかし私は、最初にたまたま入ったメガネ屋さんですすめられて買ったのがレイバンだった、というだけの理由でこれ一筋。エスカルゴの運転席備え付けのものが同じレイバンながらウェイファーラー(さりげなくモックトータス!)であることをのぞけば、すべてこのなすび型です。

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 白く飛んでいますが、トルツガブローバーがよくわかります。こいつは富士山へ一緒に登ったもので、レンズはレイバンウルトラ50、トルツガブローバーにジェネラル仕様のテンプルという豪華版です。要するにレイバンの中でも超ヘンタイな名レンズと、べっこう柄の模様がある汗止め、それに普通のレイバンより太くてしっかりしたツルのついているサングラス、ってことですね。

  運転中は対向車のドライヴァーに見られるだけですからいいのですが、 こんなのをかけて歩いていると、「サングラス? アホか。ぜんぜん似合わんわ。サングラスが可哀想やからやめとけ!」と叱られるのがオチですが、カッコ悪いからといって「目に見た目は代えられない」ので、恥を忍んで今日もかけておりました。対象物の色合いなんかは裸眼で見るのと変わりませんし、ぎらついた光線は確実にブロックしてくれるしで、いうことなしのレンズです。

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 それにしても小学生、身が軽いからでしょうか、七段の人間ピラミッドを見事完成させておりました。うちの子はいっつも下ばっかりや、と愚痴っているお母さんたちも、その表情は明るく、うちの子がしっかり土台になってるから、あのひょろい子が上に乗れるんや、ってな感じだったのがとても良い感じに聞こえました。

 そのお母さんたち、前夜から観覧席最前列に敷いたシートは応援撮影専用で、我が子の出番がないときやお昼を食べるときは「テーブル・テントエリア」に設置したコールマンなんかのテントに退くのですね。前夜から2箇所もおさえている用意周到ぶりに脱帽です。私らはそんなことしてませんので焼けて焼けて、運動会を終えて帰ってきた次男も真っ赤っかでした。

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 日焼け、ということで思い出したので登場させておきます。プラチナの革巻き萬年筆とシャープペンシル。萬年筆の方はアマゾナスでしょうか。焼けているのか汚れているのか、シャープペンシルの方がよりいっそうこんがりと焼けていますね。最近、プラチナの絞り気味なインクフローと滑りのよいペン先、というのにハマっております。萬年筆の好みどんどん変わっていくものなのですね。

 昨日のボーリングはやはりやり過ぎでした。階段の上り下りにもうめき声の上がる筋肉痛。明日も寝て過ごすことになるのかな。

2012年5月25日 (金曜日)

目ばちこ

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 おすまししている「ちち(仮名)」さん。けっこうカメラ目線だったのが、いざ撮られるという瞬間に顔をそらしたものです。彼女は本当に飼い主と目を合わそうとしません。お散歩に出たときも、よその人や犬と目が合わないように気を遣っているようです。飼い主に似て小心者なのでしょう。

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 同僚が企画してくれたボーリング大会に参加したのはいいのですが、「置きにいったらアカン、しっかり投げ込まんと。」なんてバカなことを言いつつ力任せに投げての3ゲーム。もうすでに足腰に来ていますので、明日、明後日が怖いところですが、なんと明日は次男の運動会なのです。

 小学校の運動会は親と子が一緒にお昼ご飯を食べる、というのがハイライトですから、そこそこの場所にシートを広げて観覧している必要があります。長男が小学生だった頃から毎年、開会式が済んで日も高くなった頃に学校に行ってはシートを敷く場所を探すのに一苦労、というのを繰り返してきました。

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 観覧のための場所取りは運動会当日にお願いします、と案内に書いてあるのですが、夜中の12時超えたら当日だという解釈をする人がワンサカいるのだとか。ホンマかいなと小学校をのぞきに行ってみると、深夜だというのに車が何台もとまっていて、お父さんお母さんと思しき人たちが観覧席にシートを敷いてペグまで打っているではありませんか。実にクレイジーです。

 数年前までは、どこかしらシートを敷く場所が残っていたものですが、最近はそれすら危ないという状況でしたので、促されるまま私もシートを敷いて参りましたが、何とも釈然としない気持ちです。何となく、うしろめたいのです。

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 予想される筋肉痛に加えて、生まれて初めて「目ばちこ」になってしまいました。まぶたの裏側に小さな麦粒腫が出来たのです。色んな人に聞いてみましたが、これが出来ると痒いので目をバチバチさせるから目ばちこだという説のほか、8個ぐらいできてから治るから目八個すなわち目ばちこだ、という珍説まで出て、結局はわからずじまい。一般的と思われる「ものもらい」という名前の由来は、けっこう差別的なもののようです。

 何より私は目薬をさすのが大の苦手です。目薬をさすときになぜか口が開いてしまいますし、自分ではなかなか上手にさせません。かといって人にさしてもらうと、薬が入る瞬間に体が硬くなり、足をばたつかせてしまったりします。まるで小さな子供ですね。1日に5、6回も目薬をさすなんて、考えただけでも憂鬱ですが、眼科にかかって両眼ともに眼底検査をしてもらったので、それだけでもよしとしましょう。

2012年5月24日 (木曜日)

聖槍

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 おやつを食べる「くま(仮名)」さん。体格で劣り、歳をとっているにもかかわらず、「ちち(仮名)」さんを遙かに上回る顎の力を誇る彼女。硬い骨みたいなおやつをバリバリと見る間に食べきってしまいます。同じおやつを同時に貰った「ちち(仮名)」さんが食べきるのには2倍ほどの時間が必要です。

  昨日は寝る寝ると宣言しておきながら、結局朝方まで起きておりました。そのせいでしょうか、今日はチックが出て、一日じゅう顔面がピクピクしておりました。苦心惨憺して作り上げたテストも何とか無事に終わり、採点も終わりました。明日は同僚とボーリング大会でもやろうか、なんて計画もありますので、今日こそさっさと更新して早く寝たいところです。

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 と、思っていたらこのニュースです。本来、こういう画像をいただいてきてはいけませんからリンクでも張っておくべきところですが、転載禁止と明示されていない画像を拝借してしまいました。ここでごめんなさいしておきます。

 要するに、ワケのわからんアニメとして知られる「ヱヴァンゲリヲン」に出てくる武器である「ロンギヌスの槍(やり)」を、広島県の刀匠・三上貞直さん(56)がオブジェとして制作し、それが今日、岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館で披露されたというのです。

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 このロンギヌスの槍が展示されるのは7月に入ってからの特別展ですが、それまでの展示もなかなか魅力的なもののように思えます。考えてみれば、岡山まで行かなくても奈良県にも刀鍛冶はいるのですが、こうやって博物館まで作って啓発活動をされているのはとてもすばらしいことです。播州赤穂までなら新快速電車にゆられて寝ている間に到着しますから、そこから赤穂線の普通列車に乗り継いでガタゴト行くのも楽しそうです。

 アニメの中では、ロンギヌスの槍は投げ飛ばされて月の軌道に入ってしまい、その大きな質量もあって回収不能、なんてことになっておりましたが、気がつけばいつの間にか戻ってきていたりします。実に訳のわからんアニメ、それがまた 「ヱヴァンゲリヲン」の魅力なのかもしれません。

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 アニメなんか見そうにないおっちゃんから、「ヱヴァンゲリヲン」って何や?なんて聞かれることもよくありましたが、説明してわかってもらう方が無理というものです。アニメの設定を理解してもらうだけでもむずかしいので、とりあえず「巨大な人造人間が出てきて敵と戦いますねん。その敵が使徒ですわ。」と撃つのに必要な最低限の知識だけ伝えたものですが、パチンコ屋さんではこの系統の台、すっかり定着したようですね。

 でも、ウルトラマンとか仮面ライダーとか、ロボットならガンダムとか、それが主役で、大事な場面では一番目立つように出てくるはずのものなのに、 「ヱヴァンゲリヲン」の場合、それがありません。10年以上前に放映されていたTVアニメでは、「ヱヴァンゲリヲン」がほとんど出てこない回、なんてのもありました。今思えば,監督に遊ばれてたんでしょうね。

2012年5月23日 (水曜日)

よぉし、寝るぞ

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 たまたま撮れた「ちち(仮名)」さんの面白い表情。白い犬だから「面白い」のは当然ですけれど、たまたま犬が瞬きした瞬間にうまいことシャッターが落ちたのですね。これが狙って出来るようになれば、動物カメラマンに転向するのですが、そんな日が来ることは絶対にないことでしょう。

 明日、明後日と中間考査を控えて、ある生徒曰く、通っている塾の進度が学校より早く、たんまり出されている「宿題」を消化するのが精一杯。なので、中間考査の出題範囲はさっぱりわからんところだらけ・・・・・。

 ならば、放課後、少し稽古をつけて進ぜよう、と言いましたところ、いえ、塾があるので遠慮しておきます、とその生徒は足早に帰って行きました。教え方の工夫など、塾には学ぶところがいっぱいありますし、おそらく学力はアップすることと思います。しかし、中間考査に合わせて提出するように指示してある課題は提出できません、なんて言ってましたから、学校の成績が上がらないことは確実です。何たる皮肉。とっても残念な思いがいたします。

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 黒っぽく写ってしまってますね。実際には手前のキャップレスよりも数段美しく輝く青い軸なのですが、ヘボなカメラマンにはそれを写し取ることが出来ません。ならばせめて、と、スクリーンで被写体を囲み、間接的にライトを当てられる、そんなブツ撮り専用のブースを手に入れました。安物ですが、蛍光灯の真下でこんな写真を撮っているのに比べたら、それこそ月とすっぽんほどの違いが出るんじゃないか、なんて期待してしまいます。

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 でも今の私には、そいつの梱包を解いて組み立て、試用してみるだけのパワーが残っておりません。とりあえず手近に転がっていた萬年筆の写真を撮って、適当な文章をひり出して、かろうじて今日も更新することができたぁ・・・・・と思ったら夢の中、でしょう。

 進度が早い塾に通っている件の生徒は、毎日毎日、日付が変わる頃まで塾で過ごしているのだそうです。塾の先生たちの熱意に感動するとともに、若いとはいえ、何とタフな生徒たちなんだろうと感心してしまいます。もうひとがんばり、昼間の教室で目を開けて耳を傾けていてくれたら、せめて塾で習ったことを学校で復習する、という気持ちで授業に臨んでくれたら、と思います。そういう意味では、塾と学校が連携していくような地域社会、なんてものがあってもいいように思います。そうでなければ、いつまでたっても生徒たちは「被害者」のままなのです。

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 次の世代を担うであろう調整師候補者にお願いして、波打ったペン先を修復してもらったものですが、あきません、私にはもう、ピントを合わせられるだけの視力もないのでしょうか。生徒のことを心配するよりも、今日のところはまず私が寝ることにいたします。おやすみなさい。

2012年5月22日 (火曜日)

枯渇

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 撮影意図不明な1枚。長女が撮っておいてくれたものですが、何を思って撮ったのでしょう。脚の形が可愛い、なんてところでしょうか。それとも、横着に餌鉢を舐めているところをおさえてくれたのでしょうか。

 飼い主は一昨日あたりから社会科の試験問題作成にかかっているのですが、アイディアが枯渇してしまったらしく、いくら唸っても問題が出てきません・・・・・というのは方便で、そもそも問題が作れないなんていうのはその程度の授業しかしてこなかったのだということなんでしょう。猛省です。

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 先日、神戸は新開地駅の構内で撮影したもの。みたらし団子を売っているお店のPOPなのですが、銚子に乗って、というヒネリも何もない文言なのに、つい撮ってしまいました。

 御宿海岸から九十九里浜、そして犬吠埼へと家族旅行をしたときに、私が変なことを言って妻を怒らせてしまい、実に気まずい雰囲気になってしまいました。自らに罰を科すため、3泊4日の旅行の間、お腹の調子が悪いことにして絶食。犬吠埼まで行きながら太平洋も丸い水平線も、もちろん灯台も見ないで車の中で寝ておりました。

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 そんな思い出のある犬吠埼までトコトコと走っている銚子電鉄。電車の定期点検をする費用さえ捻出できない、ということで、少しでもお金を稼ぐために売り出されたぬれ煎餅は、皮肉なことに注文が殺到してすぐに品切れとなり、売りたくても売れないという状態が長く続いたと聞きます。

 遠く離れた神戸の駅売店で売られているぐらいですから、供給も落ち着いたのでしょう。考えてみれば、難儀な思い出のある房総旅行に行ったのはぬれ煎餅が売り出されるよりも前、もう10年近く前の話です。

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 今再び、些細なことに腹を立てて歓送迎会を欠席した自分に罰を科しています。何年たっても、まったく成長していないのには笑ってしまいますが、えぇ大人が今更変わるわけもなく、これからも死ぬまで、こんな情けない自分と付き合っていくしかないのでしょう。

 それでも悪いことばかりではありません。自分への罰はいつも、極力食事をしないこと。でも、ふだんダラダラと食べていて糖尿病になるぐらいですから蓄えは十分で、少々食べなくても何ともありません。それに、布袋さんのようだったお腹が少しだけ凹んできたのも嬉しいところ。もうはけないと思っていた夏物のズボンがはけるようになったので、この夏も新しい服を買わずに乗り切れそうです。

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 この3日ほど、うんうん唸りながらの試験問題づくりが続いていますが、体の調子もよくて健康そのものです。やはり、もう食べないとどうしようもない、という時に食べて、必要がなければ食べない。野生動物のような暮らしは意外と理にかなっているようです。

 家に帰ると寝てしまいますので、職場に居残っての問題作成。電気をこうこうと点けているとご近所から「税金の無駄遣い」と苦情が来ますので、照明は最低限にして、ひっそりと仕事をします。夜中の2時か3時にはたいてい一区切りつきますので、帰宅して入浴とBlogの更新。極端に不器用な私にできる唯一の家事である食器洗いを済ませる頃には、白々と明けてきます。そこから1、2時間ほど寝られるのは、出勤時刻ぎりぎりに起こしてくれる妻がいればこそのことで、実にありがたいことです。

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 同じお店で買い求めた「笑い栗」です。ただ単にぱっくりと割れている様子が笑っているみたいだという、それだけのものなのですが、いわゆる甘栗系、妻や娘の大好物なのです。おいしそう、とかってみたぬれ煎餅にもまだ手をつけず、あと一息、もう20点分ほど問題を作ります。

 それさえ出来たら、思いっきり寝られる・・・・・ただそれだけを楽しみに、今を過ごします。試験前は学生よりむしろ、先生の方が大変ですし、試験が終わったら終わったで、開放感全開の学生たちと対照的に、先生たちは採点に忙殺されます。何でこんなめんどくさい仕事をやってるのか、と時折自問してしまいますけれど、街で出会った卒業生に「先生!」と声をかけてもらうだけで、すべてはAll Right!、なんですねぇ。

2012年5月21日 (月曜日)

竹塗り

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 綱引きが大好きな「ちち(仮名)」さん。足下がカーペットで滑りにくいのをよいことに、今日はとびきり頑張っております。犬と綱引きをして遊ぶときには、飼い主は絶対に負けてはいけません。たまに負けることがあったとしても、すぐさま引っ張るものを奪い返して、犬に尊敬の念を抱かせる必要があります。

 彼女は本当にわがままで言うことを聞かない犬でしたので、何日か続けて散歩に連れ出し、無茶苦茶に歩いてみました。関西の方ならご存じの「ステッキ爺さん」です。犬を連れて、前に行くかと思えば横、後、また前と、好き勝手にフラフラするのです。犬にしてみれば、そのたびあっちに引っ張られ、こっちに引きずられと大変な思いをしますが、それがお散歩だ、と思わせることが大切なのです。

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 お笑い芸人が靴も履かずに逃げ出すと言われるおっちゃんに手配をお願いしておいた萬年筆が届いたのですが、期待外れの宅配ラベルに少々落胆気味です。ここはビシッとラベルの一マスで笑いをとってもらわんと・・・・・。何せこういうモンはつかみが肝心です。

 人が一生懸命に車を転がしてるときには運転できなくなるほど笑かすくせに・・・・・と突っ込みを入れたら、これは本人さんではなく、ご家族が書かれたのでヒネリがないのだ、という苦しい言い訳をされてました。超高額萬年筆、とか、萬年筆秘宝館、なんて書かれて家を追い出されるよりはマシですから良しとしましょう。

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 あちこちで騒がれているペンですし、師匠のところなどでもいずれ詳細な記事が出ることと思いますが、軽い感じでご紹介するのが「萬年筆も出てくる犬のBlog」の使命でしょうから、とりあえず開封してみました。私みたいに目の曇っているものには、ホンマモンの竹にしか見えません。

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 キャップは落とし込み嵌合です。竹塗りというとあちこちにさまざまな技法があるようですが、これは山形県の竹塗り技法によるもので、樹脂製の軸に竹塗りを施して本物の竹と見まごうばかりの外観に仕上がっています。竹軸の萬年筆はよいけれども、キャップがポストできないがどうも・・・・・なんてことは、現物を握ってみれば杞憂だったことがわかります。十分な長さがありますから、私のようにバカみたいに寝かせて書く者でも大丈夫です。

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 このペン先が欲しいからこのペンを買う、っていう人も少なくないことでしょう。やはり萬年筆はペン先ですね。もっと上手に撮れればよかったのですが、なにせ今夜はテストづくりが忙しいので、とりあえず写ってればOK、な写真ばっかりです。こういう文字が書ける人が使うならば、長刀研ぎのペン先も生きてくるのでしょうね。

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 と、いうことで、家庭円満のために外装フィルムに貼られていたラベルの写真で締めます。竹塗り萬年筆、なかなかよろしいですよ。萬年筆としてはいつもの安定高品質なセーラーのそれですから、書いていてびっくりするようなことはありませんが、それでも実によいペンです。

2012年5月20日 (日曜日)

普通の日曜日

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 日曜日の風景・・・・・らしくなっているでしょうか。いくら食べても太らない「ちち(仮名)」さんと、本人(犬)がひぃひぃいうほど長い時間お散歩に連れ回され、餌を少なめにされてもメタボなままの「くま(仮名)」さん。2頭ともにケージの外に出しますと、リヴィングルームは修羅場と化します。2階でいると、次男の叫び声で「あぁ、出てるな」とわかるほどです。

 おいしそうなおやつを前にして、2頭が争いを中断して同じ方を向いている、そんなすばらしい瞬間を捉えたのではなくて、こういうのを撮りたいからとおやつを見せている、というところでしょう。撮影者はおそらく長女と思われます。

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 神戸・新開地の駅でみたらし団子を見かけて、発作的に買ってしまいましたが、このみたらし団子がバカに重たいのです。大阪名物、551蓬莱の豚まんも一緒に売られていたので、晩ご飯のボリュームアップにと一緒に買ったのですが、下になった豚まんの箱が潰れるほどの重さです。

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 小さな箱に10本、ぎっしりと詰まったお団子に、過剰サーヴィスとも思えるほどたっぷりとタレがかけられています。おいしいおいしいと10本食べ終わって、さてと持ち上げた空き箱の重いこと。豚まんの箱を潰すほどの重さの原因はこのたっぷりとしたタレだったのです。

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 新開地というと神戸高速鉄道に乗り入れる4社すべてが揃う駅。なかでも神戸電鉄は、待ってるぐらいなら歩いた方が早いんじゃないかと思うほど、目と鼻の先にある湊川駅から少しだけ延伸しての参加です。神戸高速鉄道開業時には新鋭車両だったはずの1000系も、さすがに旧くなったなぁ、と思っていたら、最新鋭の6000系がやってきました。はるばる粟生まで行ってきたのに、乗った車両はすべて1000系。3000系にも5000系にも縁がなく、神戸電鉄にさようならという最後のタイミングでのご対面でした。

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 今日は身軽に、とカメラを持って行かなかったことを後悔させたショット。粟生駅にて、北条鉄道のフラワ2000系とJR西日本のクモハ125、さらには加古川103系です。103系のその向こうには、折り返し待ちの神戸電鉄1000系という、静かな粟生駅に4本もの列車が揃うというタイミングだったのですが、iPhoneで3本おさえるのがやっとでした。

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 北条鉄道の終点、北条駅から少しばかり歩くと、巨大な地球儀のある公園があります。まだ次男が産まれていなかった頃、親子4人でひぃひぃいいながら歩いていったことを思い出しますが、その頃はフラワ1985という、もっとボロい車両でした。北条鉄道にはこのタイプの車両が3両ありますが、粟生から終点の北条まで、途中に交換設備はなく、全線がひとつの閉塞区間となっていますので、果たして3両も必要なのか、という疑問もあります。

 そういえば、あの頃は加古川線もキハ47あたりが走っていたように思いますが、電化されたんですね。また今度、じっくり乗りに行ってみようと思います。お父さんは行き先も告げずにぶらっと出て行って、勝手にお土産を買って帰ってくる。久しぶりに、我が家にとっての普通の日曜日だったように思います。

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2012年5月19日 (土曜日)

おくすり あかすり

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 さぁ今日もBlog更新だ。まずはワンコの写真を・・・・・ない!というときには、こうやってとりあえず撮れるものを撮ります。寝ているものを起こしてまで撮るのは可哀想なので、寝ているまま撮ります。ストロボが光るのとシャッター音がするのと、犬ですから当然気づいているはずですし、耳も動いていますけれど、まぁいつものことやし・・・・・と知らん顔して寝たままです。

 「ちち(仮名)」さんは、眠たいときの挙動が極端な犬で、起きているときとはまったく別の犬になります。彼女が眠たいときに遊んだ人は、とってもおとなしくて可愛らしい犬、と思うことでしょう。バリバリに覚醒しているときの彼女は、はっきり言って猛獣です。

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 いつも通り、世界のコレクター氏によるポスターが掲げられた兵庫県民会館10階、「福」の入り口です。金曜日の晩、バカみたいにふくれあがったiTunesの音楽ライブラリを整理すべく、聴かない曲を削除する作業を続けていたのですが、気がついたら朝の5時になっておりました。この時間から寝てしまうと次に目覚めるのは夕刻になってしまうので、そのまま風呂に入って服を着替え、6時半過ぎに出発。電車の中では大変よく眠ることができました。

 地元の人は早く来て設営に協力するように、と言われていたのですが、会場に到着するとすでに設営は完了したあとでした。あろうことか、愛知県から参加のsu_91氏や東京都から参加のaurora_88氏にまで先を越されてしまいました。アンダースコア付きには勝てません。

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 大量のWAGNER限定相馬屋原稿用紙の上空を飛ぶヘリコプター。操縦が難しいことで知られている同機ですが、撮影も大変難しいことがわかりました。動きは速いし、進路の予測はつかないし、何より滞空時間が短いので、これは、と思う構図で撮るのは至難の業です。この1枚も神様の贈り物。ヘリコプターだけでなく原稿用紙の山までブレているのか、どこにもピントが合ってないのか、まぁとにかく、私みたいな下手くそでも対象物が写ったということでお許しください、という1枚です。

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 今回の写真はすべてiPhoneで撮影したのですが、iCloudの調子がおかしく、ご自慢のPhotoStreamにまったくアップロードされません。どうも原因はPC側にありそうですが、いろいろとやってみて、しばらく待ってみるか・・・・・と待っているうちに突然死してしまいました。結局不具合は治らず、30枚から撮った写真をメールに添付して送りましたが、手間と時間がかかりすぎます。

 今回のじゃんけん大会は豪華版、という師匠の予告は嘘偽りも皮肉もない、そのものずばりのものでし。越中富山から全国行脚の配置薬、まずはその薬箱です。引き出しし気になっている箱の中身は・・・・・これが箱以上に豪華なものでした。

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 ケロリン手桶のキーホルダーは普通として、子供のくすりとあるのは紙風船。落ちてきたら、今度はもっと・・・・・っていうアレです。実家にはケロリンがありましたけれど、奈良に越してからは地元の配置薬業者が強力なので、お目にかかっておりません。実は奈良県、皆さんご存じの明日香村のすぐ南のあたりは薬品関係の生産が地場産業となっているのです。

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 赤チンキ軟膏。赤チンというと、ある年代以上の人なら必ずお世話になったもの。怪我をすると塗られるアレですが、成分としてマーキュロクロムが入っているから、ということでしたか、淘汰されてしまいました。これはそれの軟膏。オヂさんたちは赤チンという言葉に懐かしさをおぼえ、しかも液体ではなくて「軟膏」だというところに感動を禁じ得ない様子でした。

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 どうです、すごいでしょう。塗れば皮が出来る、んです。色の問題がクリアできるなら、ル・ボナーさんあたりでも補修剤として取り扱うことが出来るでしょう。塗布し乾燥セシメル、なんて用法、時代がかっていていいですね。インキヲ吸引シタル後ニペン先ヲ拭キ、然ル後ニ筆記ノ用ニ供スベシ、なんて書いてある萬年筆の説明書、どこかにないでしょうか。

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 筆記具がらみではこちら。世界のコレクター氏もほぉと声を上げた、鉄筆の完品セットです。鉄で出来たやすりの上にロウ原紙を置き、そこにこの鉄筆で文字を書いていく。それを謄写版にセットしたら、スクリーンを紙の上に重ねてインクのついたローラーで・・・・・って、我が家では親父が毎晩のようにやってました。鉄筆で原紙をきっていく、あのカリカリという音はいまだに記憶に残っています。

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 富山の配置薬のケースは、ヘリコプターの格納庫としてもぴったりです。ヘリとリモコンとの間にあるのは、噂のロキュータス。奥の箱に書かれているものとはちがい、両眼ともにルーペが同化されている最強仕様。抵抗は無意味です。

 今回はレギュラーメンバーに欠席者が多く、かくいう私も午前中だけの参加で失礼しました。広島の二右衛門半氏も、「三重の本家は?」などと二右衛門マスター不在を寂しがっておいででしたが、けっこう買われていたようですから、帰宅後にお風呂に沈められて一発でバレたことでしょう。マスター継承順位1位である奥様からの電話に立ち会えなかったのも残念です。

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 会場をおいとまする際に、「持って帰っていいよ」ということで厚かましくも持ち帰ったのがこちら。ボディタオルと言うことですが、いわゆるあかすりタオルのようにも見えます。しかし、昔ながらのあかすりタオルはいろいろと問題が出て絶滅したはずですので、まぁこれは普通のタオルなのでしょう。

 と、いうことで、タオルでひとネタ思いつきました。近々、ヘンタイタオル特集やります。

2012年5月18日 (金曜日)

まんまと・・・

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 心の友、ピカチュウのぬいぐるみと遊ぶことにも疲れて、クタッと寝てしまった「くま(仮名)」さん。彼女はけっこうお利口さんなので、長いことケージの外に出しておくときがありますが、気がつくと自らケージに戻って寝ていたりします。やはりワンコはある程度狭いところでないと落ち着かないのでしょう。

 気がついたらもう金曜日。今週もまた、ロクな仕事もしないまま過ぎてしまいました。これでも若い時分はもっとガンガン仕事してたはずなんですが、ホンマに腑抜けた汚いオッサンになってしまいました。もうちょっと、なんとかせんとあきません。

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 なんてことを言いながら、遊ぶ方は順調そのものです。写真は梅小路公園のN電。集電ポールを回転させるところを写してみました。そのうしろに見えるのは旧二条駅舎。梅小路蒸気機関車館の一部としてここに移築されたものです。

 京都駅と梅小路公園を結ぶシャトルバスがなかなか来ないので、いっそのこと丹波口駅まで歩こうか、なんて話をしていたらN電がやってきて、写真を撮っている間にお目当てのバスも到着いたしました。

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 京都駅から山陰線に乗って嵯峨嵐山駅で降りると、目の前にあるのがトロッコ嵯峨駅。嵯峨野とか嵐山とか聞きますと、静かな山あい、詫び寂び、なんてイメージを持つ人もいるかもしれませんが、それはもう何十年も前の話です。ここから亀岡まで、廃線となった旧山陰本線を活用して運行されている嵯峨野観光鉄道。今日はトロッコ列車に乗るためではなく、さらなる集客力アップのためにと作られたジオラマを見るのが目的です。

 単に鉄道模型を走らせるだけではなく、山や川、建物などを配置して楽しむもの。鉄道模型を趣味とする人の間では、ジオラマではなく「レイアウト」という呼び方が一般的だったと思うのですが、昨今はジオラマという呼び方の方が一般的になっているのでしょうか。

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 この写真で巨大なジオラマの半分も写っておりません。京都御所や金閣寺、清水寺に送り火が焚かれる五山(大文字焼きの山、なんて言うと京都の人に笑われてしまいます。)などが再現された巨大なレイアウトの中を、在来線と新幹線の列車が走ります。300円で10分間、実物の制御器を操作して好みの列車を運転できるのもポイント高いところです。

 何より注目は奥に見える機関車。運転台の部分だけではありますが、名機EF66の実物そのものです。

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 細かくノッチが刻まれたバーニヤ式のマスコン。明らかに機関車のものですが、これで運転できるのが「キハ181系」や「223系新快速」だったりするのです。現役の電車からはなかなか制御器の廃部品なんて出て来ないでしょうから、仕方のないところでしょう。私なんかは4段か5段しかない電車のマスコンより、ノッチがたくさんある方が好きです。

 こいつを操作して、目の前のレイアウトの中にある列車を動かしたり止めたり、10分もあるとけっこう遊べます。レイアウトが大きいので、小さな子供の視野には収まりません。そのため、子供には自分が運転している列車がどれなのか、どこにいるのか、といったことがよくわかりませんし、意味もわからずマスコンをガチャガチャ動かしてみるものの、とても10分はもちません。むしろ大人にこそ楽しんでいただきたいものです。

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 極めつけはこれ、EF66の運転台に座って寝台列車を運転できるというものです。本物の運転台に取り付けられた、ノンオリヂナルな2台の液晶ディスプレイには、レイアウトの中を走るEF66の車載カメラの映像と、いくつかのポイントに設置されたカメラが捉えた列車の走行風景が映し出されます。

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 これがEF58とかの運転台でしたら、ノッチがいっぱいの「男の仕事場」なんですが、EF66の運転台はその巨体に似合わず実にあっさりしたもので、電車のそれとたいしてかわりません。

 運転していて駅のホームにさしかかると、リーンッとATSの警告ベルが鳴りますので、確認ボタンを押し、キンコンキンコンを聞きながらブレーキを扱って所定の位置に止めます。定位置に止めたらATSの復帰動作を行って、安全確認の後「出発進行」です。大好きなお父さんたちには、子供連れではなく、自分だけでいくことを強く強くおすすめします。

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 国鉄時代には最新最強の機関車で会ったEF66も、今やそのほとんどが廃車となりました。こうして運転体験用の題材として第2の人生を歩んでいる個体はまだ幸せな方でしょう。写真左下に写っているのは運転体験をした「証拠」にもらえるカードで、スタンプを捺す欄が10個ほどあります。完全にリピーター狙いですが、私はすでにリピーターになろうと決心しております。

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 このジオラマ、実はプラネタリウムにもなるのです。あの手この手、次に来たときもまた何か楽しめるだろう、と思わせてリピーターを獲得する。実に見事な経営戦略です。鉄道会社なのですから、お客を乗せるのはお手のもの、なのでしょうね。まんまと乗せられてしまいました。

2012年5月17日 (木曜日)

忘れてた・・・

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 今日の「ちち(仮名)」さんはえらい静かやなぁ、と思ったら、食べ残した餌を一生懸命に食べていただけでした。このお食事が終われば、元気百倍で遊んで遊んでと大騒ぎするのがわかりきっていますから、写真だけとってワンコたちの前から姿を消します。

 最近、姿を見かけない萬年筆が多いなぁ、と感じていました。毎日帰宅は午前様ですが、それもにらみ残業であったり段取りが悪くて長引いているだけだったりして、それほど忙しいわけでもありません。土曜日曜はしっかり遊んでおります。なのに、萬年筆のメンテナンスや整理をあまりやっていないというのは、単に怠けているだけ、ということになります。

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 たしかバロンとかいうブランドだったと思われるこの鞄、この季節になると出番が増えてきます。日頃から極力鞄を持たないようにしている私ですが、薄着の季節になるとポケットが減るので、小物を持ち歩くのに最小限の大きさの鞄を使うことになります。今年もそろそろ活躍してもらおうかな、と引っ張り出してきて、中身を見てびっくりです。

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 ちなみにこれ、右の方のペンケースにも萬年筆が入っております。一体何の目的で、どういう基準でこのメンバーを選んで持ちだしたものか、まったく記憶にないのでわかりません。国産ばっかりかと思えばトレドが混じっていたりと、よくわからないラインナップです。

 ペンケースに入っているものも含めて、そのほとんどが銀軸です。ひょっとすると、誰かに見せびらかすために鞄に放り込んだのか、あるいは調整してもらおうとどこかへ持って行ったのか。しかし、PILOTショートのように、調整するとは思えないペンも含まれていて、謎は深まるばかりです。

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 老化が進んでいるのでしょうか。あれ、このショートは3本もあったっけ?なんて、ボケたことを思っていますが、硫化具合はいい感じです。革の鞄に入れてあったのも幾分かは影響しているのでしょうか。

 この週末はテストづくりに励まなければならないというのに、こんなものが出てくると、また半日かけて洗浄してしまうことでしょう。実用の道具というより、現実逃避の手段と化した萬年筆たち。きっと不本意なことでしょうね。

2012年5月16日 (水曜日)

深夜徘徊

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 これは一体、何を狙って撮ったのか、さっぱりわかりません。ただわかることは、「くま(仮名)」さんがメタボであるということ。首のあたり、白い模様でごまかされそうになりますが、実はマツコデラックスさんみたいにだぶついております。

 飼い犬がメタボということは、当然その飼い主もメタボです。標準体重とされる63キロから12キロオーヴァーではどうしようもないので、1日あたりの摂取カロリーを800までに抑えていますが、出だしこそ好調だったものの、見事に停滞期に入ってしまいました。

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 このまま行くと、80キロオーヴァーだったもとの体重に戻ってしまいます。ここはひとつ頑張らないと、とは思うものの、運動らしいものといえば職員室から教室へ授業に行くときに階段を駆け上ることぐらいです。その程度の運動では、ほんのわずかなカロリーさえ消費されません。

 所用があったので、やりかけの仕事を残して一時帰宅。用事を済ませて職場に戻ろうというときに、ふと、「歩いて戻ればいい運動になるよ!」というささやきが聞こえました。

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 自宅から職場までは自動車で15分。かなりせかせかと歩いて50分です。往復で70分ほど時間のロスになりますし、汗をかいたり疲れたりで休憩することを思うと1時間半ほども無駄にしてしまう勘定になりますが、まぁ良かろうと歩いてみました。

 私の足は扁平足と外反母趾が合わさったもので、小さな子供の折から「運動せぇへんからそんな足になるんやっ」と親に怒られ続けていました。外反母趾なんて言葉も知られていませんでしたので、歩き方が悪いから親指の付け根が出っぱるのだ、と叱られ、それが原因でどんな靴もすぐにダメになる(穴が開く)と言われたものでした。

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 えぇオッサンになった今でも、足の形は変なまま。私自身、やっぱり歩き方が下手だからこんな足になったんだろうなぁ、と納得してしまっています。運動不足というのはもちろんあるのですが、ちょこっと歩くと脚が痛い痛い。まぁ靴ひとつでも何も考えずに適当な安いのを買ってますから無理もない話です。

 iPhoneでアップテンポな曲ばかりを聴きながら、涼しい夜の道を歩くのはなかなか気持ちの良いものです。若い頃は今よりずっと足が速かったのですが、お爺さんになりかけなのでずいぶんと速度が落ちて、時速6キロがいいところです。その程度の速さで歩いても、歩き始めて20分ほどで汗が出てくる、その感じがまたいいですね。

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 で、先ほどからの写真。京都の一条戻橋です。橋の下に何かいるかな、と写真を撮ってみましたけれど、さすがに何も写りませんでした。

 毎日の通勤を徒歩にすればいいのですが、出勤時に妻や息子を一緒に送る、ということがあってこれは無理。それに、これからの季節、小一時間も歩いていたら職場に着いたら汗みどろの汚いオッサンになっていますから、それこそ仕事にも差し支えます。やはり、深夜、寝静まった街をザクザクと歩いて、帰って来たら汗を流してスッと寝る、というのが良さそうです。

2012年5月15日 (火曜日)

見たかなぁ・・・

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 この写真えぇなぁ、と思ってもすでに使ったものだったり。長いことBlogを続けてますと、犬の写真もパターン化してしまいます。もちろん、犬の写真だけではなくネタ的にも、書いてる本人は「あ、またこれ書いてる」なんてことになるわけで、それが嫌でBlogを書くことそのものをやめてしまう人もいます。

 犬が元気なうちはとりあえず続けようか、とは思うものの、万年筆ネタばかりではすぐにネタが尽きてしまいますし、最近は体力も落ちてきて出かけるのも億劫になり、お出かけネタも減りました。そういう時は初心にかえって、身近なところに何かないか、と思ったりするのですが、そうそう都合よくネタが転がっているわけもありません。 

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 副担任をしているクラスの朝読書の時間、生徒たちが静かに本を読んでいる中で、私も10分で読み切れそうな小冊子を手にとって読んでみました。100円ショップで売られているものについて、いかに安いものでもそれを作っている人や流通に携わっている人がいて・・・・・というお話。100円で買って使い捨てる、それはどういうことなのだろうか、という、実に深い深いお話が、筆者の近しい人のことと絡めて書かれていて、本当にグッとくる内容です。

 同じ冊子の中にもう一篇、別のお話があって、そちらはファミリーレストランを題材にとったもの。躾の悪い子供と親を目にした筆者が、今に子供に殺されるよ、と言いたいけれど、子育てをした経験がないから言わずに黙っている、なんて話が続いて、でも、これだけは黙っていられないよ、という話がオチになっています。100円ショップの氾濫もそうですが、私たちの社会は便利になったけれど、何かを忘れてきてしまったのではないか、と問題提起をしています。

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 こちらの筆者は、南洋一郎という筆名の方が有名な人です。今から80年以上前、実際に筆者の身に起こったことをもとに書かれたもので、小学校の道徳の教材としても数多く取り上げられた・・・・・というのですが、さて、読んだ記憶がありません。

 ドイツ旅行中の筆者がベルリンの街で少年にサインを求められ、漢字でサインをしてあげる。それを見た周りの旅行者たちも、筆者の万年筆で次々とサインをしてあげる。喜んだ少年が友達にサインを自慢しているうち、筆者らを乗せたバスが発進してしまい、少年の手に万年筆が残ってしまいます。少年は万年筆を返せなかったことを恥と感じ、大いに悔いて、長い時間をかけてついに筆者の連絡先を突き止め、いざ万年筆を郵便局から発送すべしと家を飛び出したところで車にはねられて亡くなります。

 少年の母親から、事故の際に大きく破損してしまった万年筆が送られてきて、筆者はことの顛末を知り、大いに感動した、というわけです。

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 その頃の万年筆、何か持ってるかなぁ、と考えると、1920年代のパーカー・デュオフォールドがあったはずなのですが、なぜか見当たりません。そろそろ本腰を入れて手持ちの万年筆を整理して、使わないものはお嫁に出してあげないと、本当に可哀想です。

 あるはずなのに見当たらない万年筆。おそらく道徳の時間に勉強したはずなのに読んだ記憶のない文章。つくづく自分はえぇ加減なやっちゃなぁ、と呆れてしまいますが、呆れてばかりでは何も解決しないので、死ぬまでに少しでもましな方へと近づいていきたいものだなぁ、と、例によって思うばかりで何もしない私。やっぱり、えぇ加減なオッサンなのでした。

2012年5月14日 (月曜日)

京都水族館

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 岩陰でお昼寝中の「くま(仮名)」さん・・・・・ではなくて、ペンギンさん。昼間っから寝ている黒と白の生き物を見ると、なんでも「くま(仮名)」さん。たまにはワンコたちもお休みをいただこう、とペンギンさんに出ていただきました。

 このペンギンさんの住まいは京都市下京区観喜寺町35-1にある京都水族館のペンギンゾーンです。今年3月14日にオープンした京都水族館、2ヶ月たった今でもけっこうな人気で、入場制限こそありませんでしたが、館内は猛烈な人混み。小さな子供などは水槽の中に何がいるのか、なかなか見ることができないような状況ですし、目玉となっているイルカショーなどは、1時間前にいい席が全部埋まってしまうという人気ぶりです。

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 京都駅前からシャトルバス(有料)が運行されていますが、平安学園前の七条大宮バス停で降ろされてしまいます。バス停を降りたら、すぐそばにある案内板を見て歩いていけば水族館は目と鼻の先なのですが、知らない人は途方に暮れてしまうことでしょう。

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 で、水族館のある梅小路公園に入るとこんな風景です。ガラスの仕切りの向こう、スロープになっているところをたくさんの人が数珠つなぎになって歩いているので、わぁ、めちゃくちゃ混んでるやんか、と思ってしまいますが、このスロープを上がりきったところがペンギンゾーンで、単に順路にしたがって人が歩いているだけです。この写真の左側の方へ進むと入館口があります。

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 新江ノ島水族館や、来週スカイツリータウンにオープンする予定のすみだ水族館などと同じく、オリックス不動産が運営するこの水族館。写真でわずかに屋根が見えておりますが、この一番目立つところがイルカショーのスタジアムになっていて、1日5回のイルカショーはいつも満員札止め、という状態だそうです。お昼の12時頃に「次のショーは13時からです」というアナウンスを聞いてスタジアムに行ってみましたが、すでに最上段の席ぐらいしか空きがありませんでした。

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 今の時期、お花も一段落していますし、夜間拝観やライトアップなどというものも時季外れでやっていない、修学旅行生や遠足の生徒なんかがうじゃうじゃいてあっちもこっちも混んでるし、と、あまりいい時期ではないのかもしれません。こういう時期こそ、金閣寺だ清水寺だといわず、地元の人が遊びに行くようなところを攻めるのもよろしいかと思います。

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 京都水族館がある梅小路公園といえば、「鉄」な人には聖地とも言うべき場所です。蒸気機関車の動態保存展示を行っている「梅小路蒸気機関車館」があるのですから。小学生の頃に初めて訪ねたときは、本当に機関区をそのまま公開した、という無骨なたたずまいでしたが、文化財でもある旧二条駅舎を移築したり、明治時代から生き続けているN電(チンチン電車)が復原されたりと、家族連れでも楽しめる施設へと大変身を遂げています。しかも3年先には鉄道博物館ができるというのですから、ますます聖地化が進みますね。

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 今年は28年に一度という、ほとんど連休のない年なのですが、だからこそ休日はしっかりと楽しんで充電したいものですね。週が始まったばかりですが、今週末はWAGNER神戸大会。実は私、参加できるかどうか微妙な状況ですが、ご家族連れで京都水族館から梅小路蒸気機関車館と見て回って、お昼ご飯を食べたらJRで神戸へ。お洒落なお店でウィンドゥショッピングを楽しむ家族としばし別れてお父さんは県民会館へ、なんてプランはいかがでしょうか。

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2012年5月13日 (日曜日)

ムーンダスト

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 ご存じ、横着きわまりない姿勢でご飯を食べている「くま(仮名)」さんの図、です。毎朝、給餌係である次男の手によってクッションのないところに餌鉢が置かれます。「ちち(仮名)」さんはすぐさまかぶりついて、ほとんど食べてしまいますが、「くま(仮名)」さんは匂いをかいで2口3口食べるとクッションに横たわってしまいます。

 平日はそのまま家族みんなが出て行ってしまい、お昼過ぎや夕方に子供たちが帰ってくると餌鉢が半分ほど空になっている、という状況。残りは日が暮れてから、あるいは家族が寝静まった深夜に、このようにクッションの上に餌鉢を引っ張り込んでじっくりとお召し上がりになります。それを見た「ちち(仮名)」さんが、自分のところに餌がないのにあの子だけ食べてるのはおかしい、と騒ぎ立てるのですが、「くま(仮名)」さんはチラッと鳴き声のする方を見やるだけで、悠然とお食事を続けるのです。

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 母の日である今日、私はといえば妻をいたわることもせず、次男を連れて遊びに出るお供として引っ張り回して疲れさせてしまうばかりでした。そんな出来の悪いオッサンの娘であるにもかかわらず、こんなものを注文していた長女。立派です。トンビが鷹どころか、雀が鶴や白鳥を産んだほどに立派です。いや、そんなことを言っては雀に失礼ですね。

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 最近のカメラは賢いので、下手くそな私がいじるよりはカメラに任せた方がよい、と思って撮るとこんな具合。1枚目は明らかに光量不足なのにカメラが頑張ってしまい、ストロボを焚かずに4枚ほど撮っていいとこ取りをしましたので、何となく暗くて手ブレも目立つ仕上がりになっております。

 

 一方、せっかくのムーンダストだから青いのを強調してやろう、といじるとこんな具合で、確かに青いのは青いですが、赤やらピンクやらが何となく飛んでしまった感じになります。

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 わかったわかった、ワシが悪かった。許して頂戴ともう一度カメラ様におすがりして撮ってみると、先ほどとはカメラを向ける位置が少しずれたためでしょうか、カメラ様がきちんと計算をしてくださって、今度は目で見たそのままの感じに撮ってくださいました。

 カルタヘナ法一種指定ゆえ、切り花でなければ流通させられない花。自然ではない花を撮ると、なかなか自然に写らないなんて、面白いというか、神様の存在を感じるというか。やっぱり、人間にできることなんて多寡が知れてるんだなぁ、と、妙に哲学的になってしまった休日の夜でした。

2012年5月12日 (土曜日)

万年室

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 家族みんなが「くま(仮名)」さんのケージ近くの食卓に集まってしまったので、本当に拗ねてしまった「ちち(仮名)」さん。彼女がワンキャンとやかましいのは性格的なものもさることながら、その住まいとなるケージの設置場所によるところも大きいようです。

 ここ数日、夜などは本当に寒くて、思わずホットカーペットに通電して横たわってしまいますが、これがまた気持ちよくて気がついたら早朝、という、いわゆる突然死がよくあります。突然死した飼い主を優しく見守るように、静かに寝ているときの彼女の表情は本当に優しく、可愛らしいものです。

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 あそこはアカン、というイメージがこびりついてしまっている京都、四条通。人出の多いときなどは歩道を歩くのにも難儀をしますし、さらに車道は果てしなく続く長大な駐車場と化してしまいます。それが今日は、バスも車もすいすいと流れて、その隙に車道に出てこんな写真を撮ることもできるほどでした。

 私は京都の人間ではなく、京都へ行くときも四条通近辺は意識的に避けていますから、この空きようが今日のこの時間だけのものなのか、それとも京都市や警察が何らかの対策を施したのか、その辺はわかりませんが、嬉しいことは確かですね。

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 先ほどのバス停はこの写真の左側になります。これは四条通を渡った南側から撮影したものですが、某ケロリンさんみたいな看板を掲げているお店の脇、写真中央の緑の自動販売機が見える路地を入ったところに、ギャラリーみやがわ があります。

 万年筆評価の部屋 で紹介されているKammyさんの「万年室」という個展を拝見するためにノコノコと京都まで行ってきた、というわけです。

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 自宅の最寄り駅から京都へ行くとなると、新幹線が発着している京都駅までいくだけで片道610円かかります。名古屋駅よりも栄、というのと同様、京都も四条河原町あたりまで出ないことにはどうしようもありませんが、市内でバスに1回乗ると220円。ですので、1800円で京都までの近鉄線と京都市交通局の地下鉄・バス、さらには京都バスの一部路線まで乗り放題というこの切符は本当にありがたい存在です。

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 初日、それも16時から開催のところを16時過ぎにいったものですから、Kammyさんの親類縁者が勢揃いで大賑わい、という感じでした。本当に小さなスペースですので、数人はいるとそれこそ立錐の余地もありません。銀座五十音ぐらいの広さをイメージしてもらえば良いかと思います。

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 Kammyさんの作品は膨大な量に及び、あふれた作品は通り庭のようなスペースにも展示されておりましたが、このスペースがまた、何とも趣があって良いのです。

 

 影、というものは実にいいものですね。撮影しているのに気づいてよけようとしてくださったのを、いえいえ、どうぞご覧になっていてくださいませとお願いして撮らせていただきました。

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 本来の展示スペースをほとんど撮らず、あふれたから仕方なくこちらにも・・・・・と展示されているところばっかり撮るあたり、やっぱり私は変な奴なんでしょう。でも、メインの展示スペースではKammyさんを囲んで皆さん盛り上がってらっしゃったので、とりあえずそちらがおわるまではと待っていた、というのが本当のところです。

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 小さな小さなギャラリーですが、しっかりじっくり見ていると時間がいくらあっても足りません。KammyさんのBlog「万年筆で書く描くしかじか」 で拝見するのもいいのですが、着色前のものなども含めて全てを一気に見ると、なかなかの迫力です。京都の繁華街からほど近い、いや、ほとんど繁華街のど真ん中というべき場所にありますから、お近くの方はぜひ一度、このすばらしい小空間を味わってみてください。

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2012年5月11日 (金曜日)

ゾクッ!

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 今日は暑いかな、それとも寒いかな、なんて悩んでしまうのがこの時期の朝。ワンコの寝方を見て、ある程度はわかりますが、それはあくまで夜から朝にかけての話。日中どうなるのか、という予測が難しい日が続いております。今日などは、その予想が外れた、いや甘かったというべきでしょう。まぁ日中は暑くなるだろうとシャツ姿で出かけて、夕方にはちょっと寒い思いをいたしました。傍から見てるとアホに見えるから、えぇ歳してそんな格好してたらアカン、とよく言われますが、まさにその通りになってしまいました。

 私の場合、着る服は夏と冬の各シーズン2、3枚しかありませんから、その間になる今の時期は、暑そうだったら薄着で、寒そうならば何か羽織るという程度しか選択肢がありません。朝、一緒に家を出る妻はきちんと身だしなみに気を遣う人ですから、いろいろと考えて服を探しているようですが、傍で見ていてもなかなか大変そうです。私に似合う服なんて存在しないのでおしゃれを楽しむのは不可能ですが、逆にとっても楽ちんだともいえましょう。

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 同僚がiPhoneで撮影したサクランボの写真を拝借いたしました。職場の中庭にある緋寒桜にたくさん実っていたサクランボです。金曜日の午後にこういうものを見つけてしまい、あぁ月曜日には鳥たちに全部食べられてしまっているんだろうなぁ、と嘆いている人が複数いましたので、高枝切りばさみを持ち出しての収穫となりました。

 彼岸桜と間違えられるので寒緋桜と呼ぶべし、などともいわれますが、2月初め頃の寒い時期に綺麗な花を咲かせて楽しませてくれて、新学期が始まって連休が明け、少し疲れが出てきたところでサクランボを実らせてくれる。実にいい木ではありませんか。

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 同僚が2階の窓から鋏を伸ばしてサクランボをつまみ採るのを、私は3歩下がって見ておりました。目の前に茂る緋寒桜の葉には、ステルス戦闘機みたいな形をした「あれ」がいっぱい棲んでいたからです。ふつう、「あれ」はプラチナ・グラマーみたいな形をしています。大きいのも小さいのもありますけれども、いわゆる紡錘形、萬年筆でいうならモンブラン146とか149、セーラーのプロフィットみたいな形をしているものが多く、中にはそれに毛の生えたものもいる、というのが普通の認識です。

 でも、今、目の前の葉っぱにくっついているのは、写真の戦闘機みたいな、お前、どこに目つけてんねん、と突っ込みたく(はありませんが)なるような形をしています。金の延べ棒みたいな、それでいて葉っぱと同じ色をしたものが、あの葉にも、この葉にもついているのです。

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 夕刻、ひたひたと闇が迫り来る中、木にハシゴをかけて登ったらもっと実が採れるのに、という同僚を止めるのに必死になっている私がおりました。この木の根元からハシゴで上がってくる、そんなことをしたら、全身くまなく葉っぱに触れてしまいます。その葉っぱには「あれ」がいっぱいついているのです。

 とっても気温が低くなった日の夕方、人気のない校舎の廊下に、真っ赤に熟れたサクランボを見つめながら、ゾクッとするような感触に襲われている私がおりました。

2012年5月10日 (木曜日)

せっしょくが・・・・・

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 賢そうな顔をして一点をじっと見つめている「ちち(仮名)」さん。こういうときには、彼女の視線の先に食べ物があると思って間違いありません。職場の近くにある、石窯焼きを売りにしているパン屋さんで買ってきたサンドイッチを、今この瞬間に妻が食べているのです。

 同業の妻は私以上の激務をこなしているのですが、それでも、いやそれだからこそ体重が落ちません。効果があるかどうかはわかりませんが、夕食を流動系のものに代えているようです。昼ご飯すら満足に食べられないのにそんなことをしていては体を壊しますから、まぁおいしいサンドイッチがあるからお食べなさい、と私がすすめたのです。

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 獲物を狙うような姿勢で、うぉぉぉ~と吠えております。ブレてしまうほど激しく動いております。どうして私にはくれないのよっ!? というところなのでしょう。本当にしょうのない奴です。あまりに彼女が騒ぐので、おとなしく寝ていた「くま(仮名)」さんまで起き出してきておすわりをする始末です。

 犬たちはこれから換毛期に入りますので、ふだんよりお腹が空くのでしょう。与えられた餌をペロリと平らげてもなお、こうしておねだりをするのがその証拠です。節食するのは健康のために良いことですが、犬にはそんな話、通用しないのでしょう。

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 以前、同僚が執務中、PCが「ぱ~ん!」という音とともにお亡くなりになるということがありました。メーカー製PCの電源部コンデンサが破裂したので、高額なメーカー修理より他に手はなく、かといってPCがなくては日々の仕事にも困るだろうと、あり合わせのパーツで1台組み上げて提供いたしました。

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 そのマシン、この冬あたりからどうにも調子が悪い悪いと聞いていたのですが、4月に職員室内の座席を移動してPCの設置場所を変えてからは起動すらできないこともある、という状況でした。使用者曰く、どこか接触が悪い感じがする、というのですが、電源を入れてBIOSが立ち上がってすぐに堕ちる、というのは電源、メモリ、CPUと疑うところがいっぱいあるので、とりあえず開けてみたところ、こんなことになっておりました。

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 黄色い枠のようなものはCPU取り付け部のリテンションキットです。CPUクーラーを取り付けるための土台になるもので、マザーボード裏にバックパネルをつけてがっちりと固定されているものです、しかし、AMD製CPU用のリテンションキット、どうも肝心のクーラーを取り付ける金具をひっかける「爪」の部分がよく折れるのです。

 この3月まではPC本体を平置きしていたので、爪が折れていても重力でCPUとクーラーが接触している状態が保たれ、何とか冷えていたのでしょう。この4月から本体を縦置きするようになり、しかも爪の折れている部分が上側になってしまったので、CPUとクーラーが離れてしまい、結果として冷やしてもらえなくなったCPUの保護機能が働いてシャットダウンしていたということのようです。

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 さっそくあちこちのパーツショップに聞いてみたのですが、いまどきAMD製CPU用のリテンションキットなんてどこも置いてませんよ、という感じでした。取り寄せに数日かかるというので、これは困ったと思っていましたら、最後に訪ねたショップのお兄さんが「ジャンクのマザーボードから剥がしたらどうですか。」とナイスなアドヴァイスをくれたのでした。

 そう聞いてそこら辺を探すと、きっちりジャンクなマザーが出てくるあたりがそもそも妖しすぎます。写真の黒い枠をひっぺがして移植することにいたします。

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 結局、あちこち電話をかけて聞きまくっていた時間より短い時間で移植完了。先ほどまでの不調が嘘のようにすんなり立ち上がり、起動したまま時間がたってもおちないPCに同僚もご満悦。あとにはこんなすっきりしたジャンクマザーが残りました。

 今にして思えば、「接触が悪い」という同僚の見立てはあながち外れていなかったということです。PC自作に関しては素人ながら、さすがは理科の先生だなぁ、と思ったことでした。

2012年5月 9日 (水曜日)

毎年1本

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 気持ちよさそうに寝ている「くま(仮名)」さん。こういう状態の時に撫でたりしますと、ニャァニャァ、キュンキュンというような声を出して甘えてくるか、ケージから飛び出さんばかりに跳ね起きるかの二つに一つ。最近は鼾をかいて寝ていることも多くなりました。やはり今以上の肥満対策が必要なようです。

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 学校には必ず備え付けられているのが「生徒指導要録」です。たいていは校長室や職員室にある重厚な書庫に収められています。写真の様式がいわゆる学籍簿で、新しく生徒が入学すると必ず作られる書類です。その生徒が卒業してから20年間、学校で保存されます。

 氏名や住所といった情報は変更されることもあるので、このように上に寄せて書くのですが、そう考えるとこの人はちょっと大きく書きすぎですね。このぐらいしかスペースが残っていなければ、何度も変更があった場合などに対応できません。

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 大昔は、先ほどの学籍簿の裏面に成績などを記録するようになっておりましたが、平成に入ったあたりから別葉とするところが多くなり、平成15年の春に入学した生徒からは完全に分離となりました。学籍に関する記録が20年間保存とされているのに対して、成績その他についての記録は、生徒の卒業後5年間保存した後に廃棄することになっているためです。

 かつて学級担任をしていた頃は、毎年年が明けると指導要録を書くための萬年筆を物色し始めたものでした。若い頃は油性ボールペンで書いたりもしていましたが、けっこうな量の文字を書くことになりますので、すぐに萬年筆を使うようになりました。一般的には書き味の軽い水性ボールペンなどを使う人が多いように思います。

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 かつてはこの写真のように、担任として観察したことをありのままに書きましたが、現在は情報開示制度もありますので、書かれた本人が見ると気分が良くないような内容は書かないようになりました。本人の良いところを見つけて記録するのです。悪いところなんて本人が一番よく知っているはずですから、理にかなっていると思います。

 軸が軽いものの方が楽なので、パーカーのデュオフォールドを長らく使っておりました。かっちりと書くなら細字系でフローの渋めなものですが、ダダダッと書いてしまうにはヌラヌラドバドバの方が向いています。私の場合、あまりにぬらぬらなペンで書くと文字の形を保てません。写真の大橋堂などは、対面販売の場に書き損じた指導要録用紙の切れ端を持参してペン先を調整してもらったものです。

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 現在はこの程度の大きさの記入欄がひとつあるだけなのですが、その昔は学習への取り組みの様子について記述する欄と、性格行動に関して記録する欄とが別々に設けられておりました。生徒一人について10分から20分、うんうんかうなりながら唸りながら書く人がいるかと思えば、5分もかからずさらさらっと書き上げてしまう人もいます。3月の職員室では、あちらこちらで指導要録を書く光景が見られたものです。

 現在ではこのような書類も電子的に処理することが多くなりましたので、ここ数年の間に教師になった人など、書いた経験がない、なんてこともあり得ます。今年、数年ぶりに様式が新しくなりましたので、若い人たちにも指導要録を書く経験をしてもらえたら、それもできれば萬年筆を使って、なんてことを考えておりますが、すでに熊本県あたりで実現しているように、いずれはこれも完全に電子化されてしまうのでしょう。学校の先生が萬年筆を使う、そんな当たり前と思われる光景がほとんど見られなくなる日も近いのかも知れません。

2012年5月 8日 (火曜日)

プリン好き

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 暗い部屋で撮った「ちち(仮名)」さん。トイレトレーをバラバラに分解してしまっております。予備知識なしに見ると、何か腹の立つことでもあったのかと思ってしまいますが、彼女にとっては日常茶飯事。ダメになったからと新しいものを買い与えても,結局噛みまくってボロボロにしてしまいます。彼女にとってはそれが「なじませる」ということなのかもしれません。

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 長女がまた、こんなものを持ち帰りました。プッチンプリンパンなど変なモンをおもしろがったのが災いして、アルバイト先ではすっかりプリン好きと認定されてしまった長女。この商品も、「どう、すきやろ?」とすすめられたものだそうです。

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 外袋を開けると、外袋をそのまんま一回り小さくしたような本体が出てきました。スプーンいらずのプリンということで、要は袋の端を切ってチューッと吸って食べるプリンです。プリンを食べるのにスプーンもない、という状況が良く理解できませんが、コンビニエンスストアで買ってすぐに歩きながらでも食べられる、ということなのでしょうか。

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 萬年筆と並べて大きさ比較。比較対象がおかしいねん、と突っ込まれつつも、萬年筆も登場する犬のBlogなんですから仕方ありません。普通に手に握って口元へ持って行ける、そういうサイズになっております。

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 あまりのバカバカしさに、もう誰一人突っ込む人もいなくなった「注意書き」ですが、企業にとっては何かあったときのための護符として外せないものなんでしょうね。柔らかくておいしい生プリンのはずなのに、よく噛まなければ喉に詰まりますか・・・・・。袋は柔らかいので、この縁で手を切るにはけっこうな修練が必要になります。

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 ここです。この点線に沿って、右に見える切れ目からビィーっと切ったら、あとは吸うのみ。もちろん、袋を持つ手に力を入れてプリンを絞り出してもかまいませんし、実際はほとんどの人がそうやって食べることでしょう。

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 こうやって少し絞り出して撮影するあいだ、プリンがちぎれて落ちたりすることはありませんでした。食べてみた印象は、プリンというよりはゼリーに近い感じです。この容器で供する関係上、ホワホワに柔らかくするわけにはいかないのでしょう。実際、ゼラチンなども入っております。これはこれでアリですけれど、落ち着いてスプーンですくって食べるタイプの方がいろんな意味でおいしいように思います。

2012年5月 7日 (月曜日)

牛乳石鹸

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 シャッターが落ちるまで体力が続いた「くま(仮名)」さん。ケージの縁が彼女の体には少し高いのと、肥満と加齢によるしんどさが加わって、彼女が前脚をかけて立ち上がっていられる時間はけっこう短いのです。

 ホラ立ち上がった、とカメラを構えてシャッターを押した頃には重力にしたがっている、というのがいつものパターンですが、今日はいつもより長い目に立ち上がっております、という感じですね。

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 昔は漂白剤のことをブリーチっていいました。ピックアップトラックはトヨペットとかダットサン、ワンボックスワゴンはどれでもみんなボンゴ、ってな感じでそう呼んでいたように思います。今も私の頭の中には、塩素系はブリーチで酸素系はハイター、っていう区分けが残っているのですが、キッチンハイターというのも塩素系ですね。

 帰宅途中にスーパーに寄って台所用の漂白剤を買おうとしたところ、キッチンハイターは298円、こちらのブリーチは88円。内容量も成分も同じものが並んでいて、価格がこれだけ違います。普通の人は88円の方を訝しがるのでしょうが、私は倹約者とチャレンジャーの道を選びました。ブランドの差って思っている以上に大きいんですね。

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 哀愁と加齢臭がともに漂うお年頃なので、薬用の除菌石鹸だとか柿渋石鹸といった値の張るものを使っていたのですが、ついうっかり在庫を切らしてしまったのでど定番の石鹸を購入しました。

 子供の頃は石鹸というのは中元や歳暮で贈られたものを使うのだ、と思い込んでいたものです。結婚してからしばらくして実家を取り壊すときにも、物置から大量の石鹸を救出しました。それがなくなって普通に石鹸を買い求める人になってからは、おもしろがってひとひねりふたひねりあるようなものばかり買っていましたので、ホンマに普通の牛乳石鹸を自分で買うなんて、ある意味、感動ものです。

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 しかもこれ、バスサイズです。普通に思い浮かべる石鹸より一回り大きいのです。お風呂の石鹸は本当に過酷な条件と戦っています。石鹸を溶かしてしまう水分に常にさらされ、暖かい環境でより柔らかくされるのです。ですのでバスサイズ、期待しております。数日は余分にもつでしょうか。花の香り、豊かな泡立ち、を標榜する良い石鹸ですから、ネットに入れてガンガン泡立ててシッカリ加齢臭を洗い流していきたいと思います。

 本日はとってもアカデミックな萬年筆ネタを用意しておりましたが、そちらは明後日に。明日もまた、実にしょうもないネタが続きます。

2012年5月 6日 (日曜日)

鵯越の・・・

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 家族と遊ぶときは耳を寝かせて「臨戦態勢」になる「ちち(仮名)」さん。そういう、耳をぴったりと頭につけて、「耳がなくなった」状態の写真を撮ってくれへんか・・・・・と頼んだら、無理クリ撮ってくれました。何も、耳を押さえつけて撮らなくても・・・・・。

 この手が長女ですし、手ブレ補正がこれ以上勘弁してくれというほどにカメラを動かしていますから、撮影したのは長男かと思います。彼がカメラなんて使ってるところをみたことがありませんので、まぁこんなもんでしょう。下手にカメラ沼にハマることは本人にとっても不幸なことでしょうし、私が教えてもたいしてレヴェルが上がるわけでもないので、そのままにしておきましょう。

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 職場で仕事をしていて気がついたら草木も眠る丑三つ時。怖いのも忘れて没頭していたのですが、さすがにこれはイカンと帰宅してBlogを書いたら、窓の外ではピィピィと鳥が鳴き始めておりました。早朝のアルバイトに向かう長女が「送ってぇ~」というかも知れないとそのまま起きていたら、予想に反して彼女は自力で出勤。そこで床に入ると昼過ぎまで寝てしまうのが目に見えていましたので、寝るのは諦めて駅に向かいました。

 バスも動いている時間になっておりましたが、待ち時間を嫌って最寄り駅まで歩いてみましたが、実にたくさんの人が散歩されてるんですねぇ。皆さん本当に気持ちよさそうに歩いていらっしゃいます。こういうのを見ると、毎朝早く起きるのもいいなぁ、なんて思ってしまいますが、惰眠をむさぼるのが仕事みたいな私には無理な話です。

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 期間中ならお好きな3日間、スルッとKANSAIエリア乗り放題、という切符を使っての放浪の旅2日目。普通ならまず乗ることはない神戸電鉄にお世話になりました。粟生方面へは以前いったことがあるので、今回はまず新開地から三田まで往復してみよう・・・・・と乗ったものの、心地よい振動ですぐ落とされてしまい、往復2時間ほど、ただただ車内で寝ていただけでした。

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 これではいかん、と途中下車したのがこの駅。源平の合戦で源義経が奇襲攻撃を仕掛けた場所として知られる鵯越(ひよどりごえ)です。一の谷の合戦、というので誤解している人が多いのですが、一の谷というのは須磨ではなく、ここ鵯越のあたりで湊川が膨らんでできた湖のことなのだそうです。

 駅前の案内板に「この公園にハイキングマップを設置してあります。」と書いてあったので駅から坂を上り、見つけたのがこちら。そこに案内板がたってますよ、ということだったのですね。で、その案内板をよく見ますと、気になるものが描かれています。

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 史跡 鵯越の碑 ですか。これは見に行かんとあきません。現在地からさらに急な坂を登って行けということなので、ちょっと弱気になりますが、いかに年老いたとはいえ、この坂を上れないほどではないだろう、と気持ちを奮い立たせて歩き始めます。

 坂道もきついですが、今にも雨が降り出しそうなのも気になります。そしていちばん気になるのが、したたるような緑の中を歩いていること。雨よりも怖いものが降ってきたらどうしよう、と襟をすぼめて歩き続けます。

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 このおうち、関係者でしょうか。家の周りに2、3枚、この看板が掲げられていました。神戸でオリバーソース、それ自体は別に珍しくもありませんが、最近、こういう琺瑯びきの看板が減ってきていますから貴重品と言えなくもありません。

 坂を登り切ると、車がビュンビュン走る大きな道に出て、周辺には石屋さんが一杯。この鵯越の山全体が神戸市営の墓園になっているのです。山腹に造られた墓園は非常に大きく、中を大型バスが巡回しております。

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 写真中央の奥の方、道路がカーヴしていく先は橋になっていますが、どうやらその、橋を架けなければならないほどえぐれているところを義経以下70騎ほどが駆け下りていったようです。右手の墓園の中には義経馬つなぎの松跡、なんてものもあるそうです。

 ここら辺に史跡鵯越の碑というのがあるそうなんですが・・・・・と周辺の石材屋さんに聞いて回っても、「さぁ・・・」という返事ばかり。最後に鵯越墓園の管理事務所に飛び込んで聞いてみると、「そこにホレ、街灯立ってまっしゃろ。その根元にね、こう、細い石立ってますわ。」とのこと。え、そこ、さっきから何遍も歩いてる場所ですけど。

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 ・・・・・って、これですかぁ。これはわからん。もっと立派なモンを(勝手に)想像してました。鵯越の逆落としっどころか、これはがっくり肩を落とすレヴェル。まぁ、普通はこんなモンですけど、周りの風景が雄大(!)すぎるので、相対的に小さくて目立たないんですね。この石一本探すのに30分ほど山を登ったり降りたり。いい運動になりました。

 新開地で電車に乗ったのが8時半頃でしたが、この碑を見つけたのが11時半頃。そうだ、久しぶりにあのフレンチトーストを買いに行こう・・・・・と思い立って、梅田経由で四条河原町、さらに京阪、叡電と乗り継いで鞍馬に着いたのが14時30分。神戸の山から京都の山へ大移動です。

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 でも、肝心なことを忘れておりました。私は今、食べられないのでした。それでも、家族へのお土産としてブルージュ洛北のフレンチトーストを買い込み、行きがけ(帰りがけ)の駄賃に一乗寺のけいぶん社にも寄って、スルッとKANSAIエリア乗り放題、2日目の放浪は完了です。

 いやぁ楽しかった、と帰って来てから思い出したのですが、明日の会議でひとつプレゼンすることになっていたのでした。その資料も何も、構想すらもできていない!あかん、今日も寝られへん・・・・・と思いつつ、駅で見かけたポスターから、来週はここ へ行ってみようか、なんてことばっかり夢想している気楽なオッサンなのでした。

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2012年5月 5日 (土曜日)

こどものまんねんひつ

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 なすすべもなく抱きかかえられてしまっている「くま(仮名)」さん。相変わらず右耳の中は赤茶けたままですが、この原因となっている酵母菌(の仲間)を退治すべく、さまざまな治療を継続中です。診察時間は夜の10時までというのが辛いところで、なかなか診察を受けさせに連れていけませんし、診察を受けるのも毎回違うドクターですので、治療方針も二転三転いたします。

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 「じゃ、一度お薬を代えてみましょう。」と処方されたのが前々回あたりに処方されて「効果なさそうなので別のに」代えられた薬だったりするわけです。後脚で耳をかくことが原因となって後脚にまで菌が棲むようになっている、ということなので、定期的に脚をシャンプーしてやらなければなりませんが、大の大人が2人がかりで、そこら中ビチョビチョにしながら大騒ぎ、という作業です。やはり犬は末端を触られるのを嫌がりますね。

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 今日はこどもの日。我が家で「子供」といえば、小学6年生の次男だけとなりました。平日は長男長女が交代で晩ご飯をつくって次男に食べさせてくれている、というのが我が家の現状。上の子たちも小さかった頃は、仕事が長引いているときでも夕食を食べさせに帰って来て、そのあと職場に戻る、というパターンを毎日のように繰り返していたことを思えば、楽になったというべきか、子供たちに申し訳ないというべきか、複雑なところです。

 ただ、こうして自分たちで食事の準備をするという経験は、きっと役に立つことでしょう。私なんぞ、身の周りのことは何ひとつ自分ではできないまま歳をとりましたので、もしも今、妻に捨てられたら即身成仏してしまうだろうと思います。

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 気がついたら我が家にあった葡萄模様の重たいペンと、対照的に摂っても軽いセーラーのキャンディ。重たい方は次男のお気に入りで、今話題の「圧っちゃん」も書くやと思わせる強筆圧にも耐えて、次男を萬年筆好きにした1本です。そしてキャンディの方は、次男を連れてユーロボックスへ行った折に「じゃ、坊やにお土産!」と藤井さんがくださったもの。でも幸か不幸か、これをいただいた頃には次男の萬年筆熱も冷めていたので、未使用のままです。

 放っておくと子供は親に似てしまいます。もし私になんぞ似てしまったら一生の不作ですので、子供たちが私と同じようなことを考えていたりすると「だめだめ」と注意します。次男の場合、萬年筆でお絵かきなんかをすることで筆圧がかなり下がりましたので、それは良しとしますが、萬年筆好きな大人になってもらったらちょっと困ります。こんなペンを喜んで使うぐらいですから、「半」になってしまう可能性も否定できません。

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 これも次男のお気に入りだった1本。でも実際、書き味がどうのこうのではなくて、このペンの機構が気に入っていた模様です。このペンには胴軸が長いのと短いのと2本ついているので、それをとっかえひっかえする、その作業自体を楽しんでいた節があります。これまた、萬年筆趣味に突入した場合には危険な方向に向かいそうな予感がいたします。

 長男と長女は萬年筆にまったく興味がありません。むしろ、意識的に避けているようで、それはそれで私に似ない方向なのでおおいにけっこうなことです。長男がけっこう長文のレポートを書くことになった際、「萬年筆が楽なのかな?」なんてことを言い出したときには一瞬期待(落胆?)しましたが、結局はありきたりな筆記具で仕上げたようで、そこらへん、大いに常識的な普通の人らしくて良い感じです。

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 もし今も生産販売が継続されていたら、けっこう人気が出るんじゃないかと思うのがプラチナのグラマー。子供向けにも良さそうに思います。この短い胴軸、クレヨンみたいに握りこんで書くのに向いてそうではありませんか。

 ちなみに我が家ではこのグラマー、妻の「いもむしみたい」というファーストインプレッションが家族みんなに刷り込まれてしまったので、今では見るだけで忌避されてしまうという可哀想な存在になっておりますが、変なペンを造るのが得意なOHTOさんあたりがこれとかギルサンスとか、復刻してくれたら面白いと思うのですが。

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2012年5月 4日 (金曜日)

スルッとKANSAI

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 最近はこの姿勢で寝るのがお気に入りになっている「ちち(仮名)」さん。器用にトイレトレイを跳ね上げて、空いたスペースにデンと横たわります。気温が高くなってきているので、クッションの上に寝るよりも気持ちよいのでしょう。実際、日が暮れるとここにクッションを引っ張ってきて寝ています。

 体調が悪いからと言って家で寝ていたにもかかわらず、一向に改善する兆しもなく、さらには風邪までひいてしまいました。風邪を治すにはフィトンチッド、ということで、木々が茂っていそうなところを目指してフラフラとさすらった1日でした。

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 首都圏のPasmoのようなものを発行している機構がスルッとKANSAIで、年に3回、5000円で合計3日間乗り放題というお得な切符が発売されます。関西在住でなければ、ほぼ同等のチケットを1年中買うこともできるのですが、そちらは同じ5000円でも3日間連続というところが違います。

 どちらも、京阪神の神社仏閣や観光スポットなどで割引や記念品進呈などの特典付きで、首都圏と比べて運賃が高めの関西ということもあって非常にお得な切符なのです。

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 実際、今日だけですでに総額5000円以上、対象交通機関を使用していますので、初日で元が取れてしまったことになります。奈良から京都へ出るだけですでに1000円ほど。金閣寺や北野天満宮、仁和寺のあたりを歩きつつ、必要に応じてバスや電車に乗って、そのあとは大阪市内へ出た勢いで兵庫県まで行ってしまい、最後は最終電車での帰宅。いかに乗り鉄の私といえども、これだけ乗りますとさすがに疲れます。

 空腹だとお腹が鳴るのは当然ですが、何かを食べてもお腹が鳴り、そのあとはお手洗いを探し回らなければなりませんので、家を出てから帰るまでは一切の飲食なし。歩くときもいつものようにすたすたと歩いているといい運動になってしまって腸が活動しますので、お年寄りの散歩みたいな調子でぶらぶらと歩きます。

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 船岡山公園から金閣寺、わら天神に平野神社、北野天満宮と歩いて、北野白梅町から電車で龍安寺へ。有名な石庭を拝観してから「きぬかけのみち」を歩いて行くと、大本山仁和寺です。龍安寺の庭にある石は15個で、そのすべてを一度に見ることはできない、などと言われておりますが、一度に見るどころか何個あるのかさえ確かめられないほどの人の多さで、言ってみればせっかくの石庭が台無しですが、これも連休の京都ですから仕方のないことでしょう。

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 その龍安寺で石庭と並んで有名なのがこちら。水戸光圀が寄進したものとも言われておりますが、本物はどこかにしまい込んであるそうで、置かれているのは複製品だという話も聞きます。これもまた、人が多すぎてどこにあるのかも見えないほどでした。龍安寺のようなお寺は、人の少ないときにじっくりと拝観するのに限ります。

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 仁和寺の御殿を拝観していると、お座敷のひとつに売店が設けられていて、そこで求めたのがこちら。仁和寺といえばやっぱり「法師」ですよね。これを買ったとき、時刻はすでに午後3時過ぎ。急いで電車に乗り、次の目的地を目指します。といっても、このお土産に触発されただけなのですけれども。

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 はい、お約束の石清水八幡宮です。「徒よりまうで」たかったところですが、それでは日が暮れてしまうので電車とケーブルカーを使いました。で、ポイントはやはり、石清水八幡宮本体に参拝しないことですので、ケーブルの男山山上駅で折り返して帰って来ました。みんな、山の上の方へ昇っていったのですけれど、何かあるんでしょうか・・・・・。

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 龍安寺へ向かう道すがら、木箱を造っているお店の前を通りました。ふと、萬年筆を収める箱なんかを作ってもらったらいくらぐらいかかるのだろう、と思ったのですが、お店の中で一生懸命に作業をされてましたので注文できるのかどうかなんてことも聞けずに結局素通り。この次に行ったときには勇気を出して聞いてみようと思います。

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 日が暮れてきたところで京都を後にして、大阪市内で電気店なんぞを冷やかして、さてまだ電車が動いている時間なのでと、日頃乗る機会のない支線の乗りつぶし。あちこちの支線を乗りつぶして、さて帰ろうと乗った電車が最終でした。駅からのバスも終わってしまった後で、ぶらぶらと家まで歩いて帰ったらまずはトイレにおこもり。飲み食いさえしなければ何とか1日出歩けることがわかりましたので、連休の残りはさらに乗りまくってみたいと思います。

2012年5月 3日 (木曜日)

平和の国、日本。

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 ニャ~オッ、と、叫んでいるのか気持ちがいいのかよくわからない「くま(仮名)」さんです。この世に4点あるうち唯一美術館所蔵ではなく、なおかつ最も色鮮やかだというムンクの「叫び」は、結局約96億円で落札されたのだとか。電話でこんな高額なものを買ってしまうというのはどういう人なのか、興味は尽きません。

 憲法記念日の今日は晴れていたのか降っていたのか、あるいは曇っていたのでしょうか。天気はわかりませんが、開けた窓から吹き込む涼しい風に吹かれて寝ていましたので、咽は少し腫れているようです。

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 ネタもないし、この際時流に乗っかって「お休みします」と宣言してしまおうかとも思いましたが、一旦休んでしまったらハイそれまでよ、で永久の眠りについてしまうことになります。生まれてこの方、どんなことでも1月以上続けられたためしがないという私が唯一長いこと続けているものですから、何とかネタをひねり出してつないでいくしかありません。

 ずいぶんと前に、こんなシャープペンシルを購入しようと思ったことがあります。開店して間もない頃の Pen and message. さんでのこと。何か買おうと思うのだけれどもお金がない。せめて1万円以下で何かないか、と探していて見つけたのですが、結局そのときは品切れで手に入らず、いつかは・・・・・と思いながらいまだに手に入れていないという、何とも縁の薄いものなのです。

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 そのうちに月日は流れ、このBlogを書くようになってネタ探しに明け暮れる中、そうだ、あのシャープペンシルを買ったらこいつと一緒に記事にしよう、と思いつつホコリをかぶったままになっていたのが、こちらのワルサーP38型ライターなのです。

 ルパン三世が愛用していることから一躍その名を知られることになったこの銃ですが、その筋の愛好家たちにはそれとは関係なく大昔から愛されていたものです。その構造ゆえに前方にすらりと銃身が伸びた姿も美しく、ダブルアクション式というのもまたメカ好き少年の心をがっちりと捉えるものです。

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 日本語ではどちらもワルサーですが、拳銃と筆記具とはまるでスペルが違います。拳銃の方は英語でもワルサーと読めそうなスペルですが、筆記具の方にはウムラウト付きの文字が含まれています。

 結局、今に至るまでワルサーのシャープを購入することはなく、このライターも本棚の前に放置されたままで、今ではガスがないのはもちろん、おそらくはガスを補充しても火を点けることはできないでしょう。何より、お得意のダブルアクションを再現したのが災いしてトリガーが後ろ寄りに来るために、トリガーを引くときの感触も今ひとつなのです。

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 よほど粗悪な弾を使ったのでもなければ、こんな操作はしないのでしょうが、やはりP38を握るとこれをやってみたくなりますね。

 拳銃というものは、それこそ命にかかわる状況で使われるわけですから、それを手に持ったときにしっくりくるのは当たり前です。それを忠実に再現したモデルガンの類を手に持つと嬉しくなるのは、そのしっくり感のせいにちがいありません。平和憲法があって、警察官ですら滅多に銃を使用しないという国に暮らしていることに感謝しつつ、これからも平和な国であることを祈りたいものです。

2012年5月 2日 (水曜日)

つづく・・・

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 2日前に掲載した写真と連続する1枚。天真爛漫、純真無垢、そんな言葉が浮かんでくるような「ちち(仮名)」さんの笑顔です。こういう顔を見ては「おぉ、笑ってる!」なんて喜んでしまいますが、犬は犬で「おぉ、この顔したら飼い主喜んでるわ。」と思っているのだという話があります。

 犬は飼い主に喜ばれてなんぼなので、「こうすれば飼い主が喜ぶ。」ということを繰り返すのだ、と文字にして読んでみると、何と嫌らしいと思ってしまいますけれど、飼い主を喜ばせようと一生懸命になってくれているのだと考えれば、何ともいじらしく、またありがたい話だと思います。

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 今年の初め、バイクのヘッドランプ型のパッケージがいい、と紹介したウォーターマンの萬年筆。私は免許も中型までですし、現状バイクは保有していないのですが、バイクの雰囲気は大好きです。この季節になるといつも、Take it Easy ! なんていいながらドコドコと走ってみたいなぁ、なんていう憧れに近い思いを抱いてしまうのですが、実際にハーレーなんぞを前にしたら、押し歩きすら満足にできないことでしょう。4輪の運転ですら、目的地に着くかどうか危ぶまれるほど下手くそなのに、バイクになんて乗れるわけがありません。

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 休日になるとハーレーに乗ってあちこち気ままに走り回る、という40過ぎの同僚がいて、毎年春になると転勤したいしたいと言っていたのが、この春、ついに転勤となりました。彼女は姿形こそ「女子」ですが、中身はれっきとした「男子」で、むさ苦しい見た目なのに「お姉さん」などと呼ばれている私とは正反対の「いい男」でした。

 春は品定めの季節で、職場を去る同僚に対してひとひねりある贈り物をするのが私の何よりの楽しみなのですが、彼女にはずっと前からこの萬年筆を贈ろうと決めておりました。

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 そ、それが、そのぅ・・・・・。先週金曜日に持ち前の短気を起こしてバカなことをやってしまったので、結局歓送迎会で彼女に会うこともかなわず、したがって萬年筆もまだ手元にある、というわけです。私が歓送迎会に姿を見せなかった理由を彼女は知りませんが、もし知ったならば「あぁ、またやっちゃったんやね。うんうん。」と普通に納得してくれることでしょう。小さな子供が癇癪を起こしているのを見て回りの大人が微笑んでいる、っていう感じです。

 そういう失礼なことをして、いろんな人に迷惑をかけてしまったので、バチがあたりました。翌土曜日に血液検査を受ける予定でしたので、木曜日から絶食していて、歓送迎会は飲まず食わずで通すつもりだったのですが、欠席したのが幸いしてミッションコンプリート。当たり前ですが土曜日の計測では体重が大幅に落ちていて、血圧も今までにないほど下がっておりました。上が110で下が70というのは、もう何年も拝んだことのない数値です。

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 もちろん一夜(二夜)漬けで叩き出した数値ですから、そのまま喜んでいるわけにはいきません。現在75キロもある体重を55キロ程度まで落としていけば、血圧も正常な範囲に安定するでしょう。血液検査が終わったからといってバンバンものを食べてはすべてが台無しになるので、土曜日のお昼ご飯は飲むヨーグルトで済ませましたが、今思えばこれが良くなかったのかもしれません。

 土曜日の午後はお腹が痛くて遊びに行くどころではありませんでした。ベッドで寝ているかトイレで座っているかという1日でした。お腹の動きが落ち着いたかな、というところでチョロッと軽いものを口にしてみたのですが、それらはすべて光の速さで体の中を通り過ぎていきました。東海ペンクラブのペンクリニックが大須で開かれるという話を聞いていたのですが、このお腹を抱えて名古屋まで行く勇気が持てずに断念。これまた「行くよっ!」という約束を反故にしてしまいました。

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 翌日の昭和の日は、昭和人間な私を可哀想に思った天の恵みか、少しお腹も落ち着いて、家族と出かけることができたのですが、その日の夜から再びお腹が暴れ出して今日に至ります。火曜水曜は何とか無事に出勤できたのですが、授業をしている最中もお腹がグルグル鳴ります。何より授業中に「先生な、ちょっとトイレ行ってくるわ。」なんてわけにはいかないので、水も飲まずに過ごして何とか乗り切ることができました。これに関しては学校の神様に感謝、です。

 自分みたいなもんでも、やっぱり「先生」やねんなぁ、と感心したのは、貴重な1日1食の食事を摂らずにヘロヘロで出勤しているにもかかわらず、授業に行くとき、黒板の前に立っているときはけっこうシャキッとしていたこと。生汗が出て、立っても座ってもだるくて仕方がないのに、チャイムが鳴ると元気に教室まで歩いていって、「さぁ、今日も『お数学』の勉強頑張ろうね。」なんて大声を出し、授業をやっている最中は自分自身しんどいとも思いませんでした。体調の悪いときには空き時間なしでびっしり授業を詰め込んでもらった方がいいのかもしれませんね。

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 もう一つ感心するのが、この萬年筆の造り。銀色の部分はすべてキャップの一部なのですが、その下の方、山形、谷形、水平のラインが入っているところです。普通なら山型になっているラインの頂点とクリップとが同じラインに揃うようになりそうなものですが、見事にずれております。まぁでも、 Take it Easy !  と気にしないで楽しみましょう。アメリカンですから(意味不明)。

 世間はゴールデンウィークだそうですが、私はひたすら療養です。ただ、遊びに行かないと心配なのがBlogネタの枯渇です。最近、楽しく読ませてもらっていた萬年筆関連のBlogがいくつか、休止するとか閉鎖するとか、あるいは改変して綴り手が変わるとか、いろいろと寂しい話が出てきております。みなさんお忙しいのでしょう。幸いなことに私はいたって暇ですので、痛むお腹をさすりつつ、奈良県の家庭に常備されている万能薬「陀羅尼助」飲んで駄文を垂れ流し続けます。何か、えぇネタおまへんかぁ?

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2012年5月 1日 (火曜日)

我が師、デスクペン

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 先日の写真と同時、別アングルで撮られた「くま(仮名)」さん。半眼でいかにも眠たそうです。お気に入りのクッション、今のところは無事ですが、そのうちお腹の調子が悪くなったらまた汚してしまうかもしれません。

 幼い頃の彼女は、外に散歩に出たときには一切排便せず、必ず夜の間にケージの中で、というパターンでした。歳を重ねて気が大きくなったのか、タイミングさえ合えば散歩の時にということも多くなりましたが、今もなお、夜の間に済ませていることがあります。そんな翌朝は、本当にホッとしたような顔で飼い主を見て、掃除をしてやると嬉しそうにトイレスペースに収まって寝転ぶ、というのがいつものパターンです。

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 机の抽斗に無造作に放り込まれたデスクペン。私の主力萬年筆です。公立中学校の場合、生徒が学校に来る日は年間200日ぐらいですが、教師は春夏冬の長期休業中も勤務ですから年間250日ぐらい出勤というところです。このペンはもう少し多く、年間300日ほどは働いているものと思われます。

 年間350日ほど仕事をしている、という先生も少なからずおりますから、職員室にある電化製品、特にPCなんかはほとんど休みなく働き続けていることになります。そう考えると、私のデスクペンは比較的ゆったりと働いている方なのかも知れません。

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 ワンコインで買えるこのペンは実に良くできていて、数ある私の萬年筆の中でも一二を争う「マシな字」が書けます。きちんとした書類はことごとくこのペンで書いていて、このペンで書いた文字ならば書類を破り捨てたくなる衝動にかられることもありません。今もし、このペンを失ったら、それは私にとって相当な打撃です。

 年に300日しか出勤してないと聞けば、大阪市長様は怒り狂うことでしょう。幸い、私は大阪市の職員ではありませんので、健康管理のため、日々の超過勤務時間を記録して、月に80時間以上超過勤務をすると産業医によるカウンセリングを受けられることになっています。同じ職場には1日あたり6~8時間、休日出勤も入れると月に150時間以上超過勤務をしている人がごろごろいますが、産業医がどこにいるのか、カウンセリングを受けるとどういうメリットがあるのか、知っている人は誰もいません。カウンセリングを受けた人がいるという話も聞いたことがありません。

  あくまで超過勤務を記録するだけで、それを教育委員会に報告する必要はありません。もし誰かが過労死するようなことがあったときだけ記録がチェックされ、「こんなに超過してるのに放っておいたのかっ!」と現場の校長や教頭が叱られて処分を受けて一件落着です。

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 机の抽斗にはデスクペン、スーツのポケットにはキャップレスデシモ。この2本でほとんどの筆記をまかなっています。最初のうちは毎日、このデスクペンで「今日は2時間の超過勤務」なんて記録していたのですが、記録したからといって何の意味もなく、記録しなかったからといって罰せられることもないと知ってからは、清く正しく、毎日一切の超過勤務なしで過ごすことにしています。

 豪華で煌びやかな限定萬年筆。その多くはしっかりしたペンケースに収められて大切に扱われ、ごくたまにしか文字を書かないことでしょう。一方でインクカートリッヂが空になったとき以外一切のケアをされることもなく、それでもノートラブルで実用に足る文字を書き続けてくれるデスクペン。萬年筆に感情があったとして、このデスクペンは夜ごと居酒屋で安酒あおって愚痴るでしょうか。案外、文句ひとついわずに黙々と字を書き続けるのかも知れません。

 できることならばこのデスクペンのような人になりたいと思いますが、残念ながらそこから最も遠いところにいる自分。少しでも近づけるように努力することができればよいのですが、どうも私の場合、死ぬまで自分を嫌い続けるだけで終わりそうなのが情けないところです。

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