フォトアルバム

最近のトラックバック

« ヘンタイ2種・2 | メイン | ドイツ »

2017年2月 4日 (土曜日)

恵方巻考

20170203_202551

 立春大吉、暦の上ではすでに春です。昨日は冬の終わりの節分でしたので、全国の家庭では北北西を向いて黙って恵方巻きにかぶりつく、という光景が見られたことでしょう。

 1998年にセブン・イレブンが「丸かぶり寿司 恵方巻き」というのを売り出しはじめて、このあたりから徐々に全国的な流行になったものだ、などといわれています。1981年に大阪の海苔問屋の団体が、「昔から」やっていたものとしてキャンペーンをはじめたともいいます。私の実家では、この頃からまるかぶりをし始めたものと記憶しています。

 ではその昔から、というのはどの辺かというと、1932年あたりだそうで、このときは正直に「花柳界で昔から・・・」なんて広告にもうたわれていたのだとか。旦那集がお座敷に呼んだ女性に巻き寿司の丸かぶりをさせて、その卑猥な光景を見ながらニヤニヤしつつお酒を呑む、というお遊びだったようです。

20170203_194617

 そして今年は、巨人イオンがこんなものを売り出しました。TVで広告見て食べてみたいと思うけれど、私たちが帰宅する頃には売り切れている、という職場のお姉様方の悲痛な叫びを真に受けて、それではホームセンターへ修理営繕の材料を買いに行くついでに買って参りましょう、と安請け合いしたのが運の尽きで、結局、20本も注文を受けてしまいました。

 ホームセンターに隣接するイオン系のお店では、お昼過ぎというのにすでに売り切れ。まぁ、夕方を狙って再生産するという段取りだったのでしょうけれど、不確実なものを待ってはいられないので、別の店舗へ。そこでも、売り場に山のように巻き寿司が積み上げられている中、件の巻き寿司だけは専用の冷蔵ケース内にちょろっと残っているだけでした。

20170203_202946

 売り場の責任者らしきおっちゃんに聞きますと、作って出す尻から売れていくのです、というお話。ならば私に20本作ってと言うと、おっちゃんは一瞬コケながらも「10分待ってくださいね」と快諾してくださいました。

 写真は2種類の巻き寿司を切ったもの。薄焼きが入っているのは自宅の近くにある寿司屋から配達してもらったもので、そうでないのが銀座のお寿司屋さん監修というヤツです。数の子なんかも入っていて、食感も愉しいですし、代理購入させてもらったお姉さん方は皆さんおいしかったとおっしゃってましたが、我が家では地元の寿司屋さんの圧勝。こういうものは慣れとか馴染みとかいうのもあるので、有名なお寿司屋さん監修だからおいしいと左脳で食べるものでもないのでしょう。

20170203_194647_2

 節分の丸かぶりを1日ずらして記事にしたのは、もう、こういうのやめませんかという提案でもあります。来年の今頃、まだ拙Blogが続いていたならば、多分同じようなことを書くでしょう。クリスマスケーキなんかでもそうですが、コンビニエンスストアなどでは従業員やアルバイトの人にノルマが課せられることも常態化しているようですし、廃棄される量も半端ではないものと思われます。

 節分の夜、丸かぶりのお寿司を用意し、鰯を焼いて夕食の準備を整えている人というと、日本ではまだまだ圧倒的に女性が多いと思われますが、女性の皆さん、これ、元ネタは脂ぎったオッサンのセクハラまがいのお遊びなんですよ。いいんですか?

 でも、もし他の人が正義感満点で「やめましょう!」とか記事書いてるのを見たら、「意地でも毎年丸かぶりしたんねん!」と言いそうな、そんな天邪鬼な私の戯れ言に過ぎませんので、笑ってすませてください。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/370774/34035022

恵方巻考を参照しているブログ:

コメント

日本的ハロウィンにしろクリスマスにしろバレンタインデーにしろ恵方巻きにしろ、ま、太平な世の中でんなぁ・・・ということでっしゃろな。
点数性にして競争させてノルマを上げるのもどの会社も横並びにやっていることで、無駄の極致といえばそうなんですが、そんなところにしか評価点を見いだせないでもやっていけるのが平和の賜物なんで。

 くーべ さん

 なるほど。今日は生きている、そして多分明日も生きてるし、当分は生きている、それが当たり前の世の中ですものね。デモそういう平和な世の中であるおかげで、私みたいに無芸大食な人間でも生存を許されているわけですから、それを否定するということは自分の生存を否定することになりますね。恐怖や苦しみ無しに消えられるものなら、消えてしまいたいのも事実ですけれど。

コメントを投稿